1961-04-14 第38回国会 衆議院 文教委員会 第16号
○乗富参考人 第一番目の企業内におきます技能者の教育の課程と高等学校の課程と二曲線を持たせる、あるいは省略をする、この問題につきましては、最初に出ましたのは、三十二年第二十八国会でありますが、このときの事情と現在の事情とは、先ほど申し上げましたように、変わっております。実はその三十二年にこれが決定されたときの事情というのは、それ以前の事情からきております。それ以前の事情と申しますのは、これは御存じと
○乗富参考人 第一番目の企業内におきます技能者の教育の課程と高等学校の課程と二曲線を持たせる、あるいは省略をする、この問題につきましては、最初に出ましたのは、三十二年第二十八国会でありますが、このときの事情と現在の事情とは、先ほど申し上げましたように、変わっております。実はその三十二年にこれが決定されたときの事情というのは、それ以前の事情からきております。それ以前の事情と申しますのは、これは御存じと
○乗富参考人 御質問に対しましてお答え申し上げます。 指導員と教員との資格の問題、免許の問題は、この改正案の内容に直結はしておりません。ただしかし先ほど桐原参考人が指摘されましたように、産学協同という言葉がここに使われておる。そこの一番大きな面として、これは教科目を共通するというようなこと以上に、もう少し大きな結びつきがなければならないが、その大きな問題の一つとして、教職員、指導員の問題があるわけでございまして
○乗富参考人 私、乗富でございます。私は産業関係者であり、また職業訓練の関係者でもございます。そういう立場から、この学校教育法等の一部改正案の中で、職業訓練と定時制高等学校との教科目の関係、調整の問題につきまして、意見を述べたいと思っております。 最初に、結論的に、この案に対する考え方を申しますと、この定時制高等学校の教科目と職業訓練の教科目の間の単位の調整ということにつきまして、これからの教育訓練
○乗富参考人 先ほど私がその問題を申し上げたわけでありますが、非常に簡単に申しますと、今の技能者養成は、労働保護と徒弟の排除というのが目的でありまして、その目的が達せられるならば、別に技能が上ろうが上るまいが行政的にはよろしいわけであります。従って今のような体制にはちょっと目的が違うものですから合致しないということ、それからもう一つは、今の技能の養成ということは、オートメーションとか原子力問題とかを
○乗富参考人 乗富でございます。 今問題になっております技能者養成は現在どうなっているかと申しますと、労働基準法に基きまして、技能者養成規程というのがございます、それによって技能者が一部養成されておるのであります。従っていろいろ今までのお話がございましたが、技能者養成がなされておらないのではないのであります。しかしその仕方にいろいろ問題があるわけでございます。それはあらゆる工業あるいは企業におきまして