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398件の議事録が該当しました。

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1997-12-05 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号

上田耕一郎君 できるだけまとめる方向で努力したいと、皆さんも同じ気持ちだと思うんです。  七項目合意のときのことを、私はあのとき小委員だったのでひとつ参考に申し上げますと、一番苦労されたのが自民党の下稲葉さんだったんですね。当時、自民党単独与党ですから、あとは野党でしょう。最初は志苫さんが小委員長で、その次は矢田部さんが小委員長で、公明党は中西珠子さんという法案そのものをおつくりになった方で専門家

上田耕一郎

1997-12-05 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号

上田耕一郎君 先ほど、福本委員からは法案討議と準備というお話があって、山本委員は慎重な態度をとりたいと言われている。それから、今度の臨時国会では中間報告になるんでしょうけれども、来年の通常国会ではぜひこれを継続したい。  基本法をつくろうというのは、国対や各党の指導部が了承しないとなかなかその作業には取りかかれないだろうと思いますので、以前の七項目合意役割を果たしたものもありますし、あれをたたき

上田耕一郎

1997-12-05 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号

上田耕一郎君 調査室でまとめていただいた六回のを読んだんですけれども、この期間に六回やってなかなか充実した審議になったと思うんです。  それで、テーマになった問題でいうと、細かなことは省きますけれども、発展途上国の貧しさその他の苦しみに対して人道的な立場援助することを基本にという点、実施体制では大まかに一元化方向を目指すべきだという点、それから国会関与関与の仕方にもいろいろありますけれども

上田耕一郎

1997-12-04 第141回国会 参議院 逓信委員会 第3号

上田耕一郎君 この問題は、我々も今後注視していかないといけない、非常に大きな問題だと思っている。  二番目の問題は、郵貯資金資金運用部への預託廃止全額自主運用の問題です。  きょうの新聞にいろいろ論評が出ています。毎日新聞は、「簡易保険と合わせ計三百三十兆円もの資金を動かす世界に類のない「怪物」が生まれる。これは恐竜と同じ」だ、「遠からず自分が抱えるカネの重みで身動きが取れなくなる。」、こういう

上田耕一郎

1997-12-04 第141回国会 参議院 逓信委員会 第3号

上田耕一郎君 私たちは小泉さんにはもう絶対反対なんですけれども、彼がそういう評価をする理由を三点挙げてある。一、郵便事業への民間参入、二、郵便貯金資金財投預託廃止、三、独立採算制導入というんですね。  それで、私はこの問題をきょう少し取り上げたいんですが、大臣が先ほどの冒頭に述べた言葉の中で、本年六月にいただいた郵政審議会答申郵便局ビジョン二〇一〇」への取り組みを強化しと言われた。最終答申

上田耕一郎

1997-12-04 第141回国会 参議院 逓信委員会 第3号

上田耕一郎君 上田でございます。  まず、今度の行革会議最終結論についてですけれども、一応直ちに民営化はしない、郵政事業一体とするということは、国民世論の反映があったと思います。いただいた資料を見ますと、地方議会、全国で九八・五%が国営支持決議ですね。世論調査でも大体二対一です。中には三対一というのがありますし、四対一というのもあるぐらいで、ほぼ世論は圧倒的に国営支持、今のユニバーサルサービス

上田耕一郎

1997-12-01 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第6号

上田耕一郎君 どうもありがとうございました。  大島局長にお伺いしたいのは、今のお話からもODAの改革のために実態をしっかりつかむ必要があると思うんですけれども、その実態がなかなかつかみにくい、情報公開問題と絡みましてね。  実は、この前の小委員会でも若干問題にしたんですが、この前の前の小委員会においでいただいた専門家山本海徳氏が朝日の「論壇」で書かれていて、最後のところで、外務省ODA白書はよくまとめられているがとして

上田耕一郎

1997-12-01 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第6号

上田耕一郎君 上田でございます。  村井参考人、ありがとうございました。いただきました資料やきょうの御発言は私はほぼ全面的に賛成なんですが、お話の中でODA基本法について私案をおつくりになったと言われておりましたけれども、これはひとつ参考のために資料として小委員会にいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。  それから、お話の中で、例えばこの大綱人道的援助人道的見地、これは賛成だと、ところが

