1981-05-07 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
○中林参考人 産地直結の問題について簡単にお答えしたいと思います。 最近農産物について、消費者の自衛上産地直結ということがいろいろなところで行われてまいりました。しかしながら、農産物の産地直結と言いましても一定のルールというものを守らないとなかなかぐあいが悪い。そうして金銭の支払いとか、そういうことも保証されないと生産者の方にも御迷惑をかける。特に米の問題などにつきましてはなおさらそういうことは重要
○中林参考人 産地直結の問題について簡単にお答えしたいと思います。 最近農産物について、消費者の自衛上産地直結ということがいろいろなところで行われてまいりました。しかしながら、農産物の産地直結と言いましても一定のルールというものを守らないとなかなかぐあいが悪い。そうして金銭の支払いとか、そういうことも保証されないと生産者の方にも御迷惑をかける。特に米の問題などにつきましてはなおさらそういうことは重要
○中林参考人 お答えいたします。 私たち、先ほども申しましたが、米はわれわれの主食で非常に重要な商品だと思っております。しかしながら、主婦の皆さん方の間でしょっちゅう問題になるのは品質の問題、それから表示の問題です。それがはっきりしていない。最近、食糧庁でもいろいろ検討され、また各県段階の流通適正化協議会の中でもいろいろ論議がなされております。それでこの際、品質表示の問題を徹底的にきちんとしていただきたいというふうに
○中林参考人 私は、ただいま御紹介をいただきました日本生活協同組会連合会の会長をしております中林でございます。 きょう国会において、農業問題に一番お詳しいこの委員会の先生方の前で参考人として意見を述べさせていただくことを非常に光栄と思います。しかし、私はあくまで消費者の立場で素人でありますので、先生方にはお聞き苦しいことを申し上げるかもわかりませんが、よろしくお願いをいたしたいと思っております。
○中林参考人 生鮮食料品の価格の激しい変動、コストプッシュ、そしてそれの安定ということですが、私たちの生活協同組合は食料品を中心にして取り扱っているわけで、やはり生鮮ものの価格の安定ということは非常に大切だということで、それと取り組んでいるわけですが、私は、農村における生産農民の立場というものも、都会における労働者と同じく、十分考えていかなくてはならないというふうに思っております。 そういう中で、
○中林参考人 毎日買い物をしている主婦たちは、五代さんがおっしゃったように、非常にむなしい気持ちでいるというのが実感だと思います。
○中林参考人 中林でございます。 私は、現在のスタグフレーションという中における日本経済の運営というのは、非常にむずかしくなってきているというふうに思っています。しかしながら、そういう中で何といっても最重点を置いてもらいたいのは、きょうここで問題になっております物価をどうして抑えるのか、私は、現在の経済の中でこのことが一番大きな重要な課題だと思う。私は生協を中心に消費者運動をやっているのですけれども
○中林参考人 いまのお尋ねの点ですが、都留先生が朝日新聞に書いておいでになって、私は切り抜きをして、まだ実は読んでないわけであります。その後投書欄でいろんな論争をされていることも先生のおっしゃったとおりですが、ただ、私は、いまの石油問題現在の日本経済は、必要以上にやはり石油万能でやってきて、そしてまたそういう中で、浪費は美徳だという形で非常に生活なりまた商品が多様化してきているということで、石油があらゆるところへ
○中林参考人 ただいま流通の問題にあまり触れませんでしたが、私、日本の流通機構は非常に複雑で前時代的な要素をたくさん持っている。その近代化を急がなければならない。その日本の流通機構の中にも、物価を高くしている幾つかの原因があると思っております。私は、そういう形の中では、現在の中央市場制度というものにも問題があると思っております。しかしながらまた一面、最近、大手メーカーの流通支配、また系列化というものも
