1983-05-12 第98回国会 参議院 文教委員会 第8号
○参考人(久保亮五君) ただいまのロイアルソサエティーでございますか、そこでのどういうことであったか私詳しくは存じ上げませんが、いま御発言のようなことであったといたしますと、一つには、これは繰り返し申し上げているわけでございますが、やはり外国のシステムというようなものはなかなか理解できないことでございます。私どもにいたしましても諸外国でどうなっているかというようなことはそれほど知っているわけではございません
○参考人(久保亮五君) ただいまのロイアルソサエティーでございますか、そこでのどういうことであったか私詳しくは存じ上げませんが、いま御発言のようなことであったといたしますと、一つには、これは繰り返し申し上げているわけでございますが、やはり外国のシステムというようなものはなかなか理解できないことでございます。私どもにいたしましても諸外国でどうなっているかというようなことはそれほど知っているわけではございません
○参考人(久保亮五君) 多少お答えしにくい御質問でございますが、学術会議は、これまでたびたび御説明もいたしましたが、できる限りの努力はしてきたと思います。ただ、それがいろいろな条件から思うに任せないという点は多々ございました。御承知と思いますけれども、学術会議の会員はそれぞれの本務を持っておられるような方でございまして、このために、必要な熱意は持っておられますけれども、専心することはできませんし、また
○参考人(久保亮五君) 御質問の御趣旨必ずしもはっきり理解しなかったかと思いますが、学術会議のいままでの活動に学術会議の趣旨に合わないようなことがあったのではないかという御質問でございましょうか。
○参考人(久保亮五君) そういう個所がございます。その政令の内容とその規則の振り合い等につきましてまだ細部を煮詰めるというような段階に至っておりませんのでございますが、できれば規則にゆだねて自由度を残していただきたいと思うところは何カ所かございます。
○参考人(久保亮五君) 私といたしましては、法律的なところに詳しいわけではございませんので、何を最後的に政令にゆだねなきゃならないかというようなところの判断は必ずしも申し上げかねるわけでございますが、できる限りの法的に許される限度においては私どもの主張は入れられるものと信じております。
○参考人(久保亮五君) 政令と規則の関係等につきましては、これまでの会議、政府折衝の段階でいろいろ申し上げ、総理府の側でお考えのところも伺った次第でございます。先ほど審議官の御説明のようなことでございますが、これについては、今後法律実施の以前に、十分学術会議の意のあるところを申し上げて主張すべきところは主張していきたいと存じております。
○参考人(久保亮五君) ここに、お手元には差し上げてございませんが、改革委員会報告というのがございます。これは二月の総会の時点で提出されたものでございますが、総務長官試案をいただきましたのは十一月の末でございました。それで、この検討をしてほしいということでございましたので、検討をする一方、問題をいろいろ掘り下げていったわけでございますが、改革委員会のその一つの報告として出ておりますものでは、こういう
○参考人(久保亮五君) ただいまのお話は、いまから十何年前の昭和四十四年ごろからのお話だと思いますが、問題の本質はいまとほとんど変わりません。 日本学術会議に対する科学者の関心が衰えてきているとか、それから、対政府の関係におきましてもとかく順調を欠くとか、元来政府と十分連絡して、協力して日本のために仕事をしなければならないわけでございますが、そういうところにいろいろ支障があるとか、それから学術会議自体
○参考人(久保亮五君) それでは、日本学術会議会長として意見を申し上げます。 まず、日本学術会議とはどんなものかということにつきまして、ごく簡単に申し上げます。 日本学術会議は、日本学術会議法によってできたものでございまして、そこに述べられておりますように、日本の科学者を内外に代表する機関でございます。そして日本の学術の向上発達を図り、学術を行政、産業、国民生活に反映浸透させる、こういう目的を持