上田耕一郎

1997-11-21 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第5号

上田耕一郎君 今、非常に重要な時期にあると思うんです。その意味では、政府大綱をなぞるだけではまずいし、今の非常に重要な国際的時期に、額の上でも世界で一、二を争う日本で、このODAについてどういう理念、どういう原則、どういう実施体制、どういう民主的公開原則でやっていくか、そういうものを本当に深い議論をして国会で決めていくというのは重要だと思うんです。  国際的にもこのODAについてのさまざまな議論

上田耕一郎

1997-11-21 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第5号

上田耕一郎君 先ほどの発言で若干訂正があります。それから、さらにつけ加えて意見を言いたいんですが、私は先ほど、「新・日本経済への提言」の中にある、交換公文が結ばれたことだけで中身は公表されていないと言ったんですけれども、外務省については公表が官報で行われているということが調査室からもお話がありました。外務省有償資金協力円借款などについては交換公文官報に載る、個々の案件、金額は公表される、それをまとめたものは

上田耕一郎

1997-11-21 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第5号

上田耕一郎君 きょうの議題に関連すると、平成元年六月二十一日の調査会の七項目合意事項、きょうの資料のトップに入っていますけれども、一つ実施体制一元化の問題、二番目は国会関与を強める問題、それから三番目に立法化基本法制定問題があると思うんです。  実施体制一元化の問題では、参考人からも、今の縦割り行政の生んでいるさまざまな問題点矛盾点、いろいろ指摘がありました。きょう新聞で大問題になっているけれども

上田耕一郎

1997-11-18 第141回国会 参議院 予算委員会 第4号

上田耕一郎君 だから、これはもう救いがたい、自主性がないんですよ。アメリカのことしの国防報告は、アメリカの重要な利益危機に瀕した、比較的小規模の戦闘単独であるいは他国と協調して行うと書いてあるんです。今までの例としてグレナダパナマを挙げているんですよ。グレナダパナマ国連総会で圧倒的多数で国際法違反だ、国連憲章違反だと言われているんだから。まだやるというんですよ、これを。  これ以上押し問答

上田耕一郎

1997-11-18 第141回国会 参議院 予算委員会 第4号

上田耕一郎君 アメリカは何でも国連憲章どおりやるということのままでは主体的判断ゼロということになるんですよ。例えばアメリカベトナム戦争、それから八三年のグレナダ侵略、八九年のパナマ侵略、これは国連総会国際法並びに各国の主権、領土保全等々を甚だしく侵害するという決議まで出ているんですよ。ところが、日本政府はいつでも賛成賛成なんだから。  だから、今後もアメリカ国連憲章に違反する、そういう行動があり

上田耕一郎

1997-11-18 第141回国会 参議院 予算委員会 第4号

上田耕一郎君 日米防衛協力のための指針、新ガイドラインについて質問いたします。  六月に中間取りまとめが発表された際、ジャパンタイムズは、日米アンベール ウォー マニュアル、そういう大見出しで報道しました。戦争マニュアルベールを脱ぐと言うんですね。私は、今度の新ガイドラインというのは、日本武力攻撃を何ら受けていないにもかかわらず、自衛隊を国境の外に出して、人員、武器、弾薬、燃料の輸送、兵たん

上田耕一郎

1997-11-17 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号

上田耕一郎君 山本参考人二つお伺いしたいんです。  私は、グラントエレメントの低さとか贈与比率の低さとか、それから日本円借款のインフラに向ける比率の大きさなどでかなり問題があると思っていたんですけれども、きょうのお話ですと、発展途上国の自立を支援する、こういう理念世界に誇るべき非常にいいものだと。この理念の確立にはこの参議院調査会役割を果たしているので、これはよかったなとは思ったんですけれども

上田耕一郎

1997-11-17 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号

上田耕一郎君 上田でございます。お二人の参考人、ありがとうございます。  まず、杉山参考人にお伺いしたいのは、ケニアプロジェクトリーダーをおやりになった件なんですが、この小委員会で何回かケニアのことが問題になりまして、山本委員指示で私たちのところにもかなり詳細な報告書が回ってきていまして、私も興味を持って読んだんです。これは、「定着農業ケニア) アフリカ(サハラ以南地域における定着農業発展

