1952-03-04 第13回国会 参議院 法務・文部連合委員会 第1号
○証人(中村隆治君) 学生大会は法学部におきましては、法学部緑会というのが学部長を含めた全学部的な組織になつているわけであります。そこは一つの学生の最高決議機関としての学生大会であります。その学生は法学部の学生で以て構成されて学生大会は成立するわけでありますが、その定足数は五百名となつております。そこで五百名以上の学生が出席した場合に本決議になりますが、それが出席できない場合は、五百名に満たない場合
○証人(中村隆治君) 学生大会は法学部におきましては、法学部緑会というのが学部長を含めた全学部的な組織になつているわけであります。そこは一つの学生の最高決議機関としての学生大会であります。その学生は法学部の学生で以て構成されて学生大会は成立するわけでありますが、その定足数は五百名となつております。そこで五百名以上の学生が出席した場合に本決議になりますが、それが出席できない場合は、五百名に満たない場合
○中村参考人 ここに当日の演劇の発表会に関して学校側への届出書を正式に持つておりますが、これによりますと、この会の名前は、東大劇団ポポロ、研究発表会、会合の性質は演劇研究発表会、会員入場者の種類別及び員数は、本学学生職員三百名程度、借り受けの部屋の名前は、法文経二十五番教室、この届けに対しまして、紹介者は法学部の辻清明教授、ポポロ劇団の代表者は城倉宗一郎君となつております。これによりますと、この会の
○中村参考人 お答えいたします。東京大学には学内の公認の各文化団体が百数十、むしろ数百といつていいほどあると思われます。この各文化団体は毎年一名の顧問教官の推薦を得て学校、に対して公認の届出をすることになつております。このポポロ劇団も東大内の一文化団体といたしまして学校側に顧問教授の判を得て正式に届け出てある団体であります。
○中村参考人 ただいま吉川中央委員会議長が一般的な点について述べましたので、私は二日のポポロ劇団の演劇会場において起つた事件について主として補足いたしたいと思います。 ただいま吉川君が述べましたごとく、ポポロ演劇研究会において起つて事件は、決して偶発的に起つたのではありません。今まで系統的に学内にいろいろな思想動向、それから教授の身元調査、こういうようなあらゆるスパイ活動をやつていた警官が、学生に