1978-04-28 第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号
○中井委員 それでは個々に、たとえば瀬戸内の場合に基本計画がある、この基本計画に基づいて府県が独自の府県計画を立てる、こういうことである。そうしますと、政府の基本計画の中には、たとえばきのうの委員会での質疑にありましたように、初めから事業計画というものを外してあった、考えてなかったんだ、事業計画というのは環境庁の仕事じゃないんだ、こういうことでありますが、府県計画の場合には当然事業計画あるいは実施計画
○中井委員 それでは個々に、たとえば瀬戸内の場合に基本計画がある、この基本計画に基づいて府県が独自の府県計画を立てる、こういうことである。そうしますと、政府の基本計画の中には、たとえばきのうの委員会での質疑にありましたように、初めから事業計画というものを外してあった、考えてなかったんだ、事業計画というのは環境庁の仕事じゃないんだ、こういうことでありますが、府県計画の場合には当然事業計画あるいは実施計画
○中井委員 その府県の知事さんの意見を聞く、あるいは水濁の一部改正の中に見られる都道府県の知事の意見を聞いて数値を決定していく、こういったときに、この法案自体が、たとえば府県の知事というものが、先ほども御質問にありましたけれども、環境庁あるいは政府の考えに反対であるというようなときに、それを強制をしていく力というものは持っている、あるいは逆に数値の上乗せ、あるいはは基本計画に盛られている以上のことを
○中井委員 私は、このたび出されました瀬戸内海環境保全臨時措置法及び水質汚濁防止法の一部を改正するこの法律案、画期的な、あるいは私どもかねてから要求してまいりました総量規制ということを思い切って盛り込む、環境あるいは公害対策に一つの大きなエポックをなすものと大いに歓迎をしておりますと同時に、環境庁、関係各位の皆さんの御努力に心から敬意を表する次第でございます。 それと同時に、その総量規制ということを
○中井委員 私は、民社党を代表して、政府提案の地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブ提出の修正案に賛成の討論を行うものであります。 地方財政は、本年度においても三兆五百億円という膨大な財源不足に悩まされ、四年連続の史上最悪の危機に直面しているのであります。この打ち続く深刻な地方財政の危機は、政府の言うように単に不況の
○中井委員 そうしますと、いわゆる基本的改正の中に交付税率のアップということも含まれると私ども解釈していいわけでありますか。
○中井委員 そのとおりなんです。そう言って選択的に制度の改革を行う、そしてこの法案あるいはこの財源対策を出された。その中に、「地方税財政制度の基本的改正が行われるまで」こういった形で償還をしていく、こういったことが書いてあるわけです。そうしますと、えらいへ理屈を言うようで悪いのですが、交付税のアップかあるいは行財政の改革かという二つの選択的なものの中で、行財政の改革という方をとられたのだったら、わざわざもう
○中井委員 大臣にお尋ねをいたします。 今回の地方財政の財源不足に対する処置といたしまして、過日私がお尋ねをいたしましたときにも、あるいは当委員会のほかの議員の皆さんの御質問に対して答えられても、いわゆる交付税率あるいは地方行財政の改革というものを行わなかったのは法律違反ではないかという質問に対して、交付税率はいじらなかったけれども、行財政というか財政の改革を覚書のような形、今回の法案のような形で
○中井委員 そうしますと、ただ単なる計算ということではなしに、やはり整合性ということも考え、地方自治体のことも考え、ある程度将来議論の対象になるものとしてつくったのだ、したがって残りのBとEについてはそういう対象にならないから外したのだ、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
○中井委員 そうしますと、BとEのケースについては、国が、特にBについては歳出をほとんどゼロに抑えてある、Eについては福祉関係だけは歳出は伸ばしてあるけれども、人件費、物件費に関しては抑えてある、これに基づいて計算をするのはちょっと極端過ぎるということで、自治省サイドでおつくりにならなかった、こういうことであります。私、どうしてかわけがわからない。試算でありますから、おつくりになればいいじゃないですか
○中井委員 昨日私どもの手元へ地方財政収支試算が届けられました。きのうでございますので、まだ不勉強な点もあるわけでございますが、幾つか、どういうふうにお考えになるのか尋ねていきたいと考えます。 まず最初に、国の財政収支試算の中に五つのケースがつけられているわけでありますが、地方については三つである、特に国のBとEを除いてある理由というものについてお尋ねをいたします。