上田耕一郎

1997-11-10 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第3号

上田耕一郎君 全般的な問題に入る前に、国際機関の問題、我々国会議員も連名でこの復活を要望しているんですけれども、読売の八月二十四日付に大きな記事が載っていて、この数字外務省数字というんですが、任意拠出金削減率世界食糧計画四五%、国連児童基金四一%それから国連難民高等弁務官事務所三九%、任意拠出金を出している主要十機関で三五%から四五%減額する、ゼロ査定が大小約三十機関に上るというんです。それで

上田耕一郎

1997-11-05 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号

上田耕一郎君 両先生お話でかなり本質的なところに討議が進んだように思うんです。  小島先生のレジュメの最後に、今のような状況の中で「「鄧小平理論」で乗り切れるのか?……「鄧小平理論」の功罪を問う時期が到来」というふうに書かれているんですけれども、今のような頑迷な上からの指導のある社会で、本当の民主主義化なしに、例えば最大課題である国有企業の問題の解決等々が実現できるような社会科学的な研究とか分析

上田耕一郎

1997-11-05 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号

上田耕一郎君 共産党上田です。  両先生、ありがとうございました。  一回五分の発言というので、高木参考人にどうも五分かかりそうなので、小島先生には後で時間があればさせていただきます。  米中関係相互政策についてそれぞれ質問したいんですが、まず第一にアメリカの対中国関与政策ですね。  きょうのお話で、南アフリカに対する対策が淵源だったということを初めて聞いたんですが、それはカーター政権、ブッシュ

上田耕一郎

1997-10-31 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号

上田耕一郎君 一元化問題で、先ほど広中さんからも外務省の外局問題での意見がありました。  田さんも引用されたこの資料を見ますと、各国援助体制がどうなっているかという各国別比較表が二十八ページからあるんですね。これを見ると、フランスはちょっと複雑だけれども、あとは大体一元化が進んでいるようです。カナダ、イギリスなんかはやっぱり独立した国務大臣のもとにあるようで、アメリカ国際開発庁というのは、これは

上田耕一郎

1997-10-31 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号

上田耕一郎君 今、山本さんの御意見がありましたけれども、人道的援助支援、それから環境重視支援、そういう方向を進めていく上で、私、前回少し申し上げた読売の解説によると、人道的援助ともう一つ戦略的援助があると。戦略的援助というのはイデオロギーとそれから利潤だと申し上げたんですが、その戦略的援助の問題を真剣に検討することがどうしても不可欠な課題だと思うんですね。  戦略的援助については、やっぱりアメリカ

上田耕一郎

1997-10-31 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号

上田耕一郎君 基本的な問題として、人間中心開発それから環境重視開発、これはODA白書でも強調されたんだけれども、本当にそういうものに変えなきゃならぬという問題点と、二番目に情報公開問題点と、三番目に実施体制一元化ですね、この三つについてちょっと意見を申し上げたいんです。  前回、九六年度の白書人間中心開発を押し出したことを触れましたけれども、九七年度の白書は、今度は環境問題を非常に重視

上田耕一郎

1997-10-29 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号

上田耕一郎君 今までの質問に一部出た問題なんですが、小此木参考人の言われた強靱な政治体制側面に、国際法違反それから国内民主主義違反の危険な側面があるわけですね。  国際法違反で言えば、ラングーン事件それから大韓航空機撃墜事件、それから日本新聞報道では、百ドル紙幣の偽造を国家で行っているといってその工場の所在の地図まで載るというような国際法を公然と無視した非常に危険な側面一つあります。  

上田耕一郎

1997-10-29 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号

上田耕一郎君 共産党上田でございますが、参考人のお二方、どうもありがとうございました。  私も小此木さんが申された政治体制経済体制のアンバランス、これがあると思うんです。ちょうど小スターリン体制ともいうような非常に異常な、しかし国民とのある一体性を持った政治体制食糧危機に見られる大変な経済危機、これが特徴だと思うんです。ただ、金書記報道による著書だとか書簡を見ますと、やっぱりアメリカとの正常化

上田耕一郎

1997-10-27 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号

上田耕一郎君 調査室でつくっていただいた資料の十一ページに、理念目的基本原則について調査会合意政府大綱参議院会派法案新進党法案と四つ並べて書いてあるんです。そこで僕は、理念原則目的をどう分けるのかということは議論があるにしても、こういう中身を入れることなら大体合意ができるんじゃないだろうかと思うんです。  私の意見は、大体これで賛成なんだけれども、例えば三つ目の「自助努力支援

