1977-04-14 第80回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
○上田委員 身体障害者の方々がわざわざ文部省へ来られておるわけであります。それを、どういういきさつがあったかは知りませんが、鉄のとびらを閉じて追い帰したということに結果的になっていると私は思うのです。文部省がそういう態度をとったことに対して、全国民が非常に悲しんでいるのじゃないか、また同時に激しい怒りを感じているのじゃないかと私は思うのです。特に、いろいろいきさつはあったにしても——ただ、文書で回答
○上田委員 身体障害者の方々がわざわざ文部省へ来られておるわけであります。それを、どういういきさつがあったかは知りませんが、鉄のとびらを閉じて追い帰したということに結果的になっていると私は思うのです。文部省がそういう態度をとったことに対して、全国民が非常に悲しんでいるのじゃないか、また同時に激しい怒りを感じているのじゃないかと私は思うのです。特に、いろいろいきさつはあったにしても——ただ、文書で回答
○上田委員 教育条件の整備にとって不可決の前提はやはり国民の教育要求を真剣に受けとめることではないか、このように思うわけであります。 さて、朝日、毎日の新聞の四月十二日号には、特に毎日には「“身障者陳情”もみ合い 文部省の閉め出しに恐る 三人けが」、こういう見出しで記事が出ておるわけであります。ちょっと読みますと「十一日午後、文部省で車イスなどで訪れた身障者の陳情団をシャットアウト、約三時間にわたって
○上田委員 まず、委員会が夜間にまで及んでいるということは、文部省の都合でこういうことになっておることについて、非常に残念であります。皆さん方に本当に御迷惑をかけておるわけでありまして、逆に言うならば、上田はこんな時間に発言してみんなに迷惑をかけているという印象を与えかねないので、その点について特に申し上げておきたいと思うわけです。 さて、ことしの三月で教育基本法が制定されて三十年を迎えることになったわけであります
○上田委員 二、三回しか出席していないということは、多くの委員会で欠席をしているということになるわけでありますが、なぜ欠席しておるのか、あるいはなぜ宮内庁長官が政府委員になっておらないのか、その理由をひとつお聞かせ願いたいと思います。
○上田委員 前に一度なったということでありますが、それじゃ次に御質問いたしますが、長官が説明員として出席したのは過去何回あるのか、お答えを願いたいと思います。
○上田委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、皇室経済法一部改正につきまして宮内庁に質問をいたします。 まず御質問したいわけでございますが、宮内庁の長官が政府委員でなくなったのはいつごろからなのか、ひとつお答え願いたいと思います。
○上田分科員 第七十七回国会において、わが党の和田貞夫議員の質問に対して政府は、批准作業を積極的に進めたい、このような回答をしていただいておるわけであります。その進捗状態はどうなっておるのか。そしていつごろ国際人権規約を批准するつもりなのか、政府の見解をただしたい、このように思います。
○上田分科員 日ソ漁業交渉についてはその程度にしたいと思います。期待をしておりますので、ひとつその努力をお願いしたいと思います。 さて、世界人権宣言規約の問題について御質問をさせていただくわけでありますが、部落差別を初め沖繩差別あるいはアイヌ差別、職業差別、障害者に対する差別や男女の差別、本当にわが国社会は先進国だと言われながら国内に多くの差別が満ち満ちておるわけであります。同時に、外国人に対して
○上田分科員 本日より開始されました日ソ漁業交渉について、まず外務大臣に所信をお伺いしたい、このように思います。 一部の報道によれば、交渉が紛糾した場合には代表団を即刻引き揚げるといった主張が政府内部にあると言われておるわけであります。漁業交渉の結果が漁民の生活に、本当に死活に関するものであるということは厳粛に受けとめてもらいたい。漁業問題の解決に冷静かつ現実的な姿勢で対処されることを強く要望したい
○上田分科員 いずれにいたしましても、同和対策事業特別措置法は十年で日本の社会から部落問題を解決するという法律であると私は信じておるわけであります。さすればあと五十三年度の予算を組めば一応法律は切れるということになるわけでありますが、いまの政府の同和問題の認識といいますか、あるいは過去八年ないし九年近い同和対策の推移から見て、あと一カ年の同和対策予算で同和問題がすべて解決すると考えておるのかどうか、
○上田分科員 現在の昭和五十二年度の同和予算について各省から、いわゆる一般枠も含めまして一千七百十二億の要求があったわけであります。それに対して大蔵省の査定によりまして千三百九十二億に削られ、その中での純同和予算が、いま総務長官がおっしゃいましたように七百三十二億ということになっておる、こういうように思うわけでありますけれども、総務長官としてこの各省の要求自身が、特別措置法があと一年だという状況のもとでの
