1954-11-24 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第80号
○久保田(鶴)委員 時間がないそうですから簡単に安武さんにお伺いしたいのです。これは政府の方でないのだから私参考に伺うわけですが、御承知の通り国会が解散されるかもしれない。あるいは来年の四月を見越して、知事なり市長、その他の地方選挙がある。そういうことによりまして十二月を控えての小企業といいましようか、これはこの際非常に困つておる。そこで一番便宜をはかつてもらえるということから、たよつておるのは相互銀行
○久保田(鶴)委員 時間がないそうですから簡単に安武さんにお伺いしたいのです。これは政府の方でないのだから私参考に伺うわけですが、御承知の通り国会が解散されるかもしれない。あるいは来年の四月を見越して、知事なり市長、その他の地方選挙がある。そういうことによりまして十二月を控えての小企業といいましようか、これはこの際非常に困つておる。そこで一番便宜をはかつてもらえるということから、たよつておるのは相互銀行
○久保田(鶴)委員 大正飛行場返還に関する件につきまして、国有財産に関する小委員会における調査の経過並びに結果について簡単に御報告申し上げます。 本問題につきましては、去る十月三日委員が現地を調査いたし、その報告に基きまして、小委員会において具体的解決策を協議することとなつたものであります。小委員会といたしましては、本問題について三回にわたり小委員会を開会し、大蔵省管財局、運輸省航空局、防衛庁経理局
○久保田(鶴)委員 銀行局長が先ほど話されました金融面につきましては、特需の手形の期間が原則として四箇月、私もそう思つておりますが、ところがこれを六箇月に延ばして輸出の前貸しの手形並としての扱いを今後されるのですか、その点どうですか。
○久保田(鶴)委員 税の面については、日本で米軍に納める兵器やその他の修理、また酒関係の輸入物資は、日本国内で消費される、従つて税関を通して輸出されるのではない。そのためにドル払いの場合の輸出に準じて業者の所得の一部を非課税扱いとされるのか。また米軍への酒その他の納入物資に、物品税を免除されるというようなこと等も私たち聞くのです。それですから、法律の一部を改正されるのか、あるいは政令でこれを実施されるのかというような
○久保田(鶴)委員 銀行局あるいは主税局に関係した方面について二、三お尋ねしてみたいと思います。 最近減少傾向にある特需業者に対する通産省から申入れのありました優遇措置を省議で検討されました結果、税や金融面で優遇措置をとることに基本方針を決定されたということですが、この問題について銀行局長あるいは主税関係について説明願いたいと思います。
○久保田(鶴)委員 動議を提出いたします。すなわち大正飛行場返還に関しましては、先日の当委員会におきまして政府当局より意見を聴取いたしたのでありますが、当委員会といたしましては、さらに詳細な調査を行い、本問題のすみやかなる解決をはかる必要があると認めましたので、現地に委員を派遣し、実地調査をせられるよう委員長におきましてとりはからわれんことを望みます。 なお委員派遣承認申請等の手続につきましては、
○久保田(鶴)委員 それから今自衛隊の人たちが入つておられますが、聞くところによりますと、アメリカ軍で使つておられました当時から、その後これが解除になりましても、自衛隊が入つておられる。これはアメリカさんから自衛隊がなんぼかの坪数を使つてよいというようなことで、その口頭の約束の結果あそこに入つておられるのか、あるいはそうでなくて――局長の話を伺いますれば、いろいろ申請はされておりますけれども、それは
○久保田(鶴)委員 今管財局長が話されました中で、特に最近八尾の市長さんを初めとして、陳情に見えたという言葉がございました。それは私の申しておりますように、農民にこの土地を返してもらいたい、返してやる約束だつたのだからということで、農民はやいやい言つておるのでありますけれども、八尾市長さんは農民の立場からでございますか、あるいは八尾市の民間飛行場としたい、そのために八尾市に払い下げてもらいたいというような