上田耕一郎

1997-10-27 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号

上田耕一郎君 山本さんの御意見がありました。  一つ、ちょっと私の言葉が足りなかったこともあると思うのですけれども、戦略援助ということで、イデオロギーの方です。私の言ったのは、日本独自の主体的な判断である援助をというのじゃなくて、アメリカ軍事戦略に追随している戦略援助、これが残念なことに日本の場合、事実上支配的だという悲しい現実があるのです。  私、前に国際問題調査会で質問して、アメリカ国防総省

上田耕一郎

1997-10-27 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号

上田耕一郎君 私は、七項目合意をつくったときに小委員としてずっと皆さんと一緒に仕事をしまして、今度改めて理念目的、諸原則というものを見てみて、かなり積極的な定式化に当時としてはみんなでまとめ上げられたんじゃないか、そう思います。  つまり、発展途上国先進国とが国際的な相互依存関係にある、我々先進国とその国民人道的立場に立って発展途上国自助努力援助する、支援するんだという基本的な考え方ですね

上田耕一郎

1997-07-08 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

上田耕一郎君 ナイ元国防次官補も、朝鮮有事、これが最大の問題だと何度も何度も言っています。ところが、周辺事態の中で最もアメリカ重視しているこの問題についてさえ、仮定の問題だと言ってお答えにならない。  じゃ、それはそういうことにして、全く無責任だということを指摘しておきますけれども、万一、この周辺事態が、我が国の平和と安全に重要な影響を与えるような事態が生じた場合、二つの形態で日本アメリカに対

上田耕一郎

1997-07-08 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

上田耕一郎君 答えを避けられましたけれども、アメリカ国防総省東アジア戦略にも、アメリカ韓国北朝鮮による南への侵略を打ち破るだろうと、そう言って、米韓相互防衛条約条約義務にも言及しています。万一、第二次朝鮮戦争が始まりますと、当然、米韓相互防衛条約も発動されるでしょう。そういう第二次朝鮮戦争が万一始まった際、じゃ日本はどういう態度をとるのか。戦時中立態度をとるのか、それとも、このガイドライン

上田耕一郎

1997-07-08 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

上田耕一郎君 日本共産党上田でございます。時間が二十二分なので、私も簡潔に質問しますが、答弁もひとつ簡潔にお願いします。  やっぱり周辺事態が大きく問題になりましたので、そこから質問します。  クリントン政権のもとでの地域防衛戦略では、二つの大規模地域紛争一つはイラクによるクウェート、サウジアラビアヘの侵略、もう一つ北朝鮮による韓国への侵略、この二つを挙げています。  万が一、後者の北朝鮮による

上田耕一郎

1997-06-16 第140回国会 参議院 逓信委員会 第16号

上田耕一郎君 日本アメリカに一生懸命協力していても、アメリカ態度はなかなか厳しいものです。大臣アメリカの一方的な要求は極めて遺憾だと衆議院でも答弁されておられますけれども。  NTTアメリカKDDアメリカ認証申請に対しては、USTRが留保という態度でしょう。クリントン大統領は、NTTKDD外資規制を撤廃してくれと橋本首相に手紙まで出してくるという状況があるわけですね。私は、こういうアメリカ

上田耕一郎

1997-06-16 第140回国会 参議院 逓信委員会 第16号

上田耕一郎君 去年の四月三十日期限のはずが九カ月半、アメリカ要求で延期されて、二月十五日に合意ができたんです。  読売新聞はこう書いています。「多国間交渉の形をとりながら、実態アメリカと六十数か国の間で条件交渉に終始した二国間交渉だったといえる。通信先進国アメリカは、世界で最も開かれた市場と、世界通信市場のシェア三割を占める圧倒的な実力を背景に、WTO加盟百三十か国に市場自由化を迫った。

上田耕一郎

1997-06-16 第140回国会 参議院 逓信委員会 第16号

上田耕一郎君 日本共産党上田です。  今回の改正案は、WTO合意に基づいて、世界電気通信市場自由化のために日本としてはNTTKDDの二〇%を除いて外資規制全面撤廃をやるという内容になっています。  まず重要な問題は、今度のこの合意アメリカ国家戦略、それに基づく非常に強引なイニシアチブによって進められたことです。その背景は、クリントン政権情報スーパーハイウエー構想にあります。ゴア副大統領

