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238件の議事録が該当しました。

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1955-06-21 第22回国会 参議院 社会労働委員会 第18号

政府委員久下勝次君) それでは御指名によりまして私からこの資料につきましての概略の御説明を申し上げることにいたします。なお一括して差し上げましたもののほかに、別に高野委員からの御要求がございまして、結核医療費が全医療費中に占める資料、これは政府管掌健康保険だけでございますが、これも一枚別に差し上げております。これは先刻追加してお配りしてあるはずでございますが、念のために申し上げておきます。  

久下勝次

1955-06-20 第22回国会 参議院 社会労働委員会 第17号

政府委員久下勝次君) 実は具体的の問題のありました際に、公務執行妨害罪が成立するかどうかというところまで突き進んでその場合々々に検討をしたわけではありませんけれども、先ほど来申し上げておりますように、監査をいたします場合、多くのやり方は、一定の場所に保険医においで願いまして、そこで診療録を調べ、必要な質問をするというような形で従来監査執行しておるのでございます。その際に大衆が押しかけて参りまして

久下勝次

1955-06-20 第22回国会 参議院 社会労働委員会 第17号

政府員員久下勝次君) 保険医監査をいたします場合に、従来時折、大衆が集まりまして監査執行を妨害された事例がたびたびございますが、私から申し上げるまでもなく、公務執行妨害の罪は、ただいま御指摘のように刑法第九十五条に規定がございまするように、公務員の職務を執行するに当りましてこれに対して「暴行又ハ脅迫」を加えるという積極的な作為が必要でございます。従来たびたび大衆が集まりまして、実質的には監査

久下勝次

1955-06-16 第22回国会 参議院 社会労働委員会 第16号

政府委員久下勝次君) 石川県の場合には今申し上げたような事情でございまして、当方の係官のやり方も不十分な点がありましたので、監査のやり直しをいたしました。ただいま御指摘になりましたさような問題は、一昨年の暮に大阪で発生いたしまして、何度戒告をいたしましても監査に応じなかったのであります。そこでその取扱いにつきましては、法制局並びに法務省とも十分法律専門家と打ち合せをいたしました結果、正当な手続

久下勝次

1955-06-16 第22回国会 参議院 社会労働委員会 第16号

政府委員久下勝次君) 石川県においてこの保険医監査をしようといたしました際に、監査場として選ばれました医師会館に多数の被保険者と称する人々が押し寄せまして、そうして監査を妨害いたしましたことは事実でございます。もともと保険医監査と申しましても、この根拠規定は、健康保険法第九条の二に基きまして、診療録検査をいたすことができるという規定があるのであります。これが法律上の唯一の根拠規定でございます

久下勝次

1955-06-04 第22回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

久下政府委員 まず第一に厚生保険特別会計のうちの健康勘定の経理の仕方を申し上げます。一応予算を立てまして、その予算に基きまして収入を上げ、支出をして参るわけでありますが、昨年度、昭和二十九年度のように赤字が生じました場合には、予算上はそれだけの赤分につきましては支払いをいたさない。そうして翌年度に支払いを繰り越しまして、決算としては赤字のない決算をするというようなやり方をしているわけでございます。

久下勝次

1955-06-04 第22回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

久下政府委員 まず厚生年金保険の現況について申し上げてみたいと思いますが、最近の数字がここに出ておりまするので、これによって申し上げたいと思います。老齢年金は御承知通り一部支給されておりまして、三月末現在で支給しております件数は千三百十三人であります。支給一件当りの金額は四万一千五百四十一円になっております。遺族年金につきましては今年三月末現在の支給件数は八万四千九百五十九人でありまして、一件当

久下勝次

1955-06-04 第22回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

久下政府委員 まず、国民健康保険事務費国庫負担事務費補助の積算の基礎を最初に申し上げたいと思います。国民健康保険事務費補助につきましては、例年被保険者一人当り単価換算をいたしまして補助をいたしておるのでございます。そこで一人当り単価が変りますことと、被保険者の総員によりまして、総額に開きが出てくるわけでございます。まず単価について申し上げますと、昭和二十九年度までは被保険者一人当り換算

