1970-09-29 第63回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第3号
○上田哲君 過去二代の防衛庁長官はアメリカへ行っておりません。まあ三代目ぶりに、四年目ぶりに中曽根長官が海を渡ったわけでありますけれども、そういうことも含めて、まあ歴代の防衛庁長官が参勤交代で行くわけではないとするならば、あえて招待がきた理由も、また出かけられた理由も、今回特有のものがあったはずであろうと思います。防衛庁長官並びに佐藤内閣は、長官にいかなる任務を与えて渡米せしめたのか。特に長官に、いま
○上田哲君 過去二代の防衛庁長官はアメリカへ行っておりません。まあ三代目ぶりに、四年目ぶりに中曽根長官が海を渡ったわけでありますけれども、そういうことも含めて、まあ歴代の防衛庁長官が参勤交代で行くわけではないとするならば、あえて招待がきた理由も、また出かけられた理由も、今回特有のものがあったはずであろうと思います。防衛庁長官並びに佐藤内閣は、長官にいかなる任務を与えて渡米せしめたのか。特に長官に、いま
○上田哲君 四十一年十二月の前の前の上林山長官の訪米以来、満四年を経ての防衛庁長官のアメリカ訪問でありますから、非常に意味するところは大きいと思います。そうした問題と、それから八月の十九日のこの内閣委員会の席上で、防衛庁長官に訪米問題について問いただした際には、まだ決定を見ていないのでということで、確たる御答弁がいただけなかったわけでございます。本日はそうした手続問題を含めて明確にお伺いをしていきたいと
○上田哲君 石原理事、中尾委員と私の三名は、七月九日から同十二日までの四日間の予定をもちまして、硫黄島及び父島における国の地方出先機関、公務員制度及び自衛隊の実情等について調査し、あわせてこれらの島内を視察してまいりましたので、以下順を追ってその概要を御報告いたします。 まず、硫黄島の実情について申し上げます。 あらためて申し上げるまでもなく、硫黄島は東京の南、約千二百五十キロメートルの洋上に浮
○上田哲君 長官のお答えは、やはり私は技術論だと思います。撃てといえば撃つし、そうして当てろといえば当てるべきだ——なるほどそうだと思います。ただ、三十年前の日本帝国陸海軍では、そういう疑念は持つことはなかったと思うし、また持つ必要はなかったろうと思うのです。今日、私が言うのは、領空侵犯の場合はなるべくまわりに火花を散らせてどうしろというような技術論ではなくて、ローカルにいって、日本を取り巻く部分については
○上田哲君 長官はそういうふうに訓示をされているのでありましょうし、これはいま、法律の命ずるところというおことばもございました。私の短い時間の中で信じた限りでは、その砲雷長君も、長官の命ずるところに従って、まさにその任務を遂行することに一点の疑念も感じていないだろうと信じます。で、おっしゃるように、もし侵略されなば、これに向かって撃攘すべしと、まさにそのように信じながら、たとえば長官自身が旧来、特に
○上田哲君 先般私、自衛隊の施設の一部を視察したわけでありますが、たまたまその中で艦艇に乗りまして、非常に優秀な士官諸君としばらく防衛問題を議論したわけであります。大体、私などとあまり年代の離れない人たちでございまして、これは中曽根長官の最も信頼してしかるべしと思われるような砲雷長が、日ごろからこれは私どもの発言などをメモしておって、検討しているのだとかいう、なるほどよく勉強した人でありましたが、その
○上田哲君 重ねて御確認いただきたいと思うのですが、そうなりますと、国防の基本方針改定の方向を目ざして、議員懇談会を早い時期に、具体的には今月末の二十七、二十八日の日米交渉と申しましょうか、会議と申しましょうか、を踏まえながら、たとえば今月中にも持てる可能性があると判断してよろしいか。また、日米会議には当然国防の基本方針の改定問題をテーマとして論ずべき御用意があるのか。この点の御確認をいただきたいと
○上田哲君 次の問題をひとつお伺いをいたします。 六月二十三日が過ぎまして、日米関係あるいは太平洋アジア情勢が新しい局面に立っているということになろうと思います。先般、五月の中旬で終わった六十三特別国会で、佐藤総理及び中曽根長官に対して、今後の四次防ないしは長官の言われる新防衛計画なるものへの展望について、これからの新しい防衛戦略の基本になるものとしての三十二年の国防の基本方針の改定問題、この点をかなり