上田耕一郎

1997-06-12 第140回国会 参議院 逓信委員会 第15号

上田耕一郎君 この問題調べましたら、九四年十月二十七日の電通審答申によるんですね。「加入者回線に係る費用をすべて利用者から定額制基本料で回収するという考え方には一定の合理性があると考えられる。」ということで省くことになったんですね。  私は、おととしここの委員になってまだ新米なんですけれども、だから電通審答申なるものは余り読んだことがなかったんだけれども、これ読んであきれましたよ。これ電話料

上田耕一郎

1997-06-12 第140回国会 参議院 逓信委員会 第15号

上田耕一郎君 日本共産党上田でございます。  前回に引き続きまして第四の問題として、今回のNTT再編国民利用者労働者負担を強いることになるおそれについて質問します。今回は、事業者間の接続問題、光ファイバー網の設置の利用問題、ユニバーサルサービス大幅ダウン市内料金値上げ、それから労働問題などについて取り上げます。  接続問題では、NTT電話施設三つシステムがあって、一つ加入者宅から

上田耕一郎

1997-06-11 第140回国会 参議院 逓信委員会 第14号

上田耕一郎君 時間が大分なくなりましたが、鈴村参考人には一点だけお伺いします。  お話をお聞きしますと、三つの不確実性のうち二つ目だけは政治決定でなくなったけれども、第一と第三の不確実性と霧はどうも晴れていないようで、特に第三の国内の公正な競争というのが第一の国際的なダイナミックで自由な競争のためにも決定的条件のようにお伺いしました。  国内の問題で一つお伺いしたいのは、鈴村参考人は、公取の情報通信分野競争政策研究会

上田耕一郎

1997-06-11 第140回国会 参議院 逓信委員会 第14号

上田耕一郎君 日本共産党上田でございます。どうもきょうは貴重なお話をありがとうございました。  林参考人にまず三点お伺いしたいんですが、簡潔に。  第一点は、今回の再編は昨年二月の電通審答申、これ事実上否認されて首相のツルの一声で郵政省とNTTの談合で決まったものなので、じゃ電通審というのは一体いかなる役割を持っていたのかという深刻な問題が出されていると思いますので、その問題。  第二点は、参考人

上田耕一郎

1997-06-10 第140回国会 参議院 逓信委員会 第13号

上田耕一郎君 詳細な説明をいただきましてありがとうございました。  私が二月に質問させていただいたときは読売記事を使った。読売記事署名記事です。責任を持っている。「NTTは、本格的な国際進出に必要な投資額を」、次はかぎです、「「通信会社の買収を含めて二兆円以上」とはじき、」となっていまして、だから署名記事かぎつき引用なので、恐らく社内文書にあったんじゃないかと想定します。  今のお話でいろいろな

上田耕一郎

1997-06-10 第140回国会 参議院 逓信委員会 第13号

上田耕一郎君 日本共産党上田でございます。  前回日本共産党がこの三法改正に反対する理由の第一として、電通審答申を全く無視して一度も討議されていない持ち株会社制度導入して、財界がかねてから導入要求していた独禁法抜本改悪に道を開いたこと、第二に、国民利用者のためではなく、多国籍企業世界戦略に奉仕する国際進出がこの再編目的であることを取り上げました。  きょうは第三の問題として、恐らく

上田耕一郎

1997-06-05 第140回国会 参議院 逓信委員会 第12号

上田耕一郎君 言葉は、恐らくこれはテープを起こしたんでしょうから多少あいまいなこともあるかもしれないけれども、めちゃくちゃになるのを防ぐというのは、いろいろあるけれども、事実上は一体化してやっていけるという意味ですか。めちゃめちゃになるのを防いで、事実上一体化しておくと、持ち株会社が司令塔になって。

上田耕一郎

1997-06-05 第140回国会 参議院 逓信委員会 第12号

上田耕一郎君 私どもとの経済観の違いだと言われますけれども、独禁法抜本改悪ですから、独占の強化になるんです。そうすると多国籍企業、大企業利益拡大に奉仕することになります。それだけではありません。金融持ち株会社まで今度ねらわれておりまして、そうすると、莫大なものがあるという不良債権、それを抱えて困っている金融機関の救済、さらには橋本首相が言い出しているビッグバン、こういうものともつながったものなんですね

