1987-08-26 第109回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
○参考人(中川龍一君) 基礎研究に設備が非常に要るからそれをどうしたらいいか、あるいは共同で購入したらどうかという御指摘だと思いますが、その時点でできるだけのことは私どもはやっているつもりでございます。 といいますのは、例を申し上げますと、現在三つの大学、それから約十社とこの新超電導材料についての共同研究を進めております。それで、お互いの設備をできるだけ有効に使い、または使わせてもらうという形で現実
○参考人(中川龍一君) 基礎研究に設備が非常に要るからそれをどうしたらいいか、あるいは共同で購入したらどうかという御指摘だと思いますが、その時点でできるだけのことは私どもはやっているつもりでございます。 といいますのは、例を申し上げますと、現在三つの大学、それから約十社とこの新超電導材料についての共同研究を進めております。それで、お互いの設備をできるだけ有効に使い、または使わせてもらうという形で現実
○参考人(中川龍一君) 先生から実用化の問題、最大の隘路は何かという御質問でございますが、私ども研究者としましては、今まで一時フィーバーといいますか、高温高温と騒いでおりましたですけれども、それは一時よりも終わったんじゃないか。この間の国際会議、私出席もしませんでしたけれども、うちの若い連中が出席した結果によりますと何かそんな雰囲気を感じたようです。それで、酸化物超電導体でどうしてそういうものがなったのか
○参考人(中川龍一君) 金属材料技術研究所の中川でございます。 本日は、超電導材料の現状と課題ということで、まず私の方から超電導材料というものは一体どういうものかということをお話し申し上げたいと思います。たまたま私どもの研究所では、金属系の超電導材料でございますけれども、二十数年にわたって研究してまいっておりますものですから、主として金属系の超電導材料をもととしまして、超電導材料とはどういうものか