1975-12-05 第76回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
○丸山政府委員 ただいまの御質問、平時におけるというお話であったかと思いますが、この事前協議の対象としての各種軍備の規模といいますか兵力の規模と申しますか、そこの基準の問題と、それから平時に部隊配置の変更と申しますか、こういった問題との関係は直接ないというふうに私は考えております。 いま申された一個師団以上の部隊の配置変更ということは、アメリカの海外の戦略の方針の変更、こういうことに伴って起こり得
○丸山政府委員 ただいまの御質問、平時におけるというお話であったかと思いますが、この事前協議の対象としての各種軍備の規模といいますか兵力の規模と申しますか、そこの基準の問題と、それから平時に部隊配置の変更と申しますか、こういった問題との関係は直接ないというふうに私は考えております。 いま申された一個師団以上の部隊の配置変更ということは、アメリカの海外の戦略の方針の変更、こういうことに伴って起こり得
○丸山政府委員 ただいまおっしゃいましたように、アメリカから供与されました、いわゆるMAPその他の計画によりまして日本に供与されましたMAP供与艦はほとんどアメリカに返還をするということで、現在残っておりますのはほんのごく少数という状況になってきております。わが国が建造いたしました艦艇、これはかなり早い時期に、他の装備品と比較いたしますと、これはもう先生十分御存じのとおりでございまして、相当早い時期
○丸山政府委員 レアード長官がこの前、ちょうどこの八月にシュレジンジャー国防長官が見えましたときと相前後して非公式に見えまして、坂田長官ともお話をされ、私もその席に陪席をさせていただきましたが、前に見えましたときに、北海道の第七師団を見ました際に、非常によく整備が行き届いておるということをほめたつもりが、実は日本の兵器は大変古いということで報道をされて心外に思っておる、自分は日本の自衛隊が、同じアメリカ
○丸山政府委員 ただいまの先生の御指摘の五十一年度の要求がそのまま認められるという前提でございますが、五十一年度につきましては一応二五%増という枠で組んでございますので、現実の見通しが大変厳しい状況にございますから、したがいまして五十一年度予算についてもかなり大幅にダウンせざるを得ないのではないかという見通しがあるわけでございます。 いずれにいたしましても、ただいま御指摘のように五十一年度をそのまま
○丸山政府委員 千歳はいま申し上げましたように、二空団の固有の定員が千六百十三でございます。現在充足率が九九・四%でございまして、千六百四名でございます。二空団自体はそういうことです。
○丸山政府委員 二空団の定員は千六百十三名でございまして、現在充足率が九九%でございますので、千六百四名というところでございます。いまの増配置の航空機に関連いたしまして異動いたしております人員は、ちょっといま手元に資料がございませんので、後で調査をいたしましてから御回答申し上げたいと思います。
○丸山政府委員 御案内のように、ファントムの一飛行隊の編成は十八機でございます。二空団にございますのが十八機のほかに十四機ございまして、現在三十二機あるわけでございます。 それから、これは先ほど大臣も申し上げましたように、小松の問題に関連して、所要の教育訓練をいたします関係で、ここに増配置のような形になっておるわけでございますが、これは二空団ばかりでございませんで、百里の第七航空団の方にも十一機ばかり
○政府委員(丸山昂君) 敷衍させていただきます。 まず、防衛駐在官でございますが、これは、戦前のようにそれぞれの陸海空軍が直接派遣をしておるのではございませんで、現在各国も直接派遣、陸海空軍それぞれから派遣されておるようでございますが、わが国の場合には外務省に身分が移ります。したがいまして、外務公務員として外務大臣の指揮監督のもと、現地の大使の区処を受けて主として防衛の事務に従事する、こういうことになっておるわけでございます
○政府委員(丸山昂君) 私ども海上自衛隊におきましては、機雷並びに海中におきます爆発物の処理が任務になっておりますので、それぞれの所管の行政庁等から御連絡をいただきました際には、当方の能力の及ぶ限りにおいてその処理に当たるということをやっておりますので、私ども寡聞にしてただいまの先生の御指摘の点についてはまだ承知をしておりませんので、海上自衛隊によく連絡をとりまして、しかるべく措置をさせたいというふうに
○政府委員(丸山昂君) 第三偵察大隊、瑞慶覧にございます。人数はちょっと私の手元ではわかりませんが、M41二十七両が装備でございます。