久下勝次

1955-06-03 第22回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

久下政府委員 監査の問題につきまして私からお答え申し上げます。実は御参考にちょっと数字を申し上げてみたいと思いますが、最近の保険医監査の結果の数字が出ております。昭和二十七年度におきましては千四百九十七名の監査をしております。昭和二十八年度におきましては四百八十七人、昭和二十九年度におきましては九百二十六人の保険医に対しまして監査が行われておるのでございます。監査に対する私どもの根本的な考え方

久下勝次

1955-06-03 第22回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

久下政府委員 まだ結論になっておりませんので、こういう機会に申し上げるのはいかがかと思いますけれども、たまたま御指摘のありました点に触れないで大へん恐縮いたしておりますが、医師免許をとりましてから、一定年限経ちましたものだけを保険医にするというところまでは考えておらない次第でございます。現在御案内だと思いますけれども医師免許をとりました人で、保険医になることを希望いたしますものにつきましては、

久下勝次

1955-06-03 第22回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

久下政府委員 私から現在まで検討しております事情を申し上げて、お答えにかえたいと思います。  現行の保険医制度につきましては、いろいろな御批判もございます。私ども自身もその欠陥のあることを認めておるのでございます。昨年でございましたか、参議院厚生委員会におきましても、保険医制度について再検討すべしという決議が行われまして、その旨を私ども伺っておるような次第でございますが、ただ保険医制度改正ということになりますと

久下勝次

1955-06-02 第22回国会 参議院 社会労働委員会 第11号

政府委員久下勝次君) 政府管掌健康保険医療費支払いは、十二月までは昨年初めからずっと、前年度に比較いたしまして増加を示しておったのでございます。一月以来、各種行政措置の総合的な結果としてだろうと思いまするが、一月に約一億五千万円ほど、私ども予想しておりましたよりも支払い額が減ったのでございます。それから二月には一億二千万円ほど減っております。ところが三月になりますると、実は予想よりも若干上回

久下勝次

1955-06-02 第22回国会 参議院 社会労働委員会 第11号

政府委員久下勝次君) 大臣が申し上げましたのを若干補足して申し上げたいと思います。保険医監査につきましては、あわせて指導を行うことにいたしまして、昨年の暮に全国通牒を出しまして、強く実施をいたしておるところでございます。そのためにとりあえず、昭和二十九年度の中から臨時職員といたしまして、医療関係技官を各県一名ずつ採用するような予算上の措置を講じたのであります。昭和三十年度におきましては、これを

久下勝次

1955-06-01 第22回国会 参議院 決算委員会 第11号

政府委員久下勝次君) 支払基金本部任務は、各支部指導監督企画等の問題でございますが、ただ政府管掌健康保険あるいは船員保険のごとく、中央で私どものようなところで一括して扱いをしているものがございます。そうしてそれぞれの管掌別の各基金支部審査の結果まとまりましたものを、基金本部で取りまとめて、私どもの方に基金から請求があるわけでございます。その請求に基いて私どもの方としてはとりあえず基金本部

久下勝次

1955-06-01 第22回国会 参議院 決算委員会 第11号

政府委員久下勝次君) 私から概略の御説明を申し上げます。社会保険診療報酬支払基金は同じ名前支払基金法という法律によって、昭和二十三年七月十日、法律で発足をいたしているものでございまして、社会保険診療報酬支払い保険者から支払いを受けまして、これを中継ぎして医師歯科医師等保険医支払いをする、こういうことが一つの重要な任務でございます。もう一つ任務は、保険医の委託を受けまして、保険者から

久下勝次

1955-06-01 第22回国会 参議院 決算委員会 第11号

政府委員久下勝次君) 私からお答えを申し上げます。昭和二十九年度における厚生保険特別会計健康勘定の収支の見込みを申し上げます。まず収入の面でございまするが、保険料収入が三百八十六億七千九百十三万円、別に積立金収入が十八億ございます。これは前年度以前にこの勘定に剰余を生じましたので別途積み立てておきました金を繰り入れて充当をいたすものでございます。これに雑収入を二千四百八十六万一千円加えまして、

久下勝次

1955-05-17 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号

久下政府委員 お尋ねをはずれますが、私ども見ております点を簡単に申し上げます。先ほど海老塚労務部長からお答えのありましたように、健康保険組合財政困難の一番大きなものは、健康保険法五十五条による継続給付の問題でございます。これは駐留軍要員労務特殊性から参るのでありまして、被保険者資格をなくしましてから法定期間給付を受けます者が、非常に多数に上っておりまして、これは他の健康保険組合には全然見られない