○中林参考人 私、御紹介をいただきました中林でございます。実は私は消団連の会長を昨年の暮れまで、創立以来十年余りやっておりましたが、現在は顧問ということで、消団連は会長制をなくしていまやっているわけです。そして、私は現在は日本生活協同組合連合会の会長という立場で消団連にも参加をしているわけでございますが、その点だけお断わりして、申し上げたいと思います。 そういう立場でございますので、私は生活協同組合
○中林公述人 いまの西宮先生の中小商業者との問題というのが、私たちにとっても一番重要な問題だと思っております。私も中小企業団体の中央の方たちとは個人的には皆さん懇意にして、お互いによく話し合っております。それで、私たちも、中小商業者の方を必要以上に刺激をすることはやめる、やらないようにしようじゃないかとか、あるいは員外利用をただルーズにやるということは絶対いけない、員外利用はやはり生協運動の趣旨に反
○中林公述人 いま西宮先生から逆に御激励をいただくような御質問をいただいたわけでございます。私たちは、もちろん生協運動を発展させることを通じて現在の日本の物価問題について一定の役割りをぜひ果たさなければならないし、また果たしたいという熱意を持っております。しかしながら、いろいろな日本の経済事情というものを考えた場合において、むやみにはね上がったことを考えてもいけないと思って、私は先ほど申し上げたようなことを
○中林公述人 私、ただいま御紹介をいただきました日本生活協同連合連合会の中林でございます。消費者運動をやっております立場から、四十七年度予算について私の所見を述べさせていただきたいと思います。特に私は物価の問題を中心にして意見を述べてみたいと思います。 現在、物価の問題が日本にとって一番重要な問題になっているわけでございますけれども、特に最近のドル・ショック、不況によって、この物価の問題で一番打撃
○中林公述人 これは私たちがあれでございますので、お答えしたいと思うのです。私も先ほど言いましたが、日本の生協運動はまだあまりにも弱くて、物価の問題とか何かにお役に立っていないということを私らは残念に思っております。それで何とか——私はヨーロッパのようなあまり過大なあれを持ちませんけれども、やはり物価の問題で何らかの役割りを果たせるんじゃないか。特に地域の生協をそういうふうに育成したいと私らは思っております
○中林公述人 いまの辻原先生の御質問ですが、私やはりこれには国会が一定の何かを持つことが必要じゃないかというふうに思います。しかし国会が常時開かれているものでもありませんので、恒常的には公正取引委員会にそういう権限を持たせる。それからこのたびも、行政的なことはあれなんでして、先ほど消費者委員会ということを私は申し上げました。これはなくなりました大原さんも国民生活審議会の会長のときに、大原さんと私話したら
○中林公述人 私きょうは、全国消費者団体連絡会の責任者として、予算について意見を述べさせていただきたいと思います。したがって私は、もっぱら消費者運動をやっている立場からこの四十六年度の予算を見てみたい、そうしまして、最初にひとつ諸先生方にぜひお聞きいただきたいと思いますことは、私、仕事の関係で最近いろいろな婦人団体の集まりに引っぱり出されるわけであります。そういう中でどちらかと申しますと保守的な婦人団体
○中林参考人 私は、山本先生のお書きになったものを読んだこともありますから、御意見はわかるのです。賃金の点についてもおっしゃるとおりですが、また、たとえば労働者の立場からいえば、先に働いてあとでもらうということになるわけで、そのあたりもひとつお考えいただきたい。 議論はまた別の問題として、そういう点と、三番目の点は、私もそういう先生のような自由主義経済ということをもっと考える必要があると思っていますが
○中林参考人 いま村山先生の御質問でございますが、二十八年に独禁法の大きな改正が行なわれて、再販売価格維持契約ということが認められるときに、私らみんなで反対運動をいたしました。それですから、生活協同組合が適用除外になっているからわれわれはいいという考えは、毛頭持っておりません。また私たちは、消費者の立場を守るという形で、独禁法でいろいろのカルテル行為が適用除外で認められるときに、そのつど国会へ参りまして