○中井委員 私もはっきりと覚えてないわけでありますが、たとえば三木前環境庁長官あるいは石原前長官と、環境庁長官がかわられるたびに何らかの形で水俣病の患者さんとお会いになる、あるいはまた水俣に行かれるというようなことですが、しかし、いま大臣のおっしゃった正常な形での話し合いというものは、たとえば患者さんのグループと環境庁はこういう形で話し合うんだという一つの合意に達したものがあるわけでございますか、どうなんですか
○中井委員 そうしますと、大臣のおっしゃる正常な形での、あるいはノーマルな形での話し合い、これにはいつでも応じるんだ、このお気持ちには変わりはございませんか。
○中井委員 初めに大臣にお尋ねをいたします。 午前中あるいは午後からの議論の中でもすでに何回か言われたわけでありますが、過日の水俣病の患者の皆さんを強制撤去された、そのことについて、私も幾つかお尋ねをしたいと思います。 最初に、患者さんたちが座り込まれて二十数日目に強制撤去をされた、こういうことであります。それの最大の理由はどういうところにございますか。
○中井委員 お話はよくわかるわけでありますが、しかし、環境庁の立場としては、やはり外国の車がアメリカの車であろうとイギリスの車であろうと規制にのっとっていないのは、貿易でどんな戦争、けんかがあろうと、これは断固突っぱねるべきで、調整を図るとかいうことはおかしい。そういったことを言うこと自体が、それじゃ国内のだっていいじゃないかという議論になっていくんじゃないでしょうか。どうでございましょうか。
○中井委員 大変結構な御見解、ぜひともそうお願いをしたいわけでありますが、その中で、広い視野と同時に大臣の御経歴からくる国際的視野に立っての環境行政、こういうお話があったわけでございますが、たとえば、日本なんかでも、環境行政において、かなりおくれておる。外国の状態を見ながら、追いつけ、また日本の国土が狭いから、もっと厳しくしなければいけないんだということで、今日の環境基準というものをつくり上げてきたわけであります
○中井委員 初めに、環境庁長官にお尋ねをいたします。 環境庁長官が環境行政を担当なさるに当たって、環境庁全体の方針は去年とことしでそう変わるわけではございませんけれども、去年、何せ特徴のある大臣を環境庁は迎えられて、この委員会等も環境行政以外でずいぶんにぎやかだった記憶があるわけでありますが、そういったことはともかく、いまの大臣とどういった違いを持って環境行政に臨んでいこうとするのか、そういった点
○中井委員 交付税率の引き上げか、行財政の改革かどちらかをやらなければならない、そして行財政の改革をやったのだ、したがって交付税法の六条の三には触れない、このようにお答えをいただいたと理解するわけであります。また本会議での総理大臣の答弁もそうであったと思うわけでありますが、それでは今回自治省が出された、あるいは大蔵省と合議になって出されたこの改正、どこが行財政の改革でございますか。私はそんなに行財政
○中井委員 先ほどの本会議でも総理大臣から御答弁があったように思うのでありますが、今回の地方財政の措置あるいは趣旨説明されました法案の提出、こういつたことを考えますと、交付税率をいじらずに、あるいは行財政制度の抜本的な改革なしに、またもや去年と同じくお金さえ手当てをできればいいんだという形で話をつけた、法律違反じゃないか、こういう気がするわけであります。交付税法の六条の三の二項ですが、六条のあれに違反
○中井委員 大臣にお尋ねをいたしたい。 大臣はかつて岡山県で知事をなさったわけであります。今回の地方財政のいわゆる自治省のとられた措置あるいは法律改正、こういったものの全般を、もし大臣が知事をなさっておったとしたらどのように受けとめられるか、率直にお伺いをしたいと思います。
○中井分科員 おわかりをいただいておると思うのでありますが、私の申し上げておるのはその計画の概要じゃないのです。住民の側にとったら、遊水地にされる土地を借り上げ方式でいくようでありますが、幾らで補償をしてくれるのだということ、これがまず第一でございます。これを十年間待たせておいて、十年間もたっておりますが、毎年毎年堤防をちょっとずつ変えるとか、住民の説明会ばかりやっておるのですよ。それはそれで大事なことだと
○中井分科員 建設省、国土庁あるいは自治省というような各省のなわ張り争いと申し上げては失礼なんでありますが、そういうことで地方自治体が困難をするということのないようにぜひとも調整をつけていただくように、冒頭でありますがお願いを申し上げておきます。 先ほど私が申し上げました三全総の中に出てまいります遊水地ということについてですが、私の郷里の木津川、淀川の上流にございますいわゆる岩倉峡対策としての遊水地事業