○政府委員(丸山昂君) 第三海兵師団でございますが、航空隊の関係も含めまして、沖繩には約一万八千名でございます。大部分が第三海兵師団だと思います。それから装備でございますが、一〇六ミリの無反動砲、八一ミリの迫撃砲、同じく六〇ミリの迫撃砲、それからM48戦車、二〇三ミリの自走りゅう弾砲、一五五ミリ、これはりゅう弾砲、それから一〇五ミリのりゅう弾砲といったところでございます。
○丸山政府委員 なぜ責任がないのかということでございますが、それは先生が幾つか挙げられました中で、憲法上の理由、そういうものによるものだという御答弁を申し上げておるわけでございまして、私の申し上げました答弁と内容的には違っておらないというふうに判断をいたします。 それから第一番目の御質問でございますが、これは外務大臣がおっしゃったとおりでございます。ただ、多少敷衍させていただきますれば、韓国におきます
○丸山政府委員 いま申し上げましたように、責任の有無については、責任はございませんという答弁を申し上げ、これは外務省も同じ考え方でございます。
○丸山政府委員 まず二番目の問題、これは六月の先生の御質問に対する私の答弁であったと思いますので、それから申し上げたいと思います。 あのときに申し上げましたのは、五条に基づいて日米が共同対処をいたしております場合に、日本の自衛隊がアメリカの艦船を守るということがあるかという御質問だったと思います。それにつきましては、いまお答えいたしましたように、結果としてアメリカの艦船を守ることがあり得るという答弁
○丸山政府委員 暗号という言葉がどういう意味になるのか大変不明確でございますが、すべて暗号ということになれば、いまの航空機の通信はすべて暗号ということになってしまうかと思います。いずれにいたしましても、軍用機にしましても航空機にいたしましても、ただいまの信号については、一応これを解続する原則というものが決まっておりますから、それによってはっきりと識別できるということでございます。
○丸山政府委員 軍用機に関しましては、米軍機は原則として全部連絡があります。それから外国の一時訪問のがございますけれども、たとえば外国から軍用機にVIPが乗られて日本を訪問されるというような場合がございます。これはそれぞれ出先の大使館から外務省に口上書がまいりまして、フライトプランがあらかじめ提出されます。したがいまして、これについては先ほど申し上げたいわゆるフライトプランがはっきりわかっておる部類
○丸山政府委員 大変技術的な問題が絡みますので、私から御答弁申し上げます。 御案内のように、バッジと言われます警戒管制システムがございます。その警戒管制システムのもとになっておりますのは、全国の二十八カ所のレーダーでございまして、このレーダーの覆域に入りました航空機、これにつきましてはレーダーの監視員がこれを識別するシステムになっております。現実には運輸省の方から民間機につきましてフライトプランを
○丸山政府委員 これは先ほど大臣から御答弁申し上げましたように、日本の場合につきましては、本来有事のときに自衛隊が有効に活動するために立法上の措置が必要でございます。必要でございますが、その立法の問題というのは現在差し迫った事情にございません。したがいまして、長官からこういった問題について作成を……(楢崎委員「研究もしてないかと聞いているのですよ、時間がないのですよ」と呼ぶ)長官の御指示に従って研究
○丸山政府委員 ただいま大臣から申し上げましたのは、国内の有事の体制に対する、有事の場合の対処対策に関連していわゆる有事立法を現在作成しておるかどうか、こういう問題について、現在はその作成をやるべき客観情勢にないので現在やっておらない、こういうことを申し上げたわけでございます。 ところで、日米の問題でございますが、日米の有事における共同の対処という問題につきまして、当然日本の国内の問題に触れてくるわけでございますけれども
○丸山政府委員 自衛隊の関係の航空機は、要撃機のF104、それから対潜哨戒機のP2V7、それから練習機のT33、この三種類でございます。これはいずれもライセンス生産でございます。
○丸山政府委員 登録をいたしますのは正式の文書でございます。本件は正式の文書でござ、いませんので、この文書の取り扱いの規定の対象にはなりません。
○丸山政府委員 これはこの研究グールプの中でやったことでございます。(岡田(春)委員「勝手にやったの。承認をとっているの」と呼ぶ)このグールプの中でやっておることでございます。
