2018-03-09 第196回国会 衆議院 外務委員会 第2号
○中根副大臣 ありがとうございます。 政府といたしましては、北方四島の墓地を訪問する元島民の方々、先生おっしゃいましたとおり非常に高齢となっております、そのことを考慮しまして、人道的な観点から、現行の枠組みによる訪問手続の改善を図ってきているところでございます。 具体的には、昨年九月、航空機による特別墓参として国後島及び択捉島への訪問が行われました。また、昨年八月には、歯舞群島への墓参の際に、臨時
○中根副大臣 ありがとうございます。 政府といたしましては、北方四島の墓地を訪問する元島民の方々、先生おっしゃいましたとおり非常に高齢となっております、そのことを考慮しまして、人道的な観点から、現行の枠組みによる訪問手続の改善を図ってきているところでございます。 具体的には、昨年九月、航空機による特別墓参として国後島及び択捉島への訪問が行われました。また、昨年八月には、歯舞群島への墓参の際に、臨時
○中根副大臣 横光先生の御指摘、ありがとうございます。 今回の提言につきましては、有識者の方々に精力的な議論を行っていただき、気候変動対策で、世界を先導する新しいエネルギー外交について提言として取りまとめていただき、先ほどお話にありました有益な示唆をいただいたものと認識しております。 外務省としては、その内容をどのように今後政策に反映させていくことができるか、政府部内でよく検討していきたいと思っております
○中根副大臣 平成三十年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。 平成三十年度一般会計予算案において、外務省は六千九百六十七億十六万四千円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、約一%の増額となっております。 このうち外務省所管のODA予算は、四千三百四十四億四千九百五十万一千円となっております。 平成三十年度予算案の作成に当たっては、不透明さを増す国際情勢において戦略的な外交
○副大臣(中根一幸君) 近年、中国、アフリカ支援を含めて、より積極的にアフリカ外交を推進しているということは、私も承知しております。 江島先生、先ほどお話ししたように、そのような状況下の中でございますが、我が国のアフリカの支援の特色としては、まず、先ほどもお話がありました、アフリカ自身にこの開発に向けたオーナーシップを持ってもらって、そして日本が対等なパートナーとして後押しをすること、そしてアフリカ
○副大臣(中根一幸君) ありがとうございます。 我が国のカザフスタンに対する現状、今後の援助方針いかがという質問についてまずお答えさせていただきます。 カザフスタンは中央アジア諸国の中でも最大の経済規模を有しておりますが、インフラの未整備、また市場経済を支える人材の不足、地域間の経済格差、環境汚染などの課題がございます。 かかるこの認識の下で、先般、先ほど先生がおっしゃいました対カザフスタンの
○副大臣(中根一幸君) ありがとうございます。 まず、米国の政権交代後の現在のこのキューバの関係を踏まえて、我が国のキューバに対する支援方針というのは何か影響があるのかということについての委員の御質問だと思っております。 基本的に、我が国としてこのキューバを支援していく姿勢というのは今後とも不変でございます。その一方で、この米・キューバの関係を始め、同国をめぐる政治経済の情勢等について非常にいろいろと
○中根副大臣 ありがとうございます。 人と人とのコミュニケーションは、先生がおっしゃるとおり、基本中の基本でございます。我が国の対外発信力の強化のために、コミュニケーション能力を高め、我が国の政策や魅力を効果的に発信できる、そういった外交官を育成すること、まさに小熊先生がおっしゃるとおり、極めて重要なことだと考えております。 外務省としては、外交官としての聞く力、伝える力を向上させるため、語学力
○中根副大臣 御案内のとおり、拉致問題は安倍内閣の最重要課題でございます。全ての拉致被害者の御家族が御自身の手で肉親を抱き締める日が来るまで、安倍内閣の使命は終わりません。 トランプ大統領は、全世界が注目する国連総会の演説で横田めぐみさんに言及、訪日の際には拉致被害者の御家族の皆様と面会し、御家族の方々の思いのこもった訴えに熱心に耳を傾けていただきました。これは、拉致問題の早期解決に米国が明確にコミット