上田耕一郎

1997-06-05 第140回国会 参議院 逓信委員会 第12号

上田耕一郎君 日本共産党上田でございます。  この三法案として提出されている今回のNTT再編問題というのは余りに問題が多過ぎると思っています。私、二月二十一日のこの委員会で取り上げたんですけれども、そのとき指摘しましたように、橋本首相指示で始まったという非常に異常な経過をたどっています。六月末のリヨン・サミットで橋本首相屈辱的経験をしたと、クリントン、コール、シラク、メージャーら各国首脳

上田耕一郎

1997-05-21 第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第9号

上田耕一郎君 武田さんの意見をめぐっていろいろ意見が交わされていますけれども、やっぱり私は唯一被爆国日本で、憲法九条を持つ日本の国際的な使命と役割は一層大きくなっていると思うんです。と申しますのは、今の唯一の超大国になったアメリカ世界じゅうで広げております核抑止体制、常時戦闘体制、何が起きてもすぐ即応できるというような体制は非常に異常なもので、もう第一次世界大戦当時はだれも考えられなかった問題

上田耕一郎

1997-05-21 第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第9号

上田耕一郎君 私は、森本参考人発言のときに質問しようと思って時間が足りなくなって質問できませんでしたので、軍事同盟の問題と核兵器の問題、このことについて少し意見を申し上げたいんです。  ソ連が九一年になくなってワルシャワ条約機構、これも解体されたので、本来なら仮想敵国を仮定して軍事同盟というのはつくられているのですから、仮想敵国がなくなったわけですので軍事同盟というのはすべて解消する、核兵器もなくすという

上田耕一郎

1997-05-19 第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号

上田耕一郎君 以前、ここで決議をつくったときに、今のODA基本法の問題で一番の障害はやっぱり率直に申しまして外務省態度だったんです。これは当時の理事の報告によりますと、外務省は二点、一つ一元化です、絶対困ると。もう一つ国会審議。この二点で非常に強い抵抗がありまして、それで自民党も含めて満場一致でできたんですけれども、基本法については検討という方向で文章化せざるを得なかった。  だから、これは

上田耕一郎

1997-05-19 第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号

上田耕一郎君 この調査会は以前全会一致ODAについての決議をつくって、これが九二年のODA大綱政府閣議決定にも大きな影響を与えた、そういう歴史があるんですけれども、前回外務省局長も強調されたように、九六年度は何と三五%も減ってしまうという状況になって、先ほど赤桐委員も言われたような曲がり角にあると思うんですね。  それで、ことしの参考人は数えてみますと七人お見えになって、それぞれ専門的な研究

上田耕一郎

1997-05-13 第140回国会 参議院 逓信委員会 第10号

上田耕一郎君 NHKは、民放よりははるかに前進していたんですけれども、今度の審議の過程で教育番組も実施するという前向きの姿勢を示されたことは大変うれしく思っています。公共放送なので社会的責務としても本当に先頭を切っていただかなきやならないと思うんですが、二〇〇〇年までにニュース番組も含めてどのぐらいまで努力するかという目標、これをNHKにお聞きしたいと思います。

上田耕一郎

1997-05-13 第140回国会 参議院 逓信委員会 第10号

上田耕一郎君 まだまだ課題はたくさんありまして、今度、一億三千万の予算がついて、これも前進なんだけれども、障害者団体からは補助金をもっとふやしてほしい、十億円以上は欲しいという当然の要望なども来ておりまして、これはもっとふやすように努力していただきたいと思うんです。  やっぱり民放の場合、きょうもいろいろ取り上げられましたけれども、早急にやらなきやならぬ点があるんです。免許は今度簡単になったので進

上田耕一郎

1997-05-13 第140回国会 参議院 逓信委員会 第10号

上田耕一郎君 まず、字幕放送前進について質問したいと思います。  この問題は、私、これまで四回取り上げてきているんですけれども、昨年の五月三十日には本免許だけで字幕放送できるようにと要望しましたけれども、これ去年四十万の全難聴の署名を受けて請願が通りまして、これが早速法改正になったわけで、これは郵政省としてはかなり素早い対応で評価したいと思うんです。  きょうの審議でも、アメリカ、イギリスからかなりおくれているという

上田耕一郎