1984-08-02 第101回国会 参議院 大蔵委員会 第28号
○説明員(丹生守夫君) お答え申し上げます。 本年の一月現在の有効の登録件数は、特許三百八十件でございます。そのうち外国特許が三十一件でございまして、そのほかに実用新案というのがございまして、これが八十一件ございまして、合計いたしますと四百六十一件というのが私どもの所有しております特許及び実用新案の件数でございます。 これは内容は大変多岐にわたるわけでございますけれども、内容的に大きいものは香料
○説明員(丹生守夫君) お答え申し上げます。 本年の一月現在の有効の登録件数は、特許三百八十件でございます。そのうち外国特許が三十一件でございまして、そのほかに実用新案というのがございまして、これが八十一件ございまして、合計いたしますと四百六十一件というのが私どもの所有しております特許及び実用新案の件数でございます。 これは内容は大変多岐にわたるわけでございますけれども、内容的に大きいものは香料
○説明員(丹生守夫君) お答え申し上げます。 たばこ事業の現在法律上の附帯事業ということで公社から出資をしている会社がございます。たばこの配送に関する事業、それからフィルターの製造の事業、それからたばこの包装材料に関する事業、香料の製造に関する事業、それから最近設立いたしました輸出会社、こういったものが全体で十六社ございます。
○説明員(丹生守夫君) 私どものコストの詳細につきまして御発表するのは多少控えさせていただきたいと存じますけれども、微妙な問題もございますが、確かに葉たばこがコストの中で占める割合というのは大変大きゅうございます。したがいまして、コストダウンの努力となりますというと、葉たばこだけじゃございません、そのほか全体につきまして行っているわけでございますけれども、ウエートとして葉たばこが大分大きい、原料費の
○説明員(丹生守夫君) お答え申し上げます。 先生御指摘のように、我が国は自然条件におきまして、例えば大変いい葉たばこができます大産地のアメリカなどに比べますと、かなりの制約があるわけでございまして、したがいまして、品種の改良ということ、品質の向上ということにつきましては、かなりの面で困難が伴うわけでございますけれども、私ども試験場では長年にわたりまして研究を続けてまいりまして品質の向上に役立つような
○説明員(丹生守夫君) お答え申し上げます。 現在十六社公社のたばこ事業に直結している事業を営んでいるわけでございますが、たばこ配送に関係しまして五社ございます。それからフィルターの製造に関しまして五社ございます。それから香料の製造で一社、それからたばこの包装材料の製造に関しまして一社、それから工場の関連のメンテナンスを主としました業務につきまして三社ございます。そのほかに、最近発足いたしました製造
○説明員(丹生守夫君) 御質問の新耕作体系の試験研究として課題を持ちまして現在推進しているわけでございますが、試験の規模としては一ヘクタールということでやっておりますけれども、これを具体的に産地に導入する際にどういう経営規模にしたらよろしいかというあたりにつきましては、これは相当時間をかけまして検討をこの中でやっていくわけでございます。例えば作業の機械を使いますからそういうものの能力でありますとか、
○説明員(丹生守夫君) 全国に磐田試験場以下五つばかりの試験場がございますけれども、この試験場の役割は、葉たばこの品質の開発なり改良、それから生産性の向上、こういうことに重点を置いて仕事をやっているわけでありますけれども、主な仕事と申しますれば、新しい品種の開発あるいは現在ある品種の改良、それから耕作技術の改良等でございます。そうして、これは日常いろいろと起こってまいります産地の問題に対する技術的な
○説明員(丹生守夫君) お答えをいたします。 輸入品を主に吸っている方々の嗜好調査その他いろいろ調査をやっておりますけれども、高いからうまいということでは必ずしもなくて、国産品と比べますと、味、香り、特に香り、それから包装のデザイン、この三点で国産品に比べて輸入品の方の評価が高いということ。それからもう一つ、今度は国産品についてどうかといいますと、味の軽さ、この点では国産品の方が輸入品よりも評価が
