1985-03-19 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
○中島参考人 先生御指摘のとおり、私の見方では減っていくと思っております。一万二千円、繭価に直しまして千七百五十五円は養蚕農家の満足する値段ではない、実際問題そういうふうに考えております。しかし、諸般の情勢でやむなくこれをのまざるを得ないという形で現在推移しておるのではなかろうかと考えております。
○中島参考人 先生御指摘のとおり、私の見方では減っていくと思っております。一万二千円、繭価に直しまして千七百五十五円は養蚕農家の満足する値段ではない、実際問題そういうふうに考えております。しかし、諸般の情勢でやむなくこれをのまざるを得ないという形で現在推移しておるのではなかろうかと考えております。
○中島参考人 大変難しい問題でございます。 まず繭価の問題でございますけれども、新しく改正されますと基準繭価は千七百五十五円になります。やはり私ども生産者としては、一円でも多い繭価を望みます。しかし繭は特殊な作物でございまして、製糸以外には買っていただけません。また、相場の言葉に、余り物に値なしという言葉がございまして、現在事業団に十七万四千俵の在庫がある間は何らかの形で買いたたかれてしまいますから
○中島参考人 私、全国養蚕農協連の中島でございます。 蚕糸業の振興につきましては、先生方、平素より格別な御高配を賜りまして、心より深く感謝申し上げる次第でございます。 まず、繭の生産動向につきまして簡単に御報告申し上げます。 先生方既に御案内のように、年々繭の生産量は減少傾向をたどっております。昭和の初期には三十万トン台でございました繭の生産量でございますが、昭和四十年代には十万トン台、五十年代