○上田哲君 きょうは時間の関係がありますから、二口だけ申し上げたいと思います。 いま、本院に所属する某議員の発言をめぐって、まあ最終的には野党の矢山委員と防衛庁の責任者である中曽根長官との間に、自衛隊の本質については見解を異にするというか、立ち分かれになったようにお聞きしておりました。私どもも某議員の片言隻句をとらえてちょうちょうする趣味を持ち合わせておりませんし、そして、その限りでは中曽根長官がこのように
○上田哲君 そういう議論を中心に、この委員会でもいろいろな面の検討が行なわれたわけであります。確かに、単なる紙に書いたことばだけでこの軍国主義の問題を議論することは、私ども正しくないと思います。十分にこれを追うことはできないでありましょうけれども、いま総理が言われたように、平和に徹する、つまりあらゆる国の行なう諸政策が、すべからく戦争ではなくて、平和の方向にその努力の道筋を向けるということでなければならない
○上田哲君 予定によりますと、六十三特別国会はきょう終わるようであります。その六十三国会の途中でたいへん大きく提起された問題が軍国主義批判の問題でありまして、この問題についてはいろいろな御答弁もありましたけれども、いよいよきょう終わる予定でもありますし、当委員会の分担すべき主要課題でもありますので、決着をぜひつけておきたいと思います。 中曽根長官との質疑は私はすでに終えておりますので、その上で総理
○上田哲君 四次防と言うよりも新防衛計画というべきであるだろう、こういうお話がありました。基準、体系、数量、性能その他の内容についてのお話もございましたけれども、それらのところは通常の場合の項目と変わらないところでありますから、新防衛計画とあえて称されるゆえんのものは、単に一次防以来倍々に進んできたというような量的な把握だけではなくして、先ほど来申し上げているような、防衛庁側としても新段階に入る防衛論
○上田哲君 自己批判ということばすら出まして——すぐそのあとから再検討ということばに変えられたおもむきでありますけれども——ことばのあげ足とりでなく、ひとつおおいに胸襟を開いて、きびしく議論を突き詰めてまいりたいと思います。 私はこの質疑の中で、アジア太平洋圏の未来図にかかわるわが国の安全保障の長期展望、さらに分け入って言うならば、政府、防衛庁の長期防衛戦略、わが国を取り巻く緊張の分析や核均衡論、
○上田哲君 たんたんと経過してまいりました今国会、逆の言い方では低調といわれる終盤に、やや波高い状況もあったようですけれども、今朝はたいへんからりと晴れたさつき空でもありますから、どうかひとつ長官からも今日は心ゆくまで冷徹な御答弁をいただきたいと思います。私をトップとして同僚議員からもたくさん続いて質問をいたしますので、やや大づかみに総括的に御質問をしていきたいと思います。 私はこの質問の中心を、
○上田哲君 ただいま御報告をいただいた内容ですが、ちょっと確認をしておきます。 日本兵器工業会については、私が御指摘申し上げましたとおり、百四十という数字ですが、この会員名について、これは後ほどでけっこうですから確認をしたい。 それから、防衛庁の人件費については、二千七百三十一億円の内容について防衛庁がこまかく出さないということでありますが、従来こういう形で防衛庁は発表していないというふうに理解
○上田哲君 後ほども伺いますけれども、ちょっと忘れるといけないのでお伺いいたしますが、航空機産業には将来非常に大きな期待をかける、したがって、いまの数字の中に含まないということですけれども、また、輸出の問題にも触れられましたけれども、防衛産業としての航空機の、たとえば対米輸出ということもお考えになっているかどうか。それから防衛予算の中で人件費が非常に大きいので兵器産業のほうにいく分は少ないのだというお
○上田哲君 いや、さっそく答弁漏れましたね。そういう数字でありますけれども、国民の実感からしましても、現に組み上げられていく四次防、あるいは現在進行中の三次防のたとえば二兆三千四百億円というような大きな数字から見ても、また、自主防衛というものの骨格をなす兵器の国産という方向から考えても、日本の生産性がいかに高まったとはいっても、その中に占めている数字は〇・四%だからというだけでは実感としては理解しがたい