○中根副大臣 ありがとうございます。 平昌五輪の成功に向け、南北間での対話が行われていることは評価いたしておりますが、その間も北朝鮮は核・ミサイル開発を継続しております。 先生御案内のとおり、北朝鮮が、先ほどもお話ししましたが、一九九四年の枠組み合意、そして二〇〇五年の六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきたとの反省を踏まえて、北朝鮮との対話のための対話では意味がないということを
○中根副大臣 ありがとうございます。 今、星野先生がおっしゃったとおり、北朝鮮は、一九九四年、枠組み合意、そして二〇〇五年、六者会合共同声明を時間稼ぎの口実に使い、核・ミサイル開発を進めてきております。一九九四年には核兵器も弾道ミサイル技術も成熟にほど遠かった北朝鮮が、今や核実験や弾道ミサイル発射を相次いで強行するようになっております。 このような経緯に鑑み、北朝鮮とは、対話のための対話では意味
○副大臣(中根一幸君) 外務副大臣を拝命いたしました中根一幸でございます。 不透明感の増大する国際社会において、国益の増進に全力を尽くすとともに、世界の平和と繁栄に貢献し、これまでの平和国家としての歩みを更に進めるべく、役割をしっかり果たしてまいります。 特に、担当であるアジア大洋州、南部アジア、欧州諸国との関係強化に努めます。また、軍縮・不拡散、経済外交や法の支配の強化に注力するとともに、防災
○中根副大臣 外務副大臣を拝命いたしました中根一幸でございます。 不透明感の増大する国際社会において、国益の増進に全力を尽くすとともに、世界の平和と繁栄に貢献し、これまでの平和国家としての歩みをさらに進めるべく、役割をしっかり果たしてまいります。 特に、担当であるアジア大洋州、南部アジア、欧州諸国との関係強化に努めます。また、軍縮・不拡散、経済外交や法の支配の強化に注力するとともに、防災、気候変動
○副大臣(中根一幸君) ありがとうございます。 先般の日中首脳会談におきまして、日中双方は、ルールに基づく自由で開かれたウイン・ウインの関係を築いていくことが重要であること、そして、民間企業間のビジネスを促進し、第三国でも日中のビジネスを展開していくことが、両国のみならず対象国の発展にとっても有益であることで一致しております。 先週、日本経済界の約二百五十人の合同ミッションが訪中し、李克強総理を
○副大臣(中根一幸君) ありがとうございます。 この海洋権益の保全に資する排他的経済水域等の適切な管理の在り方については重要な課題と認識しております。関係者の議論の具体的な内容をしっかりと伺いつつ、内閣府総合海洋政策推進事務局及び参議院の法制局等と緊密に連絡しながら検討していきたいと思っております。 外務省としても、各国の関連事例の調査等、必要な作業を引き続き鋭意進めていく考えです。排他的経済水域
○中根副大臣 外務副大臣の中根一幸でございます。 我が国が平和のうちに繁栄するためには、日々積極的な外交努力を重ねていくことが一層重要となっております。 私は、河野外務大臣の指導のもと、我が国の安全と繁栄を確保するため、外務副大臣としての職務を全うすべく、全力を尽くして取り組みます。 二人の副大臣のうち、私が特に本委員会を担当することになっております。 寺田委員長を初め理事、委員各位の御支援
○中根(一)委員 藤井政務官、ありがとうございます。 まず、旧耐震基準の建築物、改めて、倒壊率が非常に高かったということ、そして、新しい新耐震建築物については、倒壊等の防止の点では有効性が確認されたというお話をいただきました。 ただ、新耐震基準の場合でも、木造建築物におきましては、接合部が不十分なときは幾つか倒壊が見られたということですから、倒壊した部分の十分ではなかった接合部についてこれからいろいろ
○中根(一)委員 副大臣、ありがとうございます。 施設では防ぎ切れない大洪水は必ず発生するという考えのもとで、先ほど、私たちの地域の荒川を例にとり、ハード対策、そして住民目線のソフト対策ということで、ソフト、ハードが一体となった対策を重点的に実施しているというような話をいただきました。 最近では、ビッグデータというものを使って、今までできなかったような分析等もできるようになってきておりますので、