○久保田(鶴)委員 管財局長にお伺いしたいのでありますが、局長も御存じと思いますが、大阪の大正飛行場の問題についてお伺いいたします。これはもう戦争も済みまして、アメリカさんの方も解除されました工地であります。そういたしまして、九月五日でございましたか、農民が三千名ほど集まりまして決議をいたしました。昨日その決議文を持つて局長さんのもとにお願いに参つております。大体見ていただいておると思いますけれども
○久保田(鶴)委員 これは大体四年、五年等の滞納に対しましては、五年を経過すれば、税法に基きまして、これは時効になつてしまうというようなことから、これを生かさなければならないというので、税務署の方では納税者に通知を出して、それをまた生かすための手段である、こう言つております。先ほど申し上げましたように、金融の行詰まり等によつて納税者は困つておるのですから、こういう古いやつは一応これは時効にしてしまつて
○久保田(鶴)委員 それから国税徴収法に基きましての二十四年、五年、六年なんかの税金でありますが、これを徴収猶予と申しますようなことをされておりました。四年、五年から比較いたしまして本年は非常に金詰まりで、御承知の通り納税者は困つておるわけであります。その当時ですらこれが徴収猶予されて、わずかの税金でございますが、これを各税務署では国税徴収法に基いて、ずつと調査というよりも葉書を一々出しまして呼びつけて
○久保田(鶴)委員 国税関係についてでありますが、その前に銀行局長にお伺いしたいのですけれども、時間の関係から、これはまた次回にまわしまして、きようは、この間の委員会で長官は、税務署の行き過ぎ等に対しまして、その点一応係員を派遣させて、十分調べさして行きたい、こういうことでありましたが、いかがであつたかということを伺いたいと思います。
○久保田(鶴)委員 長官のお話はわかりましたが、これは納税者の方では、協議団の方でこの話を結論を出してもらうならいつでも払いたいと言つている。払う意思がないというのではない。払いたいと言つているにもかかわらず、これを引上げてしまつたということは非常に行き過ぎではないか。だからおつしやつたように、払うか払わぬか、納税の意思があるかないかということでなくいはつきり払うと言つている。それなのに――これは豊能
○久保田(鶴)委員 長官に伺いたいのですが、協議団の問題で有田君なり井上君からもいろいろお話がありましたが、差押えというものはどこでもやられております。その差押えはおろか、三十五万Kほどの問題で今協議団にまわつております。その協議団にまわつておりますのに対して差押えされ、それが協議団の方で結論が出ていない。にもかかわらずその差押えされた物件を大阪の豊能税務署の方では税務署の方に引上げてしまつたといたしますと
○久保田(鶴)委員 それからもう一つ、組合もいろいろございますが、全財組合等におきましては非常に無理な仕事をしているわけです。一税務署におきまして一人の調査員が四百五、六十くらい受持つているところがある。そういうようなことからいたしまして、共済会等における病人といいますか、非常に多い。それで赤字が非常に大きいことは、あなたも御承知と思う。この赤字の問題で非常に問題になつておりましたが、これの結論が大体出
○久保田(鶴)委員 組合の方で株を持つとか、お話のありましたようなことはございませんが、組合費の中で行動費と申しましようか、組合の方でいろいろ物を買つたり、あるいは印刷物その他いろいろのものがございます。また組合員があつちこつち参ります場合に、自動車に乗ることもあり、電車や汽車に乗ることもある。そういうものは税はとらない、こういうふうに解釈してよろしゆうございますか。
○久保田(鶴)委員 今国会も明日で終ろうかと思います。大蔵委員会もきようが最後かと思うのであります。こういうことからいたしまして、大蔵委員会として、先ほど委員長が申されましたように、四班くらいにわかれて国政調査を行うのであります。そこで私は部長に聞いておきたいのですが、労働者が給与をもらいまして、その給与から勤労所得税として天引されております。税金を引かれた残りの給料の中から組合費を払つているわけです
○久保田(鶴)委員 参議院の方から、昭和二十九年の夏季の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案が出されております。私はこの法律案を今国会中ぜひ通しておきたい。その意味において、委員長から参議院の方に御相談されまして、衆議院の大蔵委員会にこれを早くかけて通すように努力してもらいたい、かようにお願いしておきます。