○上田哲君 公害問題についても後ほどお伺いしたいと思いますけれども、私は四月の十日に、防衛三法について本会議の代表質問を行ないましたときに、通産大臣の御出席を求めましたが、たまたまガス事故がございまして御出席をいただけなかったので、本会議の席上、委員会にゆだねるということになっておりまして、そこでまず防衛産業、兵器産業の問題についてお伺いをしたいと思います。 最近、非常に自主防衛論というのが高まってまいりまして
○上田哲君 ただいま提案されました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案につきまして、私は日本社会党を代表し、安全保障論の基本に触れて政府の所見をただしたいと思います。 われわれの国では、近く国の骨格を変えるような膨大な軍事計画が発足しようとしています。われわれの国にいま求められているものは、七〇年代を見通す冷徹な展望と的確なナショナル・コンセンサスであります。一口で言えば、今日以降、七二年当初までは
○上田哲君 私は、ただいま可決されました国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案に対して、自民、社会、公明、民社四党の共同提案にかかる附帯決議案を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 一、物価、公共料金等経済情勢および社会情勢の変化に即応して、時期を失することのないよう旅費の改正に努めること。
○上田哲君 まあ、これは異論があるところでありまして、私は納得いたしませんけれども、針が刻々と動いてまいりますから、あえて先に進むことにいたします。どうかひとつできるだけ胸を開いてお答えをいただきたいと思うのでありまして、橋本議員がどうしてもお答えにならないという範囲を確定されるということであれば、やむを得ない部分もあるかと思いますが、ひとつお答えいただけるような質問をできるだけ私も抽出をしてお尋ねをいたします
○上田哲君 これは今日まで、この審議が始まる前に速記をとめて、小野委員から激しく委員長に迫ったところですでに了解をされている部分でありまして、そうした了解の上に立って、非常に迫っております、正確に申せば三時間と五十六分しかない時間を有効に使うために、各党間の了解の上でスムーズにひとつ御質問を申し上げ、お答えをいただけると、こういうふうに理解をしておるわけでありまして、この点はひとつぜひ御理解を深めていただきたい
○上田哲君 院議で決定をされました質疑時間がわずかに四時間少々になっておりますので、私どもとしても、質疑をできるだけ早めていきたいと思います。この席には、ただいま委員長のお話しのように、与野党の理事諸氏及びその他の皆さん方の御努力によって、衆議院の社会労働委員会から委員長代行として橋本議員がお見えをいただいているのでありますから、代理に対して敬意を表しながらお伺いをいたしたいと思います。 私どもの
○上田哲君 事実関係についてお尋ねをするのでありますが、そういう大前提に立っているとすれば、今回の修正案についての審議は全く行なわれてないとわれわれは了知をしておりますが、これが適当であるとお考えでありましょうか、澁谷議員からお答えをいただきます。
○上田哲君 さて、そこでお尋ねをしたいのでありますけれども、衆議院の議論にもあったかに仄聞をしておりますけれども、われわれは、こうした法案を御提出なさるについては、言うまでもなく、政府提案の法案であれば各種審議会の議を経なければならない、これは厚生大臣も先ほど関連質問についての御答弁の中で明らかにされておるのであります。厚生大臣のそのときの御見解では、しかしながら、これは行政府の過度の権限行使を抑制
○上田哲君 昨日、提案理由の説明が行なわれました議題について御質問をいたしたいと思いますが、私は、昨日の委員会の最後の段階で、委員長のお取り計らいによって委員会で御決定をいただいた内容に基づいて、本法案の違憲性の問題ないし違法性の問題について、議案の内容の審議に合わせて幾つかの問題をただしたいと思います。 念のためにもう一度申し上げますけれども、私どもは、さまざまな議論を越えて、二十五日の参議院本会議