○中井分科員 大臣にお尋ねいたします。 過日、いわゆる三全総というものが決定をされたわけでありますが、その三全総の中心構想でありますいわゆる定住圏と建設省のお進めになっておられます地方生活圏との関連、調整というものをどのようにされるか、あるいはまた大臣自体がこの定住圏構想というものをどのようにお考えになっておるか、それについて簡単にお尋ねをしたいと思います。 と言いますのは、過日地方行政委員会で
○中井委員 いま述べられたようなことが、今度決定されました第三次全国総合開発計画、いわゆる三全総の中に、これは十年間の日本の将来というものを大まかに決めていく大事な計画でありますが、そういったものが盛られているとお考えになりますか。
○中井委員 ありがとうございました。私自身も国会一年生でございます。いろいろな委員会で質問等をいたしまして、質疑の中で、私も至らないのでありますけれども、世代の相違みたいなものがありまして、私なんかの世代はわりかし言いたいことを率直に言い合って議論をまとめていくというような感じであります。古い世代の方、と言っては失礼でありますけれども、腹と腹でわかり合うというような感じがあって戸惑うわけであります。
○中井委員 石原長官に率直な感想をお尋ねするわけでありますが、今臨時国会での委員会の審査がきょうでおしまいということであります。この次の国会、また大臣としてお目にかかれることを望んでおるわけでありますけれども、一年たちまして、この一年という区切りで考えてみますと、大臣自体ネクタイ発言事件からいろんな発言で新聞をにぎわせましたり、それから最後には、何かけんか状態になったというようなこともあり、ずいぶんにぎやかな
○中井委員 いまの御答弁にも見られるように、あるいは私自体もこれを、ざっとでありますけれども読ましていただいて、どうも広域市町村圏を脱皮してやればできるとかといったものではなしに、たとえば住民の積極的な参加だとか、地方公共団体の積極的なこれまた参加だというような理念をもとにした新しいものであろうかというふうに受け取っておるわけであります。これについては質問の中でいろいろとお尋ねをしていきたいと思うわけでありますけれども
○中井委員 国土庁にお尋ねをいたしますが、先ほどの権藤議員のときの答弁、あるいはいまの自治大臣の答弁に見られますように、今度の三全総の目玉であります定住圏構想というものは、いわゆる広域市町村圏の脱皮あるいは発展したものである、こういう形で第三次総合計画をお出しになったのかどうか、その点についてお答えを願います。
○中井委員 権藤議員と同じく、私も三全総について、主に自治省、国土庁にお尋ねをしたいと思います。 最初に、自治大臣にお尋ねをいたしますが、過日閣議決定をされました第三次全国総合開発計画について、特にその中の目玉であります定住圏構想等について、自治大臣はどのようにお考えになっているか、率直に御感想を承りたいと思います。
○中井委員 この対策本部の責任者がおられないのでありますが、そういったことを聞いていますと、これからもし起こったら、またやはりあっさり全面降伏をして、先ほど法務大臣のお答えになっておった超法規的措置をまた繰り返すわけである。 私は重ねて御要望いたします。国家公安委員長からお答えをいただきたいと思うのでありますが、今後もしハイジャック事件が起こったら、少なくとも警察庁長官あるいは国家公安委員長のお二人
○中井委員 日航のハイジャック事件が起こりました後、西独のハイジャック事件が起こった。この両政府のとった措置が余りに対照的であったということから、私どもの心の中にも釈然としないものがある、あるいは国民の中にもかんかんがくがくの議論があるのは御承知のとおりであります。 もとより政府のとりました措置によりまして人質が全員無事帰られたわけでありますから、結果論的に私どもは、それはそれで今回の措置はやむを
○中井委員 私は、今回提出されている関係諸法案につきましては、これによって少しでもハイジャック事件が防止される、あるいは起こしにくくなる、こういった性質のものではない、ただ単に、まあ万一犯人がつかまったら重く罰しますよという、大変失礼ではありますけれども、慰めにすぎないような法改正案だなというふうに感じているわけであります。政府自体もこの法案以外にいろいろな措置をおとりになっておられると思います。本当
○中井委員 どうも納得できない点もあるのであります。時間もありませんが、私自身も、日本の公害問題が対策としてゼロのところから一遍に百にいった。したがって、たとえば公害防止あるいは環境保全、こういったことで技術的にできない点まで一気にやってしまえというようなヒステリックな意見等に押し流されるということがあってはならないと思いますし、科学技術というものに裏打ちされた中でやっていただかなければならないと思