○久保田(鶴)委員 御趣旨に沿うというお答えでございましたが、苫米地さんのおつしやつたような点等もあなたは十分お考えになつておられるということであるなら、この法案は通さない方がいいというようなことになりはしませんか。
○久保田(鶴)委員 一点お伺いしておきたいのですが、苫米地さんが公認会計士の法案の質問をされまして、この法案は非常に矛盾しておるじやないか、この法案の内容はなつてないじやないか、こういう質問に対しまして、政府側からは、次官のお答えは、御意思に沿うようにいたしたいと思います。こういう答弁があつた。そうすると、この法案はなつてない、非常に間違つた法案であるというふうに解釈してよろしいのですか。
○久保田(鶴)委員 私お願いいたしておきたいと思います点は、会期もあと数日に迫つて参りました。そこで接収解除ダイヤモンドの処理等に関する法律案が議員提出法案として出ておりますのと、もう一つは、接収貴金属等の処理に関する法律案、これは内閣提出として出ておりますが、この二つの法案を審議するにあたりまして、なかなか困難な問題があろうと思うのであります。そのことは、貴金属等の問題につきましては、あと数日に迫
○久保田(鶴)委員 この接収貴金属等の処理に関する法律案を審議いたしますについて、次のような大蔵省に対する資料の要求をいたします。 一、駐留軍から引渡しを受けた貴金属の種類、数量等のリスト並びに大蔵省に引渡しを受けて調査により大蔵省が作成したリストの写し。 二、前項彼此対照の結果、種類、数量等に差のある場合はこれが対照表。 三、金、銀、白金及びダイヤモンドが政府管理に入つて以来の出納状況。(日銀管理
○久保田(鶴)委員 この間銀行局長に私伺いました折に、そばでがやがややつておりまして、あなたのおつしやつたことが十分聞きとれなかつたのであります。そのときに私がお尋ねしておりました点は、金を借りるときに、税務署の方において納付証がなければ銀行では金を貸せない、国の金を借りるときに、国に税金を納めておらない人には貸さないということは、金融公庫でいつも話されるのであります。小さな商売をやろうというので金
○久保田(鶴)委員 大体公証役場において連帯保証をやつておりまするが、それ以上に手不足の折に、やはり公庫から職員が公証役場に、一つの問題にしても出て行かなければならない。たくさんな人がこまかい金を借りるのに、職員が一々公証役場に出て行つてこの仕事をしなくちやならぬというようなことは、相当これはここにも手がかかるわけなんです。これはどうしてもやらなければならぬものなんですか。私はこの手不足の折りに、こういうようなものはなくしたほうがいいのじやないかと
○久保田(鶴)委員 ちよつと関連しまして。今度の恩給担保の件につきまして、これを公庫の方で取扱うということになりますと、それでなくても公庫 の方では職員の手が足りないで困つております。その困つておりますところへなお今度これを取扱わせる、これはけつこうでございますけれども、手不足のために十分私は間に合わぬことになるのではないか、こう思う。そこでもう一つ私これに関連してお伺いしたいと思いますことは、大体公庫
○久保田(鶴)委員 理事会を開かれるにつきまして、私この修正案を出されました方々に対して一つ伺つておきたいことがあります。それは脱税をあるものと見てこの修正案をお組みになつたのかどうか、簡単に御答弁をお願いします。
○久保田(鶴)委員 それはあなたのおつしやるように、政府の方の見方。また計算の方針といいますか、あなたの方の計算の仕方は仕方が違う、こうおつしやる。その計算の見方、仕方の違うような、あなたが自由党であつて、自由党が内閣をとつていて、そこで大蔵省との関係において完全な打合せをせずしてこの修正案を出したというようなことはけしからぬ。そんなわけのわからぬ修正案をわれわれが承認するわけにはいかない、その点ははつきり
○久保田(鶴)委員 今山本さんは、経済白書の天文学的な数字を出していろいろ話されましたが、小川君の聞いておりますのは、政府の方の出しておる、また話しておりますのと、あなたの話しておられることとの間に大きな相違がある。あなたは増収になると言う、政府は減収になると言う、その結論をあなたにはつきり聞かしてくれというのがその趣旨なのであります。長長しい説教よりも、その点を率直にあなたに答えてやつてもらいたい
