○久米政府委員 協議会といたしましては、従来タバコ民営に関する賛否の両論は、ほぼ相半ばしているように記憶いたしております。去る一月二十九日の協議会におきましても、現在の段階において民営をすみやかに行うべしというふうな結論は、決して多数を制してはおらなかつたというふうに了解いたしております。
○久米政府委員 午前中の川崎委員の御質問に対してお答えいたします。臨時專売制度協議会は、昭和二十四年七月十二日の閣議了解に基きまして、大蔵省の中に大蔵大臣の諮問機関として設置せられたものであります。專売事業の運営の方式等について、調査、審議させるということが協議会の目的でありまして、主としてタバコ民営の可否というふうな問題について諮問されておるのであります。 〔西村(久)委員長代理退席、委員
○政府委員(久米武文君) 今お尋ねの点をお答えいたします。水産物の塩蔵用塩のうち、特に「くじら」、「いわし」、「にしん」、「いか」、「たら」、「ます」、「さけ」、「さば」、結局「くじら」ほか「いか」を含めまして七種類の魚と申していいかどうか分りませんけれども、七種の水産物の塩蔵用の塩につきましては、これらの水産物が国民の食糧の源として生活必需品である。特にこれらの塩蔵用の塩について特別価格を設定して
○久米政府委員 民営の可否は、協議会において検討いたすことになつております。小委員会はこの協議会が検討いたします場合の資料を準備するという趣旨のものでございます。お手元に資料としまして「民営説及び国営説の論拠(臨時專売制度協議会小委員会報告による。)」というものを配付してございます。これは協議会が、民営説の可否を検討するための資料を用意いたしたものでございまして、その小委員会におきまして民営説、国営説双方
○久米政府委員 お答えいたします。大蔵大臣及び大蔵次官は、ただいま両院の大蔵委員会に出席して、法案の質疑の答弁に当つておると了承いたしております。大臣もこの席へ出たいという希望は十分持つておるのでございますが、あちらの委員会の関係で出られなくて非常に残念だ、先ほど大臣ともお目にかかりまして、いろいろこの席の答弁についてお打合せをいたしたのでありますが、こういうことでございますから、この点は御了承願いたいと
○久米政府委員 臨時專売制度協議会の設置以来、今日までにおけるまでの経過の概要について御説明申し上げます。 昨年の七月十二日の閣議了解に基きまして、臨時專売制度協議会が設置せられたのであります。皆さん御承知のところではございますが、閣議了解の内容は、大蔵大臣の諮問に応じ、專売事業の運営方式等について調査審議させるため、大蔵省に臨時專売制度協議会を設置するということに相なつております。協議会の構成については
○政府委員(久米武文君) それでは申上げます。従来塩田等の災害につきましては、予算補助で実行をいたして参つたのでございます。例えて申しますれば、昭和十六年の八月の暴風、同年十月の高潮、昭和十七年八月の津浪、昭和二十年九月の風水害、昭和二十一年十二月の南海震災、これらにつきまして、いずれも予算補助によつて災害復旧事業の円滑な実施と、専売事業の健全なる運営を図つて参つたのであります。今回この種の補助金は
○政府委員(久米武文君) 只今日本専売公社の塩脳局長から御答弁申上げたのでありまするが、大蔵省といたしまして、補正予算を組みます際に、どういうふうに被害の規模を認定いたしておりますかということにつきまして、昨日衆議院のほうの大蔵委員会で御説用いたしましたが、こちらにも同じ数字で以て御説明を申上げます。ジエーン、キジア両台風による被害の規模につきましては、塩田につきましては、全国約五千ヘクタールの塩田
○政府委員(久米武文君) 後程専売公社の塩脳局長も見えますので、その際に懇談に入りたいと思いますけれども、その前に一応政府としての補足的な説明を懇談会の前に御説明申上げたいと思います。
○久米政府委員 ただいまの御意見、まことにごもつともな点があると思うのでございます。災害を未然に防止いたしますためには、たとえば堤防の構造等につきましても、十分な構造にもつて行かなければならないということは、まことにごもつともだと考える次第でございます。ただし補助金の政策といたしましては、補助金の算定の基礎といたしまする事業費、要するに金額を算定するときの基礎としては、原形復旧に必要な経費というものを
○久米政府委員 この法案にあります災害復旧は、原形に復旧するというのを根本の観念といたしております。原形に復旧することが著しく不適当または困難な場合におきましては、それにかわるべき復旧工事をいたすことに相なつております。本補助金の交付を受くべきものは、大部分の場合は業者の組合でございます。この組合は、実際の手続といたしましては、日本專売公社の各地方局長に、事業計画書を添えまして補助金の交付申請書を出
○久米政府委員 現在わが国におきます塩田の総面積は、約五千ヘクタールであります。塩田堤防の総延長は約八百七十キロであります。今回のジエーン台風及びキジア台風の関係で被害をこうむりました塩田の方をまず申しますと、塩田は全国総面積の八四%が被害を受けております。堤防の方は総延長の約一五%が被害を受けております。
○久米政府委員 塩田等の災害復旧につきましては、従来予算補助の形で実施して参つたのでございます。顧みまするに、たとえば昭和十六年八月の暴風、同年十月の高潮、昭和十七年八月の津波、昭和二十年九月の風水害、昭和二十一年十二月の南海震災等につきまして、それぞれ予算補助の措置を講じて参つたのであります。しかしながらこの種の補助は法律によることが好ましい次第でありますので、今回塩田等災害復旧事業費補助法案の御審議
○久米説明員 お答えいたします。ただいまそこに新聞を御引用になつて値下げの問題、あるいは工業塩の値上げの問題にお触れになりましたので、一応の予定を申し上げます。まずソーダ工業の方をあとにいたしますが、内地塩の白塩、現行価格一万七千九百五十円は、これを三千九百五十円値下げいたしまして一万四千円といたす予定であります。これは御指摘になりました国民の一般が食べる、直接になめる塩でございますが、これが一万七千九百五十円
○久米説明員 ソーダ工業塩の特別価格につきましては、御承知の通り塩專売法第二十九條の規定がございます。御承知の通りでありますが、念のため申し上げますれば、公社は、苛性ソーダ、ソーダ灰その他政令で指定する化学製品の製造の用に供する者に塩を売り渡す場合においては、一般の規定にかかわらず、大蔵大臣の認可を受けて低い特別価格で売り渡すことができるということになつております。これは御承知の通り、国際的なマーケット
○久米説明員 ただいまの御質問は輸入の数量をお尋ねでございましようか、あるいは売渡しの予定数量をお尋ねでございましようか。
○久米説明員 お答えいたします。ただいま御指摘になりました通り、本省といたしましては、従来もそうでありますが、今後もその監督の面にはなお一層力を注ぎまして、御意見に沿いたいと考えております。
○久米説明員 ただいまの御質疑に対してお答えいたします。今のお話は預金部資金の運用に関する問題だと思いますが、新しく財務局となりましたあかつきにおきましても、現在と同様預金部資金は必要な方面にできるだけ広く運用したいという気持を持つておることは、従来と何らかわりはないと思います。ただ運用につきましてはいろいろ関係方面の指示等もございますので、ある程度の制約はございます。意図におきましては必要な面にはできるだけ