久下勝次

1955-05-17 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号

久下政府委員 率直に申し上げまして、駐留軍要員健康保険組合は、過去におきましては、かなり組合経費の問題があったことは事実でございます。これらの点につきましては、現在の理事者になりましてから、こちらとも協力をいたしまして、私どもとしては、いろいろな面において経費の節減なりあるいは運営の合理化というようなことについて具体的に指示をし、着々成果を上げてきておると考えておる次第であります。具体的に申しますと

久下勝次

1955-05-17 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号

久下政府委員 まず組合財政状況を簡単に申し上げますと、昭和二十九年度の純計におきまして、収入不足は約二億三千万円、これは収入総額二十億四千万円、支出すべき額二十一億八千万円、それに法定準備金九千万円というようなものの差引計算でございます。約二十億の財政に対しまして、二億三千万円の収入不足があるのでございます。これを支払い未済額の点から見ますと、昭和二十九年の決算時におきましては、約三億四千万円の

久下勝次

1955-05-11 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号

久下政府委員 御案内通り保険者証の中には、給付記録医師にしてもらうことになっております。もちろん、これは簡単なものでいいのでありますが、それも今日ほとんど励行されておらないような実情であります。私どもといたしましては、給付の適正を期する意味におきまして、昨年の暮れに全国的に通牒を出しまして、給付記録を被保険考証に必ず記入してもらうようにというようなことも、一面において実は指導をしておるような

久下勝次

1955-05-11 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号

久下政府委員 私は別段さように理解をしておるものではございません。要するに、被保険者証が受診いたしますための要件でございます。特に都会地などにおきましては、必ずしも医者患者が顔見知りでない場合も多いわけでございまして、そのつど保険証を持って帰られまして、翌日忘れられたりいたしますと、なかなか大病院などでは取扱いに不便を来たす場合もあるわけでございます。そういうことで、要するに出発点がその医者を信頼

久下勝次

1955-05-11 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号

久下政府委員 変ったときのいきさつにつきましては、私つまびらかにいたしておりませんけれども、現在療養給付を受けますために、保険医のところに出頭いたしました場合には、保険証保険医が転帰まで預かる建前になっております。これは主として事務上の便宜と申しますか、保険医患者診療を続けて参ります上におきまして、被保険考証を預かっておくということは、結局本人は、病気になっております間は、その医者を信頼してかかっておるという

久下勝次

1955-03-29 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号

久下説明員 少し御質問にはずれるかもしれませんが、昭和二十九年度の赤字が、ただいまのところ四十一億くらいになる見込みであります。これにつきましては、先ほど大臣が申し上げましたように、結局この赤字診療担当者に対する支払いの遅延ということで現われてくるのでありまして、私どもとしてはこれを早急に解決をし、医療担当者支払いをしなければなるまいと考えておるのであります。そのために昭和二十九年度に借り入れました

久下勝次

1955-03-29 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号

久下説明員 先ほど大臣が、政府といいますか、それと同時に与党の方針を申し述べられたのでありますが、その前に、私ども事務的に検討したいろいろな対策はあるのでございますけれども、一応そういう政府方針として再検討をするために、何か特別な審議会でも設けて早急に結論を得るようにしてもらいたいというのが最終的な方針でございます。今、私といたしましては、こういうことをやるというような腹案を申し上げる段階に至っておりませんから

久下勝次

1954-12-17 第21回国会 衆議院 厚生委員会 第1号

久下説明員 政府管掌健康保険診療報酬支払い額が、本年に入りましてから急激に上昇をいたしました。保険料徴収等は大体予定通りに行つておるのでございますが、支払い額の方が予想以上にふえて参りましたために、ただいまお話のように八月診療分から若干支払いの遅れる傾向があるわけであります。八月診療分は従来の計画よりも約五日ほど遅れました。九月診療分は、私どもとしては、元受けに金が入ります限り随時分割して支払