○中林参考人 私、いま御紹介をいただきました中林でございます。物価問題に対する参考人としてお招きいただいたことを厚くお礼申し上げます。 私たちは日ごろ、特に消費者運動としては、現在物価問題が一番重要な問題であるし、また家庭の主婦をはじめ消費者から、物価問題に対する切実な訴えがありますので、もっぱら物価値上げ反対という運動を中心にしていろいろとやっております。そういう立場から現在の物価問題、特に、御指定
○中林参考人 私はただいま御紹介を受けました日本生活共同組合連合会の中林と申します。したがって、私はこれまでの公述人の方と違いまして、消費者の立場から中小企業基本法など本日問題になっております四法案について、意見を述べさせていただくわけでございます。したがって、これまでの公述人の方と違いまして、消費者という立場で、しろうとのわけでございます。そうしてまた生活協同組合と中小企業は、対立物のようにとかく
○中林参考人 非常にむずかしい御質問で、しかし、実際に私は仕事をやっていて、今田中先生の御質問を痛切に感じているわけです。ある面で言えば、消費者行政は、通産省は物価なんかおれのところの所管なんだという形に出るし、農林水産物は農林省だと言う、たとえば酪農の宣伝だと農林省が莫大な予算を組んでいる。そうしてそれは消費者に酪農製品を買わせるための宣伝費が農林省の予算の中で莫大に組まれているというようなことだし
○中林参考人 私は、きのうも企画庁の生活向上対策審議会で言ったのですけれども、やっぱり消費者行政、消費者保護のいろいろな施策が非常におくれているという一つの原因は、今、西村先生が御質問になりましたように、各官庁の間で行政がばらばらになっている。たとえば、住宅の問題一つをとらえても、家を建てるのは建設省だし、水道とかそういうものは厚生省ということになるし、あるいは電気とかそういうものになればまた違うというように
○中林参考人 私御紹介をいただきました中林であります。日ごろ生活協同組合の仕事をやっておりまして、物価の問題その他のことといろいろ取り組んでいるわけでございます。そういう関係で消団連の仕事などもいたしているわけですが、そういうような立場で現在の日本の私たちの消費生活のいろいろなことを考えてみました場合に、原則的にいろいろ問題もあるかと思いますけれども、私はこの国民生活研究所法案というものに、結論を申
○中林公述人 ただいま長谷川先生のお尋ねの、消費者保護のための立法というものがどういうふうに外国で行なわれ、どういうふうに考えているか、私たちは消費者保護立法を日本でもぜひしていただきたいという工合に考えております。それからそのためにはまず何といっても独禁法の強化ということを私たちはぜひやっていただきたい。ところが政府は独禁法の改正というようなもの、独占価格を押えるための立法というものをお考えになっているかどうか
○中林公述人 今、永井先生のお尋ねの、家計に及ぼす影響いうものは、とうてい政府が国会で答弁をしておいでになります一・一%どころではなくて、非常な影響を与える。たとえば先ほどもちょっと申し上げましたが、昨年の二月におけるところの二百円でできた献立表、これは厚生省が指導しておりますところの各府県にある保健所が、一般の庶民の生活指導のために作っております献立表、昨年の二月、二百円でできた夕食の献立がことしの
○中林公述人 私は、ただいま御紹介を受けました消費者団体連絡会の中林貞男でございます。私はもっぱら消費者の立場から、三十六年度予算について意見を述べさしていただきたいと思っております。 三十六年度予算は、池田内閣の高度経済成長政策の遂行を基礎に、いわゆる所得倍増計画の第一年の予算だということで、減税、社会保障及び公共投資の三つに重点を置いて、国民各層にその成果が均等に及ぶようにしていくのだということを
○中林参考人 私は、今、久保さんがおっしゃいましたような税制なり、いろんな面でそういうことをお考えいただくことは賛成なんです。しかし、ただ私が思いましたのは、東武とか、西武とか、私鉄でいろんなことがあります。また新聞などで見ておりますと、国鉄の場合も新線を敷くと、その駅をどこにするかということで、いろんな利権が伴っておるということも事実だと思うのです。そういうような点を見ますと、やはり新線を敷くことによって