○上田哲君 私は、特例法案に関する提案趣旨の説明が行なわれることを了といたします。これは、昨日の参議院本会議の院議に基づくものとして、この手続きによることを了解をしております。その上に立って、社会党側の見解をひとつ述べておかなければならないと思います。 私どもは、明確に、昨日、諸規則にのっとった決議としての院議によりまして本日の会議を進行し、また提案趣旨の説明を受けるのでありますけれども、院議と申
○上田哲君 原田先生に大局的にはお答えをいただいたわけでありますけれども、わざわざもう一ぺん立っていただくことはないのですが、私がお伺いしたがった第一点は、たいへん認定制度の手続上の問題があるだろう、それからもう一つは千人に一人という認定というのは、はなはだ実態的ではないではないかという点についてはよろしゅうございますね。
○上田哲君 時間がございませんから、たくさんお伺いできませんが、ただいまのお話を総合しながら、基本的には、はなはだ実態調査がまだ十分に行なわれていない、こういう不十分な実態調査の上に立っての援護法なり、もろもろの施策で十分に行なわれるはずがないではないかという部分が共通の御指摘であったというふうに理解して、その上でひとつ先に進めたいと思いますので、御異論があればまたそのときにお答え願います。 原田先生
○上田哲君 参考人の御意見の中に、若干御意見の向きが分かれた部分があると思いますので、二、三点だけお伺いをいたしたいと思います。 この原爆の被爆者に対する救済の不備は、もう言うまでもないと思うのですが、そうした不備が起こってくる根本的な原因に、実態調査の不徹底がある。これは広島のみならず、関係者のひとしく認めるところであり、きょう御出席の参考人のそれぞれのひとしく指摘されるところだと思うのですが、
○上田哲君 雇対法の十一条が死文になっていないと、しかも、それが生きていながら、さらにこれを具体化するような職訓法の必要があるんだということになると、一体雇対法十一条と職業訓練法との関係というのは、つまり主従の関係、おそらく対等であると、従属するもりではないと言われると思うのですけれども、その関係は、どうお考えですか。
○上田哲君 お話しのように、この条文が十分に生かされるならば職業訓練の充実がはかられると言われるのならば、新しい職業訓練法の改正を行なら必要がないか、あるいはこの第十一条が死文となっているか、いずれかでなければならぬと思うのですが、実情はいかがですか。
○上田哲君 職業訓練法が今日まで議論されてまいりましたけれども、私は、大体二つの点について御意見をただしたいと思います。 その一点は、この職業訓練法が政府の雇用政策の下請法ではないのかという問題。もう一つは、激しい技術革新の中で、結局は労働力のスクラップ化を促進することにのみなるのではないか、こういうわれわれの見解に対して、いろいろ御答弁をいただきたいと思います。 元来、今回の改正案の前に雇対法
○上田哲君 私は、人間石田禮助氏をはなはだ尊敬しておるんですけれども、お年を召されたせいかしれぬけれども、どうも繰り言が多い。私もささやかな勉強をさせていただいて、議事録は全部読ませていただいた。総裁が大体いまおっしゃったようなことは二十回ぐらい出ております。そういう話をもう一ぺんこの席でまた伺うのではなくて、わが党はじめいろいろな委員がいろいろな御質問を申し上げて、いろいろ御答弁をいただいておりますから
○上田哲君 そうなりますと、そのとおりだと思うんですけれども、ここで十カ年間に積み上げていこうというお金は三兆三千七百六十億円ですね。三兆三千七百六十億円という金は、さっき次官もおっしゃいましたけれども、国鉄の総資産はざっと三兆と考えてみれば、もう一つ国鉄ができるようなものですよ。もう一つ国鉄をつくるようなそういうお金がこれ全部運賃でいこう、運賃で全部いこうなんてことはたいへんなことだし、おおよそといいましょうか
○上田哲君 運賃値上げの提案がありましてからかなり長い各方面からの議論が進んでおりまして、いま総力でこれに反対しようという社会党にバトンが渡って三人これから続きます。私は、その一番手としていろいろお伺いをしたいのでありますけれども、長い期間にわたっての討議が続けられる中で、私は、国鉄というのは単なる一利用者でしかなかったわけですから、これまで。この運賃値上げ問題が出てきたことがきっかけになり若干の勉強