○丸山政府委員 私からお答え申し上げます。 統幕の統、三、それから登録の登と出ておりますのは、これは正規の登録文書にいたしましても非常に類似しておりますけれども、そういう登録の仕方をいたします。しかしながら、このメモにつきましては、先ほど大臣からも御報告申し上げましたように、正式の文書ではございません。かねがね申し上げておりますように、統幕の制服間で研究をいたしましたメモとして作成されておるものでございまして
○丸山政府委員 日米間の作戦調整といいますか、その前提条件の調整でございますが、こういった問題については、技術的な分野において在来統幕あるいは各幕でそれぞれ研究はいたしておりますけれども、取り決めという形で日米間で合意をいたしておりませんし、それからまた、元来それぞれ合意をすべき権限をゆだねられておるものでもございませんので、いま御指摘のような問題については、在来なかったと申し上げてよろしいかと思います
○丸山政府委員 お答え申し上げます。 自衛隊の任務は、わが国の安全を守るというのが目的でございます。したがいまして、わが国の安全を守るという目的に合致しない行動については、自衛隊法の関与するところではないというふうに判断をいたします。
○丸山説明員 よく戦略核兵器あるいは戦術核兵器、場合によっては戦域核兵器というような言葉も使われておりますけれども、これもまことに恐縮でございますが、シュレジンジャー自身が、この点についてはデプロイメント、つまり配置上いまのような区別をするということは適当でない、使用上これを区別するということが考え得るかもしれないというような発言がございます。私ども考えますのに、確かに兵器の特徴、性能その他から見まして
○丸山説明員 先に私からお答え申し上げます。 いわゆる最初に使うファーストユーズということでございますが、ファーストユーズは通常兵器による紛争におきまして、一方が不利な状態になった場合に、核兵器を使ってその不利な態勢を挽回するということで、いわゆる通常兵器の戦争において初めて核を使用するという、最初の第一使用ということがこのファーストユーズと普通言われておるものでございます。それに対しまして第一撃
○丸山説明員 ラロック氏が日本へ見えましてからいろいろなところで講演をされておりますし、それぞれ新聞雑誌等で対談をされておりますが、全般的に拝見をいたしまして、アメリカのサイミントン委員会に出席をして証言をいたしましたことと、大筋において変わりがないように受けとめております。御案内のように、ラロック氏は元海軍の軍人でありまして、海軍省におきまして一部核兵器について知識を得られる立場にあったというようなことからいたしまして
○丸山(昂)政府委員 昨年の大震災対処演習を実施いたしましたときに、当時の防衛庁長官の御意向がございまして、できるだけ、自衛隊だけの演習でなくて、全省庁が合同して行うような形にしろという御指示を得まして各省庁にお諮りをしたわけでございますが、実は当方は長いこと計画を立てて準備をしておりましたけれども、各省庁、急の話で間に合いませんでしたので、とうとう昨年は防衛庁だけということになりまして非常に残念だったわけでございますが
○丸山(昂)政府委員 昨年、陸上自衛隊が中心になりまして、それに航空自衛隊、海上自衛隊、それぞれ協力をした形によりまして、南関東にマグニチュード七・五、と記憶しておりますが、ちょっと私、正確な数は覚えておりませんので、誤っておりましたら後で訂正させていただきますが、こういう前提で事態が起きましたことを想定いたしまして、大部分が指揮所演習でございましたが、一部実動を入れまして、部分的な、たとえば都市に
○丸山(昂)政府委員 先生の御引用になっておりますシュレジンジャーの記者会見の中身でございますけれども、朝鮮半島の情勢分析をいたしまして北と南との対比をしておりますけれども、通常兵器の南北の均衡というものは南の方が優勢であるということを言っております。したがいまして、通常兵器による紛争の場合に南が負けることはないんだということを、その言葉の中で強調していると思います。したがいまして、その後に、韓国に
○丸山(昂)政府委員 現在の涙滴型も、いわゆる通常のディーゼル機関ということでございまして、いまのところ原子力推進機を使うということは全然念頭にございません。
○丸山(昂)政府委員 まず第一問の原子力潜水艦でございますけれども、在来の国会の答弁、先ほど先生の方で御指摘ございましたとおりで、原子力の推進機関というものが一般船舶に普遍化する段階になってから原子力潜水艦の推進力ということを考慮するというのが在来の国会の御答弁でございます。こういった方針に基づきまして、現に遂行中の四次防においてはもちろんそういう考えもなかったわけでございますし、それから来るべきポスト
