1965-03-16 第48回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
○中村参考人 二年前に比べまして、利子のほうは五%から一〇%に後退をした、配当のほうは、先ほどお話がありましたように、ある程度前進をしたということは、これは事実なんです。ただ私はいつも考えているのですけれども、特別措置はあくまでも経済政策の一環として、そのときの情勢を十分に考慮し織り込んで考えていかなければならぬというふうに考えております。どうも利子と配当とは少しアンバランスではないかというような御質問
○中村参考人 二年前に比べまして、利子のほうは五%から一〇%に後退をした、配当のほうは、先ほどお話がありましたように、ある程度前進をしたということは、これは事実なんです。ただ私はいつも考えているのですけれども、特別措置はあくまでも経済政策の一環として、そのときの情勢を十分に考慮し織り込んで考えていかなければならぬというふうに考えております。どうも利子と配当とは少しアンバランスではないかというような御質問
○中村参考人 先ほど公述で申し上げましたように、この前の五%のときに比較いたしまして、現在は一そう貯蓄の増強が必要になっていること、それからもう一つは、先ほど申し上げましたように、昨年は国際収支の改善ということに焦点があったのですけれども、ことしは物価の上昇をどういうふうに押えるかということが非常に大事なことになってきておるわけでございます。それで私どもは何とかして貯蓄の増強をしなくちゃならぬというふうに
○中村参考人 ただいま御紹介にあずかりました中村でございます。本日は、当委員会から利子課税を中心とする税制改正について意見を述べるようにという御指示がございましたので、以下簡単に所見を申し述べさせていただきたいと存じます。申し上げる順序といたしましては、まず四十年度税制改正案について申し上げ、そのあと預金利子課税問題に及びたいと思います。 四十年度の税制改正案によりますと、減税規模は、初年度八百十二億円
○中村公述人 ごもっともでございます。銀行といたしましても、できる限りその方面へ努力していきたいと思います。これにつきましては、政府のほうもそれにひとつ御協力をいただきたいと思うわけでございます。
○中村公述人 お答えいたします。 貯蓄率の高いというのは、経済の成長が高かったということと、それから戦争で全部の財産を失ったということで、日本は比較的貯蓄率が高いというわけなんであります。そこで、いま先生のおっしゃいました、物価が上がってくれば貯蓄するのはばかばかしいじゃないかという御質問、これが一番のポイントじゃないかと思うのであります。全くそのとおりでございまして、私は、先ほども貯蓄高揚の環境
○中村公述人 ただいま御紹介にあずかりました中村でございます。 本日は、本委員会から昭和四十年度の予算案について意見を申し述べるようにとの御指示がございましたので、金融界に籍を置く者の一人といたしまして、私なりに感じましたところを率直に申し上げてみたいと存じます。 以下、問題を四つに分けまして、第一に四十年度予算案の性格につきまして、第二には財政の弾力性について、第三に財政投融資計画における民間資金
○中村参考人 お答えをいたします。 五月末現在で自粛対象預金で自粛措置を行なっていないものの貸し出しに対する割合を、十一月末といいますときょう、半分に減らす、それから今後六カ月のうちにこれをゼロとする、全部減らすということになっておりまして、このきょう現在で半分に減らしたかどうかということは、先ほど渡邊さんもおっしゃったように、十二月から一月早々出ると思います。私は、この問題については、銀行行協会