○上田哲君 極力じゃないですよ。そうなると、二番目にひとつお伺いをしなければならないのは、いいですか、とにかくこの部屋は非常に狭いですよ。どうですか、この悪い空気、これは。それで、しかも当然傍聴の議員が来て聞けないのです。これは極力おやりになるといまおっしゃった。極力おやりになるのであれば、しっかりした条件のもとで極力審議を尽くすために、広い場所に変えようじゃないですか。どうですか。これは広い場所に
○上田哲君 議事進行。議事進行について委員長の見解をただしながら御相談申し上げたい。 八時にだんだん近づいてまいりましたが、幾らも――ほんのまだ三、四分しか済んでいないのですが、先ほど委員長自身が当委員会全員一致で確認をされた今後の議事日程ですね。加瀬委員の質問があり、そのあとは公明党の三木委員の質問を認める。三カ条ですね。それからそれについては連合審査の問題は別としますけれども、強行打ち切りなどはしないということを
○上田哲君 議事進行。先ほど来から――数えたわけではありませんが、速記をつけたり、はずしたりすることが数回連続しております。委員長の裁量で議事を円満に、スムーズに進めるために、いろいろとはかられるということはわかりますけれども、もろもろの情勢が非常に緊迫しているという空気の中で、国鉄運賃という重大な問題をわれわれは慎重審議するという各党の協定の中で、この委員会に出席しておりまして、たとえば理事懇談会
○上田哲君 だれとやるのですか。
○上田哲君 そうすると、四十四年度において給与表の改定と原資の改善を組合が交渉しようとする場合には、どういう相手に対してどういう交渉をすればいいんですか。
○上田哲君 一つお伺いします。特殊法人の労使関係というのが非常にまだ若いわけですから、いろいろ整理できなかったり、そのためにいろいろ紛争が別な方向に発展をしていくということがあるわけです。だから政労協としては大蔵省との統一交渉というところに持っていかなければいけないとか、いろいろな問題があるわけです。その辺のところはまだ整理しきれていないわけですから、問題がどうも逃げる余地も大きくなってくるのかと思
○上田哲君 国民年金法の一部改正案につきまして、日本社会党を代表して、佐藤総理をはじめ政府の見解をただしたいと思います。 国民年金の願うところは、零細な企業に働く人たち、自営業者、農民、つまり、比較的恵まれない立場に働く人々も、老人となって後は、区別なく、豊かな生活を保障されるという姿であります。この立場に立ってこの改正案を見て、総括的に指摘をしたいことは、どうしてもこの改正案の中には、その理想を
○上田哲君 一点だけ。先ほど申し上げましたけれども、被害者同盟の方がお疲れだと思うので、私が質問したのはそういうことじゃなくて、事実の問題を、北九州市の役所の方がきょう見えていないという問題についてあなたがたの経過をお伺いしたがったのですが、委員長の御指示もありますから、お答えをいただかないようにします。それはけっこうですが、少なくともカネミの方は、いま具体的な案をお持ちでないことはやむを得ないと思
○上田哲君 ですから、話し合いをすぐお始めになりますか。
○上田哲君 小野委員がもう少しくお尋ねをするはずであったのでありますけれども、参考人のお体の都合でお帰りになるということで了承するのですが、これじゃどうしても被害者の会の二人は帰られない立場にあるだろうと思うので、私は二点だけ確認をいたします。 第一点は、宇治野さんが最初にお話しになった部分でありますけれども、一体、栄養だと思って食べたものが体に毒になる、消費者がみずから食べるものを全部検査しておかなければならないのか
○上田哲君 四十三年七月の件ですね。
○上田哲君 いつですか、月日を言ってください。
○上田哲君 処女質問であります。木内原子力委員長以下たいへんむずかしい時間を御無理いただいているそうですから私も率直にお尋ねを申し上げるので、簡明率直にお答えをいただきたいと思います。 日本原子力研究所にひそむ危機と不安について、その一部を具体的に指摘をしながらお尋ねしたいと思います。 茨城県東海村の原研といえば、日本の原子力の平和利用研究のメッカとして、全国民の憧憬に似た敬意を集めていたと思うんです