1973-07-12 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第37号
○丸屋参考人 新しい環境基準の中での地域指定の洗い直しということを申しましたが、地域指定というのは、公害が健康にかかわる範囲での地域指定というのはされるべきだというふうに思います。 それから、主治医が公害に起因する疾病であるというふうに診断をすればと申しましたのは、その地域外で近接地域、いわゆるいま指摘されました灰色の地帯というふうに言われましたけれども、その地域に居住する人についての疾病が公害に
○丸屋参考人 新しい環境基準の中での地域指定の洗い直しということを申しましたが、地域指定というのは、公害が健康にかかわる範囲での地域指定というのはされるべきだというふうに思います。 それから、主治医が公害に起因する疾病であるというふうに診断をすればと申しましたのは、その地域外で近接地域、いわゆるいま指摘されました灰色の地帯というふうに言われましたけれども、その地域に居住する人についての疾病が公害に
○丸屋参考人 私の意見を述べさせていただきます。 疑わしきは認定をするということは、私はこの特定疾病の場合にはぜひ必要なことだというふうに思いますし、そしてその地域の境界域の問題については、私は境界域に住む人について主治医がそれが公害に起因する疾病であると診断をすれば、それによって認定をするというふうにしていただければいいのではないかというふうに思います。 それから一度認定をされればそれが永久化
○丸屋参考人 私は岡山県倉敷市の水島工業地帯にある水島協同病院の内科の医者でございます。 一昨年、昭和四十六年三月二十四日夕方、私たちの病院の玄関口に、中学校一年生の少女がぜんそくの発作で窒息したままかつぎ込まれました。この少女に、とりあえず気管切開をし、人工呼吸したのですが、ついに命を取り戻すことはできませんでした。 この少女は、四歳のときに、おとうさんが水島工業地帯に職を得まして、山口県から