○中林参考人 私は日本生活協同組合連合会の中林でございます。しかしながら、きょうは私は全国消費者団体連絡会という消費者団体の責任者をしておりますので、消費者と申しますか、利用者という立場で少し私の意見を述べさしていただきたいと思います。先ほどすでに三人の方がいろいろとお述べになっておりまして、いろいろ重複する点、国鉄に対する通勤時などの問題については大島先生から詳しくおっしゃいましたし、いろいろしますので
○中林参考人 企業局長に一点だけ、これはお願いになるわけですが、私たちは割賦販売絶対反対じゃないのですけれども、ただ流通秩序というものを、田中先生のおっしゃったような消費者なり小売商人の立場から十分お考えをいただきたい。そうしないと、この割賦販売をまた伸ばすということだけでいって、消費者の購買力が売らんかな主義のえさに利用されるだけである、その結果消費者の生活が破壊されていくということを一番憂えているわけでございまして
○中林参考人 契約解除後の商品の使用、移動の禁止ということは前にありまして、それがやられましたら意見を述べようと思っておりましたが、削除になっておりましたので、私らはこれは削除した方がいいと思っておったわけです。 それから公聴会か審議会かという点につきましては、私は、宗像さんと同じく、割賦販売法は、これは非常に重大な問題ですから、審議会できちんとやるように執行の上ではやっていただきたいと思います。
○中林参考人 私は日本生活協同組合連合会の中林であります。私たちは、生活協同組合の運動は、消費者の生活を守るという立場でいろいろやっておりますので、消費者の立場からこの割賦販売法についての私たちの考え方を、簡単に述べさしていただきたいと思います。 私たちは、生活協同組合の立場から、根本的には月賦売り、割賦販売というものは、消費者の生活を破壊するおそれがあるということで、従来現金主義ということで、ずっと
○中林参考人 今の田中先生の御質問は、生協と賦買会の問題と、それから利用券などによってやるところの員外利用の規制の問題と、それからそれと関係して罰則などでダブってやられるという三点についての御質問かと思いますが、私たちは生協と購買会というものは質的にも全然違う、購買会はやはり経営者の福利施設として行われているものですが、長く申せば時間がかかりますから簡単に申しますが、やはり日本も職場などにおける福利施設
○中林参考人 今中井先生から員外利用のことで御指摘を受けたのでございます。中井先生には私も神戸でお会いしたこともありますし、いろいろ生協のことで中井先生は御存じなのであります。私が申し上げましたことは、われわれはどんどん員外利用をやってもいいという考えは毛頭持っておりません。私も私たち日本生活協同組合連合会では、員外利用のようなものは好ましくないから、自粛していかなくちゃならないということを申し上げたわけでございます
○中林参考人 私、ただいま御紹介を受けました日本生活協同組合連合会の中林と申します。貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。私は生活協同組合の立場から、きょうの問題について少しく意見を述べさせていただきまして、諸先生方の御賢察を得たいと思っている次第でございます。 まず、最初に出し上げておきたいと思いますが、今度の小売商業特別措置法という問題をめぐりまして、私たち生活協同組合の者と小売商人
○参考人(中林貞男君) 私、豊田先生からお尋ねになりました生活協同組合の員外販売の問題でございます。私は実は日本生活協同組合の連合会の仕事もしておるのですが、きょうは主として一般消費者の立場から私申し上げたわけでございますが、私たちも現在消費生活協同組合法で員外販売は禁止されております。それで私たちの連合会も員外販売はいけないと、そしてまた、市価販売、市価主義ということでいろいろと教育活動を一生懸命