久下勝次

1954-12-03 第20回国会 衆議院 厚生委員会 第3号

久下説明員 この昭和二十六年の法律実施が延期されるということにもし御決定に相なりますれば、私どもその一年三箇月を最も有効に利用するということを考えていかねばならぬと思つておるのであります。ただいまのお話一つの案として考えられます。また順序といたしましても私どもはそれがおおむね正しい順序ではないか、また便宜順序ではないかというふうに考えておりますが、それを何箇月と切るかというようなことにつきましては

久下勝次

1954-12-02 第20回国会 参議院 議院運営委員会 第3号

説明員久下勝次君) 私から御説明申上げます。  社会保険審査会委員簗誠君者を去る九月一日付で再任いたしましたので、社会保険審査官及び社会保険審査会法第二十二条第三項の規定によりまして、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。  お手許履歴書で御承知通り、簗君は、大学卒業後内務省に入り、長野、大阪、京都各府県の健康保険課長を経て、社会局保険部事務官となり、官制改正保険院に移管後

久下勝次

1954-11-29 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第76号

久下説明員 新医療費体系を具体的に実施に移します関係は、御案内通り私のところは最も深い関係を持つております。そういう意味合いにおきまして所見を申し述べさしていただきたいと思います。  先般御説明を申し上げましたように、私どもは新医療費体系を忠実に保険点数の中に表わすこれに努めて参つたのでありますが、同時にその作業をいたします基本的な方針の範囲内におきましては、実際の影響をできるだけ少くするように

久下勝次

1954-11-24 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第18号

説明員久下勝次君) それでは、只今大臣の基本的な方針についての説明に基きまして、私から若干敷衍をいたしまして申上げることにいたします。  お手許に、一般医療関係改正診療報酬点数表、それから第二に、改正調剤報酬計算表改正歯科診療報酬点数表、この三つのものを差上げてございます。それに付けまして「新医療費体系に基く診療報酬点数表改正について」というので、括弧して一般歯科とに分けて、具体的な

久下勝次

1954-11-24 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第18号

説明員久下勝次君) 政府管掌健康保険におきまして、昨年の十月精密な調査をしてみたのであります。それによりますると、点数のパーセントが——診療行為によつて出ております。薬治料が二〇・七八%、点数におきまして……。それから注射料が三一・七五%でございます。只今御引例の愛知県の資料は、今手許に持つておりませんが、只今私が申上げたのは、百分率の全国的な調査でございます。

久下勝次

1954-11-20 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第73号

久下説明員 保険薬剤師は、現在でもきわめて少数でありますが指定がしてございます。別段特別な基準というようなものはないのでありますが、現在私どもとしては医薬分業実施を前にいたしまして、先日全国に私の名前通牒を出しまして、よく所在の薬剤師協会とも連携の上で指導指定その他必要な準備を進めておくようにということを指示してございます。そういうことでなお薬局の整備につきましては、御案内通り薬務局の方で一般

久下勝次

1954-11-20 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第73号

久下説明員 数字的な点にわたる小数点以下の取扱いの問題でありますので、私からお答え申し上げさしていただきます。  昨日も申し上げました通り社会保険点数表におきまして小数点以下の点数をきめるということは、御承知通り非常にたくさんな請求書取扱いを毎月々々いたして参る事務上の便宜の点を考えまして、削除いたしたのであります。そのかわりに昨日も申し上げました通り、主として検査料、また処置料手術料等

久下勝次

1954-11-19 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第72号

久下説明員 アンバランス是正をするということとこれと出発点が別個だと私は申し上げたのでありまして、使いました資料まで別だとは申しておらないはずでございます。その結果検査料のほとんど大部分がすでに決定をし、諮問中のアンバランス是正と一致しておるということを申し上げたのであります。私どもアンバランス是正の案を考えまするときには医務局調査がほとんどまとまりかけておりましたので、これを参考にいたしたのでございます

久下勝次

1954-11-19 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第72号

久下説明員 お答え申し上げます。アンバランス是正につきましては、第一着手として一つの案ができ上りましたので、目下中央社会保険医療協議会諮問中でございます。九月二十五日に付議いたしまして、その後この問題についての審議が進行をしておりません実情でございます。今回の今御説明を申し上げました点数表改正は、基本的にはアンバランス是正という考え方出発点を異にしておりますので、先ほど来申し上げておりますように