○上田分科員 私は部落解放行政につきまして、政府、とりわけ総理府に対して基本的な問題につき御質問を申し上げたい、このように思うわけであります。 同和問題につきましては、昭和四十年の八月十一日に内閣のもとに設置されました同和対策審議会の答申では、「同和問題は人類普遍の原理である人間の自由と平等に関する問題であり、日本国憲法によって保障された基本的人権にかかわる課題である。」ということが述べられておるわけであります
○上田分科員 私は裁判の問題を言っているのじゃなしに、捜査段階での捏造というもの、でっち上げというものをわれわれは問題にしているわけでありまして、私は裁判の問題を言うなら裁判所の分科会で発言するはずでありますから、その点はひとつ法務大臣の責任においてこの問題を明らかにされたい、このように思うわけであります。 特に、先ほど申し上げました万年筆、それから手ぬぐいの捜査の不正について、その捜査担当者に対
○上田分科員 疑わしきは被告人の利益にという原則があるわけでありまして、裁判の原則であるだけではなく、捜査の原則でもあろう、このように思うわけであります。捜査における人権尊重が狭山事件でこれだけ乱暴に踏みにじられたことをあなたはどう考えるか、ひとつお答え願いたい、このように思います。
○上田分科員 上田です。 私は、総理の国会での発言にもありますように、現在の日本の社会に歴然として存在する忌まわしい部落差別の解消について、特に昭和四十年の八月に出されました同和対策審議会の答申では、同和問題は人類普遍の原理である自由と平等に関する基本的人権にかかわる重大な社会問題であると述べられておるわけであります。そういう観点に立ちまして、いま全国の未解放部落仲間、また全国の労働組合や民主的な
○上田分科員 そうです。
○上田分科員 分野調整法から、いわゆる中小企業の分野法と言いながら、中小企業の圧倒的部分を占める小売店舗を除外しているということに対して大いに不満であります。 いま通産大臣から、小売については大店法あるいは商調法の運用の改善とか、あるいはいわゆる小売業者と大企業や大型店舗との紛争の調整を進めるというような御趣旨のようでありますが、しかし、今日大店法の規定によるところの千五百平米の規制ではどうにもならないという
○上田分科員 今日、全国の中小企業者は、地域社会に密着し消費者に直結した努力で国民生活の向上に重要な役割りを果たしております。ところが近年、大企業が資本力をかさに着て、直接あるいは子会社などを通じて、中小企業の分野に進出をしてきております。中小企業者の存立基盤を大きく脅かしておるわけであります。このような状態に対して、中小企業事業分野確保法の早期制定運動が全国的に進められておることはすでに御承知のことだと
○上田分科員 聞いていないことは答えないでください、時間がありませんから。 次に、私は大阪地方の最低賃金制定の共闘会議の初代の議長をいたしておりまして、現在副議長をさせていただいておりますが、昭和五十年度には全国一と騒がれたわけでありますが、一日二千六十四円、東京よりも一円プラス、また五十一年度は二千二百六十四円という形で注目されたわけであります。私は決してこの大阪地方の最賃が高いとは思っておりません
○上田分科員 私はそういう中立的な立場で、あるいはやや労働者の雇用あるいは労働者の立場に立ってというよりも、やはり基本的に労働省が生まれてきたいきさつというものを考えれば、あくまでも労働者の権利擁護というその線が貫かれてきたのではないか。労働三法ができたいきさつもそうである。常に労働者は雇用されているという立場から、そういう権力を持つ使用者側の圧迫を受けてきた。そういう立場で労働者が弱い立場にあるんだ
○上田分科員 私は、二日に予算委員会の一般質問で労働大臣に質問をする予定になっておったわけですけれども、労働大臣がおかぜを召したということで休まれたんですけれども、くれぐれもひとつ体に気をつけていただきたいと思います。 やぼな質問になるかもわかりませんが、まず石田労働大臣に冒頭、労働省は労働者のために、労働者の味方になる省なのか、それとも大資本家、いわゆる使用者の側を擁護するためにあるのか、その点
○上田委員 それでは、地名総鑑の問題につきまして質問したいと思います。いわゆる部落地名総鑑について御質問申し上げます。 周知のように、この差別事件は一昨年十一月十五日に発覚したものであります。政府は事件発覚後、総理府長官、労働大臣談話や各事務次官通達を出し、形の上では一応企業に対する指導、住民に対する啓発の徹底を約束いたしました。しかしながら、部落解放同盟の追及の中で「部落地名総鑑」以外にも二種類
○上田委員 私は、部落差別をなくするために五十年間闘いを続けてまいりました部落解放同盟の中央執行委員であり、大阪府連の委員長をいたしております。私は、部落解放の父、松本治一郎先輩や八木一男先輩の遺志と遺業を引き継ぎ、差別と迫害の中からやっと国会に参った者でございます。以後よろしくお見知りおき願いたいと思うわけであります。 さて、湯山先生の質問に関連いたしまして、二、三、部落問題につきまして御質問を