○中井委員 あの発言の中で、魔女狩り的な要素云々ということに関しては取り消されたようでございますが、その他の調和条項を削ったのはどうであったかということに関しては、前の国会での私の質問のときの長官のお答えの中で、私は非常に印象の深い言葉があるのであります。それはアセスメントに関してですが、長官にこのようにお答えいただいているわけであります。「時代の趨勢というものを無視して、どんなにそれなりに古い価値観
○中井委員 石原長官にお尋ねをいたします。 もうすでにこの委員会でも何回か繰り返されたことでございますが、私は私なりに、過日からの長官のあっちこっちでの大変思い切った御発言について、率直にお尋ねをいたしたいと思います。ただ、私自身は、長官と記者クラブとのいろいろないわゆる壮絶な争いということに関しては、これはこの委員会には関係がないと考えております。そのことじゃなしに、いわゆる経済との調和条項云々
○中井委員 そうしますと、新聞報道によりますと、第一報を受けて、その日のうちに園田官房長官を本部長とする対策本部が設置をされた、こういうことでございますが、この対策本部というものは今回の事件だけの対策本部なのか、あるいはいままでの事件の経過にかんがみて、ハイジャック事件が起きたらこういう形で対策本部をとるのだということが決まっておったのかどうか、その点についてお願いをいたします。
○中井委員 今回の日航ハイジャック事件の政府の処理について、私どもも、人質となられた皆さんが無事に帰られたいまとなっては、ああいった形でやむを得ないという気持ちはあるわけでありますが、それにいたしましても、そこに至る経過の間にもう少し何とかしょうがなかったかという感じがしてならないわけであります。特に、その後西独におきます日本政府のとりました対処と全く別の対処の仕方が報じられ、国民の間にも両論に分かれていろいろな
○中井委員 それでは、助川参考人に二つだけ御質問申し上げます。 先ほどのお話の中で、福祉事業の中で、転地療法をもう少し利用したらいいのではないかということですが、時間がなくて申しわけないのですが、具体的にお考えをお教えいただければありがたいと思います。 それから、先ほどの水田先生への御答弁と重なるかもしれませんが、いわゆる窒素酸化物の関係で、自動車に負担を五〇%、五〇%ぐらいまでという御意見がございます
○中井委員 時間がございませんので、次に移らせていただきます。 徳永さんに一つだけお願いをいたしておきます。 先ほど土井先生の御質疑へのお答えの中にございました九都市の中で、三重県「くすのきちょう」とございましたのは、これは「くすちょう」でございます。 それから、もう一つお願いいたしておきたいのは、経団連の皆さんで御調査をいただくならば、たとえばこの楠町というのは四日市の隣でございます。この四日市
○中井委員 参考人の皆さん、きょうはありがとうございました。 最初に、徳永参考人にお尋ねをさせていただきます。 先ほどからのお話の中で、たとえば因果関係の科学的な究明とか患者さんの治療の徹底的な解明、こういったことについては私どもも大賛成でありますが、私の聞き違いであればいいのですけれども、先ほどからずっとお話を承っておりますと、制度全体に対する経済界、経団連、あるいは徳永参考人さんの御理解というのが
○中井委員 そうすると、これからのいろいろな調整の中で、たとえば各党からもこの法案に対して独自な案が出されているわけでございます。私どもも独自の考えを持っております。そういった考えを繰り入れて新しく調整というものを始めていくのか、それともいままでどおり環境庁のお考えになっておったような影響評価制度をもとに調整をお進めになるのか、お尋ねをしたいと思います。
○中井委員 その時点から調整あるいは努力を続けているというお話でございましたけれども、調整がつかなくてあきらめられ、それから具体的にたとえば各省間との話し合いが始まっておるのか、そのことについてもう一度お尋ねをいたします。
○中井委員 石原長官に、環境影響評価制度あるいは地盤沈下、こういったものを中心に、基本的なことで幾つかお尋ねをしていきたいと思いますが、何せ新人のことでございます。諸先輩の議員の皆さんと重複をした質問をするかもしれません。ひとつ御勘弁をいただいて御答弁をお願い申し上げたいと思います。 五月十三日に、環境影響評価制度というものを今国会へ提出するものを見送る、こういうことをお決めになり、そして閣議で環境庁
○中井委員 今回の一部改正案の中の冒頭に「当分の間」という字句があるわけであります。この「当分の間」という字句は運輸省は何年という年数をお考えになっておられるのか、あるいは国鉄の財政がこういった状態になればまた運賃法定制へ戻るんだ、このようにお考えになってこの字句をお入れになったのかどうか、お尋ねをいたします。