○丸山(昂)政府委員 ただいま先生おっしゃいましたように、退役しておりまして、手元にちょっと資料がございませんので、性能につきましてははっきり申し上げられません。
○丸山(昂)政府委員 アメリカにはICBMのほかにIRBM、MRBMに匹敵するものはございません。SLBMのポラリスそれからポセイドン、これが大体距離では中距離弾道弾に匹敵すると思われます。
○丸山(昂)政府委員 「ミリタリーバランス」によります分類によりますと、ICBMの長距離ミサイルは四千マイル、それで中距離につきましては一千五百ないし四千マイルということになっております。
○丸山(昂)政府委員 これはなかなか態様によって違うわけでございまして、中規模の戦争ということでございますと約半月でございます。
○丸山(昂)政府委員 まず最初に、昨日の私の答弁の中で数百ないし千の周辺海域というような話が出ておるようにいま先生から御指摘ございましたけれども、私もいわゆるSCCの関連のメモについての国会のやりとりにつきましては、議事録をずっと勉強いたしまして、その中にわが周辺海域について数百ないし千ということで問題になったことを承知いたしております。したがいまして、私は、今回のこの問題を通じましての本委員会並びに
○丸山(昂)政府委員 この面に関しましては、全般的な問題についての検討ということは、それぞれの立場上無理がございますので、結局、それぞれの担当の分野の中で、ごく限られた条件でどういうことが可能であるかということを検討するということでございまして、一例を挙げますと、補給関係の問題について、どういう基地にどういう形でできるか、それがどういう輸送手段によってどの方向にどのくらいの時間で運ばれるかというようなことを
○丸山(昂)政府委員 メインスピーカーがいま申し上げました事務局長、それから参謀長というところでございまして、それぞれのテーマに従って統幕の場合にはその担当の各室長が陪席するというようなかっこうになっておるようでございます。先方もそれに対応する幕僚の幹部ということでございまして、その細かいところまではよく存じておりませんが、大体そういうかっこうでやられております。 それから、申し上げましたように、
○丸山(昂)政府委員 まず、第九回の日米協議委員会で設置されました幕僚研究会同、これは当方の統合幕僚会議の事務局長、それと在日米軍の参謀長との間の会合でございますが、設置されまして最初に開かれましたのは四十四年一月十三日で、現在までに四十八回開催をされております。これは、もっぱら在日米軍基地について、経済社会的な側面ばかりでなしに、軍事的な側面からも検討するということで行われてきているわけでございます
○丸山(昂)政府委員 ただいまの御質問の御趣旨は、アメリカの極東戦略というものがベトナムを境として変わってきておるのではないかというお話でございますが、この辺につきましては、長期の見通しとしてのアメリカの議会筋あるいはその他のいろいろ考えというものが反映されましていろいろ報道もなされておるようでございますけれども、この点については長期的に見て変わるのかどうかということは、実は私どもはっきりいまの時点
○丸山(昂)政府委員 四次防を立てます情勢判断の中に述べておりますように、わが国を中心にして考えました場合に、四次防の期間内においてわが国に対する直接的な武力紛争、武力侵攻、こういったものがないという前提で立てておるわけでございまして、そういう意味では、ただいま先生御指摘のようにアメリカの戦略、戦術が仮に変わったということがありましても、わが国自体の問題として考えました場合に、四次防の当初の計画を立
○丸山(昂)政府委員 核抑止力を先ほど御説明いたしました戦略核抑止力という意味でございましたら、第七艦隊はそうでないと申し上げてよろしいかと思います。
○丸山(昂)政府委員 戦術核兵器につきましては、これも外務大臣がおっしゃっておりますように、日本の地理的条件その他を勘案をいたしまして、戦術核兵器を使用する条件というものがきわめて乏しいのではないかと私どもは考えておりますし、大体アメリカもそう考えているように受け取っております。
○丸山(昂)政府委員 ただいま外務大臣から御説明ありましたように、核抑止力は第二撃力による報復があるということを明示することによって抑止されるということでございますので、御案内のように核の抑止力の三本柱でございますICBMとかSLBMとか、あるいはB52の長距離爆撃機、こういったもののうち報復力になるものがどういうふうになっておるかということが相手方、日本に対して核攻撃を加えようと考える国によく明示