○中根(一)委員 自民党の中根一幸です。 百九十二回国会大臣所信に対する質疑を早速始めさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 まず、水害対策についてお伺いいたします。 ことし東北、北海道を襲った台風では、岩手県を中心に多数の犠牲者が発生しております。私の地元でも、昨年七月、台風十一号により増水した桶川市の江川におきまして、女子高生が帰宅中に転倒し、亡くなるという大変痛ましい
○衆議院議員(中根一幸君) 過去の法令においてもこの若年の研究者等についての明確な年齢の定義というのがございませんが、各文書等において若年研究者について次のように規定している事例がございます。例えば、第五期科学技術基本計画では四十歳未満の若手教員という定義をしておりますし、また若手研究者を対象とした文科省のテニュアトラック普及・定着事業では博士号取得後十年以内という定義をしております。また、日本学術振興会
○衆議院議員(中根一幸君) ありがとうございます。 今お話ありました附則第五条についてですが、政府案は当初、「特定国立研究開発法人の範囲を含め、特定国立研究開発法人に関する制度の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるもの」としていたところであります。この政府案の規定ぶりだと、特定国立研究開発法人制度に限った見直し、例えば特定国立研究開発法人として指定する対象法人の見直しやまた
○衆議院議員(中根一幸君) ありがとうございます。 科学技術イノベーションの創出が持続的に行われるためには、ポストドクターを始めとする若手研究者の育成と、次代の科学技術イノベーションの担い手である優れた人材の確保、これは当然ですが必要なことでございます。 しかしながら、例えば任期付きのポストドクターは雇用が不安定であるため、このキャリアパスが不透明な状態でございます。また、テニュアトラック制度、
○衆議院議員(中根一幸君) ただいま議題となりました特定国立研究開発法人による研究開発等の促進に関する特別措置法案の衆議院における修正部分につきまして、御説明を申し上げます。 第一に、特定国立研究開発法人の研究者等の給与その他の処遇については、優秀な人材の確保並びに若年の研究者等の育成及び活躍の推進に配慮して行うものとすることとしております。 第二に、政府は、この法律の施行後適当な時期において、
○中根(一)委員 ただいま議題となりました特定国立研究開発法人による研究開発等の促進に関する特別措置法案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 第一に、特定国立研究開発法人の研究者等の給与その他の処遇については、優秀な人材の確保並びに若年の研究者等の育成及び活躍の推進に配慮して行うものとすることとしております。 第二に、政府は、この法律の施行後適当な時期において
○大臣政務官(中根一幸君) 韓国政府の政策決定について、我が国としてのその理由、背景について申し上げるという立場にはありませんが、その上で申し上げれば、先生がおっしゃいました低炭素車協力金制度でございますね、これは、二酸化炭素の排出量の多い車両の購入者に負担金を課しまして、逆に排出量が少ない車両の購入者に補助金を支給するという制度でございます。おっしゃったように、二〇一五年一月一日から施行されることになっていたんですが
○大臣政務官(中根一幸君) 先生のおっしゃる御意見もしっかりと拝聴させていただきながら、今までのこのような体制で、先ほどもお話ししましたが、INSARAGの方でも外部評価も最高評価を得ているということもございます。国際緊急援助隊に民間の救助犬を活用するという考えは今のところはございません。
○大臣政務官(中根一幸君) はい。 警視庁から十分な参加、協力を得ている現状でございまして、先ほどるるお話しさせていただきましたが、現状では、この今の状態の中で国際緊急援助隊に民間の救助犬を活用する考えはございません。
○大臣政務官(中根一幸君) 国際緊急援助隊救助チームは、先生お話がありました四月二十五日に発生をしましたあのネパールの大地震、その翌日に本邦を立ちまして、二十八日から五月の六日までカトマンズ市内及び郊外、この近郊を捜索、救助を行いました。 チームは、先ほどもお話があったように七十名ということで、救助犬ハンドラー五名を含めまして、及び救助犬四頭の標準編成となっております。結果というか、その中で私たちの