○中井委員 運輸大臣にお尋ねをいたしますが、この閣議了解事項に基づいて今回出された運賃法定制の緩和ということが国鉄再建の大きな基本的な柱であるとお考えか、あるいはまたいままでの赤字をつくってきた大きな原因の一つがこの運賃法定制度であったとお考えになっておるわけでございますか。
○中井委員 最初にお尋ねをいたします。 四十四年、四十八年、二回にわたって国鉄の立てられました再建計画は失敗をしておる。そして、昭和五十年十二月に思い切った閣議了解事項というものが立てられ、これがまた諸般の情勢でうまくいかずに、一部改正で昭和五十二年の一月に閣議了解事項という形で出された。そして、この了解事項をもとに今回の法改正案が出されたわけであり、国鉄当局におかれましては今後ともこの非常時の国鉄
○中井洽君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方交付税法の一部を改正する法律案に関し、社会党、公明党・国民会議、民社党、共産党・革新共同、新自由クラブ五党の提出になる修正案に対し賛成、政府原案に反対の討論を行うものであります。(拍手) 地方自治体の財政危機が叫ばれてから本年で三年目であります。今年度の地方財政は、二兆七百億円もの財源不足を来し、ついに三年連続二兆円を超える膨大
○中井委員 そうしますと、これらの準用団体の再建計画を自治省が御指導なさるというか、承認をなさっていく中で、基本的にどのような姿勢で再建案というものを指導なすっているのか、そういった点についてお尋ねいたします。
○中井委員 これらの自治体が赤字再建団体になった、その主な原因、共通した原因といったものがあればお教えを願いたいと思います。
○中井委員 私どもの郷里の上野市というところも赤字再建団体の準用を申し出まして、大変いろいろと御迷惑を自治省におかけしているようでございますが、それに関して、上野市ということではなしに、赤字再建団体ということについて、二、三お尋ねをしたいと思うのです。 現在、赤字再建団体の準用をされている地方公共団体というのは数が幾つございますか。
○中井委員 いまの御答弁でございますけれども、もう一度繰り返しますと、経済が低成長下にあるから、地方財源が苦しいからこそ、こういった附帯決議がついたわけでございます。景気対策は、私は、自治大臣の担当職務じゃないと思う。大蔵大臣、通産大臣あるいは総理大臣、もちろん自治大臣も閣僚の一人としてお考えになるだろうが、自治大臣として一番お考えになるのは、地方財源、地方自治体の行政、こういったことではないかと思
○中井委員 昭和五十年のもう一つの前の国会におきましても同じような附帯決議がつけられているわけであります。これには、「国・地方を通ずる税源配分を再検討し、地方の自主財源を充実強化するよう努めること。」このようにございます。昨年の附帯決議と違うところは、「昭和五十二年度を目途として、」これが入っているだけでございます。 この委員会におきまして、あるいは地方自治体の財源難にかんがみてこのような決議案がつけられているにもかかわらずおできにならなかった
○中井委員 中井洽でございます。初めての質問でございます。また、私どもの民社党、この委員会に配属されております二人が新人議員でございます。まあ、質問の中で素人っぽい点もあるかもしれません。また、他党の皆さんが御質疑になった点も重ねてお尋ねをするかもしれません。ひとつ御了解をいただきたいと考える次第でございます。 まず第一に大臣にお尋ねをいたしますが、昨年の当委員会で附帯決議がつけられて昨年の改正案
○中井分科員 御存じのようにこの地帯は伊勢湾台風以来今日までに一メートル数十センチに及ぶ地盤沈下地帯であります。雨が降る、あるいは台風が来る、そこへ高潮が重なると言えば、その地帯一帯が常に浸水地帯になっておるというような状態であります。その一環として行われている工事でございます。今後ともの御配慮というものをかたくお願い申し上げたいと思います。 国鉄の方が見えたようでございます。新幹線、関西線の問題
○中井分科員 それでは先に運輸省に聞きましょうか。 私の選挙区の三重県というところは、大変地盤沈下等が多いわけでございます。苦しんでいるわけでございますが、この地盤沈下対策の一環として四日市市の富州原水門というものが計画され、いま予算の獲得ということでお願いをしているようでございます。本年度の予算あるいはその工事の進捗ぐあいについて、おわかりでございましたらお教えを願いたいと同時に、非常にこの地盤沈下対策問題
○中井分科員 新幹線と関西線あるいは中央新幹線のことにつきまして少々お尋ねをいたしたいと思います。 ことしはずいぶん雪で新幹線がおくれる、あるいは運休になることが多かったように思うわけでございますが、これの被害あるいは運休本数等が、ことしの冬の間だけで結構でございます。おわかりでございましたら、ちょっとお教えを願いたいと思います。——わからなかったら後でも結構です。