久下勝次

1954-11-19 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第72号

久下説明員 私から新医療費体系に基きます社会保険診療報酬点数表の大綱を御説明申し上げたいと思います。その前に実は大臣から一般的なことを申し上げるつもりで資料準備をして参つておりますが、閣議でおいでがございませんので、内容に入ります前に、大臣の申し上げる予定準備をいたしましたものの原稿を朗読いたしまして、それから細部に入りたいと存じます。  医薬分業実施に伴う新医療費体系につきましては過日その

久下勝次

1954-11-12 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第15号

説明員久下勝次君) 保険給付費用は当然保険者が持つことになつております。それで被保険者なり或いは被扶養者負担をさせます場合には特別に規定が要ることになつております。只今保険者につきましては、初診料相当……厚生大臣の定める初診料相当額を被保険者負担しろということになつているのであります。その意味で六点に上りますると、法律がそういう抽象的な規定なつております関係上、被保険者負担なつてしまいますから

久下勝次

1954-11-12 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第15号

説明員久下勝次君) 今医務局長に聞きましても、自費診療を含めました医者の個人々々の医療収入というものは、最近は調べたことはないのであります。ただ先ほど申上げましたように、社会保険関係支払基金を通じて支払いをいたしますものにつきましては、全部のはなかなか手間がかかりますけれども、大体の傾向くらいはお目にかけ得ると思いますので、後ほど申上げたいと思います。

久下勝次

1954-11-12 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第15号

説明員久下勝次君) 保険診療による医者収入というものは総額としてはわかつておりますが、個々の医師が具体的にどのくらいの収入を受けているかということは、只今数には出ておりません。これは支払基金等で調べさせますれば、最も低額の者はどのくらい、高額の者はどのくらいというようなことはわかると思います。非常に精細にはわからないけれども、極端な例ぐらいは、上下の幅ぐらいは得られると思います。

久下勝次

1954-11-09 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第14号

説明員久下勝次君) 被保険者数から申しますと、片方が、政府管掌健康保険で五百万を超えております。五百十万の政府管掌保険があります。組合管掌保険は三百万を超える程度でございまして、その比率から申しますと五分の三になるわけでありますが、実際問題といたしましては、組合管掌健康保険の被保険者数につきましては、療養給付費は高まつております。従いまして五十八億円、約六十億に対しまして、四十数億円であると記憶

久下勝次

1954-11-09 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第14号

説明員久下勝次君) 数字に亙つてのお尋ねでありますから、私からお答え申上げます。只今記憶いたしておりますのは、政府管掌健康保険でございます。各種、私どものほうに関係しておりまするのは、そのほかに組合管掌健康保険及び船員保険療養給付部門であります。いずれも明年の財政状態を考慮いたしまして、療養給付費に対する一割五分相当額要求をいたしております。政府管掌健康保険の場合には、その一割五分相当額になるものが

久下勝次

1954-11-08 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第13号

説明員久下勝次君) それに対するお答えはなかなかデリケートな関係になりますが、私は現在医師歯科医師が行なつております診療に無駄があるという意味で申上げたのではないのでございますが、少くも現在の診療報酬支払いは、投薬をし或いは注射をしたときに初めて、診察行為に対する報酬支払われるという形になつております。それをやりません場合にも、勿論社会保険でも再診料として二点、或いは指導料等の金が支払われることになつておりますけれども

久下勝次

1954-11-08 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第13号

説明員久下勝次君) 恐らく大臣の申しましたことは、先ず第一にはすでに、私から申上げるまでもなく、従来は薬治料或いは注射料という形で、物に附随して無形の技術に対する報酬支払われておつたのでございますが、今回の体系によりまして医師技術に対しましては別の形で支払われることになります。従いまして投薬とか或いは注射とかいうものは、それをやりましても、それ自身に必要な費用のみ支払われることに過ぎません。

久下勝次

1954-11-08 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第13号

説明員久下勝次君) 支払額が各疾病別にどうなつておるかということにつきましては、精細にまだ検討した資料を持つておりませんので、はつきり断定的に申上げかねますけれども結核のために費用の殖えました面が相当ありますことは、事実でございます。併しながらこの資料で御推察頂けまするように、又これにも若干書いておりましたように、ただ単にそれのみで増しておるのではないのでございまして、一枚めくつて頂きますと、

久下勝次