○丹生説明員 お答え申し上げます。 先生御案内のように、昭和三十二年以来二十数年にわたりましてこの委託研究を続けてきているわけでございまして、今日では四十四機関ほど、国公立の大学、医療機関にお願いをいたしまして、大変幅広い研究を行っているわけでございます。この実績を踏まえまして、これをさらに発展をさせて、問題を少しでも解明していきたいということでございますし、この種の問題につきまして対応していくということは
○丹生説明員 外国たばこ企業のビッグスリー、まさに大きな会社でございまして、私どもも恐らくこれから競争相手になってくるということだろうと存じますけれども、外国の企業のコストの実態を把握することは、実は企業秘密というようなことも絡みまして大変難しいことでございます。私どもといたしましてもある程度の推定はいたしておりますけれども、的確に申し上げることは実はできないような状態でございます。 ただ、私どもの
○丹生説明員 大変ありがたい御意見をちょうだいいたしておりますが、今の、たばこを逆さに入れたらよろしいのではないかというアイデアは確かに私どもとしても考えたこともございます。これをやりますと、今度は逆に、下の口じりがつきますところに刻みが落ちましてくっついてしまうというようなこともあるようで、そういったお客さん方の御便利を考えでいろいろなアイデアを日ごろちょうだいしているわけでございますので、私どもといたしましても
○丹生説明員 新会社に向けまして現在鋭意作業をやっているところでございまして、この段階で具体的に成案を得ておりませんこと、まことに申しわけないと思いますが、私どもの目標としておりますのは、先ほど具体的な数字を申し述べられませんで大変恐縮でございましたけれども、日米の原価差の縮小ということを大きい目標に掲げて、作業を今やっているところでございます。したがいまして、これはコスト削減策というのが大きい要素
○丹生説明員 お答え申し上げます。 これは非公開ということでお願いできればという前提で申し上げさせていただきたいと思いますけれども……。
○丹生説明員 お答えを申し上げます。 外国たばこ企業と国産品の製造原価の比較ということでございますが、外国のたばこ企業のコストを調べますことは、いわばそれぞれの企業の秘密というようなこともございまして、実は大変得がたいわけでございます。私どもの方として推定はいろいろやっておるのでございますが、大変微妙なことで、やはり公表ということでお答え申し上げられないんですが……。
○丹生説明員 お答えいたします。 私どもといたしましては、消費者——喫煙者の方々でありますが、消費者のニーズに適合した商品を開発し、提供し、消費者の方々の満足を得ること、これが需要の創出という言葉に当たると思います。
○丹生説明員 お答えを申し上げます。 五十六年に、五十六年以降五年間の経営の指針といたしまして中期経営計画を策定しておりますけれども、この目的は、事業の安定的な発展を願いまして、経営の効率化、あるいは先ほど先生御指摘のような喫煙の健康問題を十分に意識いたしまして、消費者の満足のいく商品を開発していこうというようなことを骨子にした計画でございますから、基本的にはこの計画の考え方というものは、新会社になりましても
○丹生説明員 お答えを申し上げます。 現在、たばこの包装にニコチン、タールを表示するかどうかというような議論をいろいろいただいておるわけでございますが、私どもかなり以前から、たばこの販売店の店頭でニコチンとタールの各銘柄別の一覧表を掲示しておりまして、それによって消費者の皆さん方に周知できるような形にしておるわけでございますが、この包装に表示するとか、あるいはいろいろな表示のやり方につきまして、各国
○丹生説明員 現在公社でとっております喫煙と健康に関係をいたします措置、これは今総裁からお答えいたしましたように、新会社移行後も続けたいということでございますけれども、一つは包装の注意表示というのが御存じのようにございます。四十七年以来やっております。それから、ニコチン、タールの含有量の公表を販売店頭並びに新聞に対して行っております。四十七年以来実施をいたしております。それから、広告の自主規制をやっておりますが
○丹生説明員 私から御説明させていただきます。 先ほど総裁からお話がございましたように、都知事あてに申請をいたしました後、東京都の指導によりまして、まず地元の医師会と十分に話し合いを行いまして、極力合意を得てもらいたいというお話がございました。私どもといたしましても、法律上そういうことが必要かどうかは別といたしまして、当然医師会の皆様方の御理解をいただかないことには円滑な運営はできまいということで
