1968-07-20 第58回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
○下田参考人 角屋先生のおっしゃるとおりでございまして、私どもは、単に米の値段を安定させる、あるいは安くする、そういうことの小手先細工で構造問題を取り上げるとたいへんなことになると思います。この際、各産業が著しい成功をおさめておりますように、農業の近代化を構造的にはかっていくということを優先させることが、逆に価格安定につながり、農家の安定につながっていくのではないか。そういうことをこの際思い切ってやったらどうか
○下田参考人 角屋先生のおっしゃるとおりでございまして、私どもは、単に米の値段を安定させる、あるいは安くする、そういうことの小手先細工で構造問題を取り上げるとたいへんなことになると思います。この際、各産業が著しい成功をおさめておりますように、農業の近代化を構造的にはかっていくということを優先させることが、逆に価格安定につながり、農家の安定につながっていくのではないか。そういうことをこの際思い切ってやったらどうか
○下田参考人 本日は、消費者である私たちの意見を聞いていただく機会を設けられたことを、厚く御礼を申し上げます。 米審が、私ども消費者代表を締め出されましたので、この機会に、与えられた時間で、できるだけわれわれの意のあるところを申し添えたいと思います。 さて、昨今、お米ができ過ぎているのに、米の値が上がるのは納得できないという声が大きくなっています。私は、このような声の中には、何か農家の人たちにその
○下田参考人 業種によつて審議会の地方の必要性という問題は生れて来ようかと思うのであります。たとえば人絹織物、絹織物の場合のように、福井、富山、石川という日本でほとんどの生産を行つておる地方が一地区に集中しておるような場合においては、この業種に関しての審議会をこの地方に持つ必要があるのではないかと考えます。なお綿織物やあるいはスフ織物に対しましては、大体関西方面にその主力がございますので、この調査あるいは
○下田参考人 まず中小企業の危機ということを概念的に申し上げますが、中小企業というのは、本法案では三百人以下と指定してあるのでありますが、三百人以下という従業員数のみをもつて、中小企業ということを指定できるかどうかという問題も、検討してみなければならぬと思うのです。私ども考えますのに、先ほど申し遅れたのでありますが、中小企業を規定する場合に、二百九十九人までを中小企業庁の管轄するところの中小企業である
○下田参考人 全繊同盟地方繊維部会の下田喜造であります。 地方繊維部会と申し上げますのは、本法案の指定業種にかかわりますところの綿織物、絹織物、人絹織物、スフ織物、紙幅等の織物中小企業の労働組合が団体をつくつておるのでありまして、本法案に対しましては、私どもまことに重要な意義を感じておるわけであります。 そこで今回参考人として召喚されたことにつきましては、われわれといたしましてたいへん幸いに存ずる