○久保田(鶴)委員 田渕さんの時間でございますが、ちよつと関連して、時間の関係上簡単に伺いたいと思います。 山崎さんに伺うのですが、二十八年の春ごろでございますか、保全経済会会理事長として伊藤斗福なる者が書い本を一応出版したい、そのためにその出版いたしますについての祝賀の会というものを催したい——これは帝国ホテルでございますかそのときにあなたが出席されたこういうことになつておりますが相違ございませんか
○久保田(鶴)委員 今問題になつております外国為替銀行法の改正とMSA援助の問題との関連と申しましようか、そういう点はいかがでございましようか。この問題はどうもややこしいように思うのですが、銀行局長のお考押えを聞いておきたいと思います。
○久保田(鶴)委員 そうすると今国会にまだ出すか出さないかはつきりわからない。都合によれば出すかもしれない、こう解釈していいですか。
○久保田(鶴)委員 簡単に銀行局長にお伺いいたしますが、今度外国為替銀行法案というのが出ておりますが、これに関連して、金融三法の改正法案を今国会に提出されるようなことはこざいませんか、その点を承りたい。
○久保田(鶴)委員 長官のおつしやいましたことは一応わかりますが、どうしてもここには無理がある。そこでこの間、委員会で決議いたしましたことに対しまして、すなわち人員整理等の問題が今問題になつておりますが、ただいま申しましたような、無理のあるのに人員整理をするという問題は、長官はどういうふうにお考えになりますか。
○久保田(鶴)委員 今平田長官からのお話がございますけれども、実際各税務署において、徴税方法とか、あるいは決定なさいます場合においても、一人の税務署員で大体四百五、六十、多いところでは五百くらい受持つております。そのくらい多くを受持つておりますので、実際は、まじめに調査いたしまして決定をするのがまあ二割、あと八割までは認定できめるのだ、こういうふうに言つております。そういう点、長官は長官室にすわつておられて
○久保田(鶴)委員 簡単に御質問いたします。いろいろきよう伺いましたことは参考になつたことはあります。あわせて私お願いがある。あなた方は零細な金融機関である、こう思つております。そこで各金庫の金を借ります場合に、株を持たされる。何ぼ金を貸してやるから株を何口持て、こういうことでございます。借りた金を会社から持たされた株券と交換されてしまつて、天引きされてしまう。こういうようなことが信用金庫等で行われている
○久保田(鶴)委員 きようは安原さんに全国銀行協会連合会業務部長として出席願つているのですが、これは銀行も非常にいろいろあると思うので、あまりにも漠としていると思うのです。そこで先ほど預金の増加をはかつてもらいたいという話でございましたが、私たち考えまするに、今預金をする人らと申せば——これはもう預金をする余地がない、その日の生活に困つておるような人たちが多いと思うのです。そこで、預金の増加をはかる
○久保田(鶴)委員 それでは、この中村という人が伊藤理事長と知り合いになつた、その紹介等をだれがしたかというようなことをあなた聞かれたことはありませんか。
○久保田(鶴)委員 今銀行局長から答弁していただきましたが、あなたの答弁を聞いておりますと、これが実情を知らない雲の上の考え方だと言うのです。実際において何年間商売をやつていた、そこで税金を納めていないというなら、今理事の方の答弁のようなこともありましよう。だがまだ税金を納めない、今年途中から商売して事業をやつて、その税金を納める時期が来ていないときに、困つておつて、その金を貸してくれと言うて来たときに
○久保田(鶴)委員 関連して銀行局長に伺います。今井上君から話がありましたが、大きな事業をなす人は、税金もうまく脱税いたしまして、そうして資本なしに商売をしておる、すでにそのことが今造船疑獄として現われて来ておる。そうして今の資金の問題ですが、銀行局長に考えてもらいたいことは、多くの国民、また零細な業者からはどうしても税金をとり、金融金庫で金を貸す場合は、あなた税金をどれだけ納めておりますか、政府の