○説明員(丹生守夫君) 専売公社におきましては、納付金制度が二年ほど前に改正になりました関係がございまして、事業部面の効率化ということにつきまして大変努力をしてまいらなきゃならないというような状況にございます。したがいまして、良好な労使関係の維持ということが大変必要であるというような観点からいたしましても、仲裁裁定の早期実施が望ましいというぐあいに考えております。 不足の財源につきましても、職員全体
○説明員(丹生守夫君) 専売共済の年金財政でございますが、先生御指摘のように、現時点では危機的な状況にはございませんけれども、長期的に見てまいりました場合には、先々問題が出てまいるということでございます。年金制度を統合いたしまして保険集団を大きくしたらいいじゃないかという議論がございますが、年金財政を安定化させていくという面では一つの見解であろうというぐあいに私ども考えております。ちょうど共済年金制度基本問題研究会
○説明員(丹生守夫君) 専売共済組合の年金財政の見通しでございますが、先ほど御説明申し上げましたとおりでございますけれども、現在年金受給者が約一万八千人でございます。今後年々少しずつふえてまいります。片方で組合員の数はもろもろの合理化を進めるということもございまして、これまでも人員の抑制をしてきておりますし、今後もふえるという要因はございません。というようなことで、年金財政は逐年少しずつ苦しくなってくるということかと
○説明員(丹生守夫君) 専売共済組合の財政の見通しでございますが、現在の収支状況でございますけれども、五十五年度で収入が二百五十八億円、支出は二百四十六億円でございまして、収支差は約十二億円、積立金は約八百四十五億円を保有している状況でございます。現在成熟度が四七・九%、こういう状態でございます。 先々の見通しでございますけれども、五十六年――昨年の四月が財源率の再計算期でございましたので、この時点
○丹生説明員 専売公社の場合は、共済組合運営規則によりまして運用いたしておりますが、現在該当いたしますのは懲戒処分を受けた者の給付制限でございまして、昨年の四月から給付制限の緩和が行われました結果、現在制限されております者は二名ということになっております。
○丹生説明員 専売共済組合の長期経理積立金、五十五年度について申し上げます。 五十五年度決算時におきまして、積立金は八百四十七億円でございます。この積立金の構成割合でございますけれども、預金が五億円、これは全体の〇・六%でございます。有価証券が四百九十七億円、五八・六%でございまして、このうち特定運用に相当いたします分が二百三十億円でございます。投資不動産等が四十九億円、五・八%でございます。組合員
○丹生説明員 専売公社、五十五年度について申し上げますと、三百二十七件、金額にいたしますと二千八百九十五万円ほどでございます。 以上でございます。
○丹生説明員 御説明申し上げます。 現在、労働組合と交渉中でございますが、いま郵政の方からお話しございましたように、年度末のうち業績手当につきましては、私どもの今年度の業績見込みを考えますと、収入におきまして予定より相当上回る見込みがございます。同時に、支出につきましても、かなりの節減が行われる見込みでございます。職員の能率の向上というようなことの成果かと思います。昨年度に引き続きまして、業績手当
○丹生説明員 専売公社でございますが、私どもの採用の方針といたしましても、国籍のいかんは問わないということでございます。現実に地方で採用しているかどうかということにつきましては、現在のところまだ十分把握をしておりませんが、本社採用につきましては、医師等で採用の例はございます。
○説明員(丹生守夫君) 専売共済組合の現状でございますが、五十五年度の決算がまだ出ておりませんので、五十四年度について申し上げますと、収入が二百四十六億円でございます。支出が二百十九億円、収支差が約二十七億円と、この数字は五十五年度の見込みでもそう大きくは変わらない、若干差があるかと思いますが、この結果、五十四年度末では積立金が約八百三十二億円ということになっております。 将来の見通しでございますが