○参考人(中林貞男君) 私は、全国消費者団体連絡会の立場で私の意見を述べたいと思います。 私たちは、これらの法律案が衆議院において審議されておる過程から、ずっと反対運動をやって参っているわけでございます。そして、衆議院である程度の修正がなされて、参議院に現在回っているわけでございますが、これを見ましても、私たちは、私たちの考えが十分入れられていないと、そういうような観点から、やはり反対せざるを得ないというふうに
○参考人(中林貞男君) 高野先生が御指摘になるその特効薬的なものということになりますと、これは私は現在の日本の経済組織のやはりいろいろな矛盾がやはり根本にあるので、その矛盾を解決しなくて特効薬というものは私はないのじゃないか、しかし、それよりも一番大事なことは、生協の教育活動によってやはり組合員、生協の従業員に員外利用というものはいけないということを十分私らは必要な努力によってそういうことをやって参
○参考人(中林貞男君) 今、高野先生のお尋ねの問題ですが、私たちも法律の第十二条の三項で員外利用の禁止規定があります。日本生活協同組合連合会としては、その法律の趣旨に従ってそのいろんな会合だとか、あるいは地方でもいろいろ研究会などをやるわけでございますが、そういうときにみんなにそのことを伝えております。そうして組合では入り口に員外利用お断わりだとか、あるいはまた、組合員証のようなものを作って、自主的
○参考人(中林貞男君) 私ただいま御紹介を受けました日本生活協同組合連合会の中林です。私たち生活協同組合の運動は、消費者、特に家庭の台所を守るという立場でずっと運動をやっておるわけであります。そういうような立場からこの法律案をいろいろと検討をさせていただいたわけでございます。私たちももちろん特にこれに出ておりますところの七業者というようなものについての衛生的な措置というようなことの必要なことは、これは
○中林参考人 これはどの政府の場合でもどの政党の場合でも、お作りになる過程においていろいろな方の御意見をお聞きになって、できるだけよいものにしていく。社会党においても圧力とかどうとかいうことではなくて、国民の意見を率直に社会党ではお聞きになっていろいろの点を直してお出しになったのだというふうに私たちは理解しております。
○中林参考人 今の西村先生のお問いでございますが、私たちは社会党の案も読んでみました。社会党の案についてもこまかな点でいけば、私たちはもう少し研究をしたらどうだろうと思う点も発見しています。しかしながら今のような点については、法律の立て方なりいろいろな点において社会党の組織法の方は根本的に自主性をとうとんでいる。政府の団体法は、いろいろの過程を経ることになっておりますけれども、結局権力的な、法律の力
○中林参考人 私ただいま御紹介を受けました日本生活協同組合連合会の中林でございます。私たちは消費者の立場に立っていろいろ考えるわけでございますが、われわれは消費者の立場に立っても、現在の日本において中小企業の振興ということは絶対必要なことであり、このことについては国民だれ一人として反対するものもないし、今まで大企業中心にいろいろなことを考えられて、中小企業のことがなおざりにされていたというような点から
○中林公述人 生活協同組合の取扱高の総額ではございません。日用品の取扱品のパーセントでございます。総額で申しますと、米とか、主食その他いろいろなものをやつておりますので、日用雑貨の九〇%でございます。
○中林公述人 私たちも生活協同組合の理想としましてイギリスその他のやつておりますように、購買高によるところの割もどし制、利益は一年後の決算を終えてからそれを購買高によつて割もどすということは、非常にいいことだと思います。従つて私たちとしては極力そういう指導方針でやつているのです。ところが日本の生活協同組合はまだイギリス、スエーデンその他ヨーロッパに比べて非常に遅れておりまして、また労働者の意識程度、
○中林公述人 私の方の団体といたしまして、今度の改正案に対する希望は陳情書の形で委員長のお手元に差上げてあり、またあるいは公取の方へ数回陳情に参つておるわけでありますが、きようこちらで諸先生の前でそれを敷衍いたしまして少しばかり述べさしていただきたいと思うのであります。 私たち生活協同組合の運動をやつておりますものは、消費者の生活を守り、特に勤労者の実質賃金を高めて行くという立場から私たちはこの運動