1952-02-13 第13回国会 衆議院 法務委員会 第12号
○上田参考人 共産党も、南勢中央委員会からは刻々市民に知らせるために、また罹災者の要望をただ市会議員という、單なる市民を代表する市会というのでなしに、そうしたことを市民全体に知らしめるという意味におきまして、南勢中央委員会の壁新聞が要所要所に張られて報道されておつたことは事実であります。
○上田参考人 共産党も、南勢中央委員会からは刻々市民に知らせるために、また罹災者の要望をただ市会議員という、單なる市民を代表する市会というのでなしに、そうしたことを市民全体に知らしめるという意味におきまして、南勢中央委員会の壁新聞が要所要所に張られて報道されておつたことは事実であります。
○上田参考人 御承知のように罹災者は瞬間のうちに大火にあおられまして、五百十数戸というものは灰燼に帰しましたので、そのときの状況からいたしまして、ほとんど一物も持ち得ずして、まつたくはだかになつて罹災されたという点から考えまして、民主主義団体といたしましては罹災者救援協議会というものを通じまして、市当局に向つて罹災者に限つて市税免除をしてもらいたいという要請をしましたことは事実でございます。御承知のように
○上田参考人 委員長の方から解放委員会の目的について一応前提として話してもらいたいという要請がありましたので、概要この目的を御報告したいと思います。 御承知のように徳川の封建制度を維持するために、階級政策の犠牲者として当時身分的に厳密に、区分されまして、その当時、部落の先祖というものはまつたく想像もつかぬ搾取と圧政に悩まされて来たのであります。しかしその身分関係が今もなお資本主義社会制度に持ち越されまして