1964-04-10 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
○上田政府委員 法律上の問題でございますので、最終的には裁判所で現在の法律の運用をどうなさるかということに帰着するかと思いますが、現実の問題といたしましては、従来飛行機事故の場合には、相手方、ただいまおっしゃいましたテレビを見ておられた方の過失とか過失でないとかいうことは、全然問題にいたしませんで、わがほうとして国が賠償するという形で現実には処理いたしております。これは法律的にいえば、あるいは無過失損害賠償責任
○上田政府委員 法律上の問題でございますので、最終的には裁判所で現在の法律の運用をどうなさるかということに帰着するかと思いますが、現実の問題といたしましては、従来飛行機事故の場合には、相手方、ただいまおっしゃいましたテレビを見ておられた方の過失とか過失でないとかいうことは、全然問題にいたしませんで、わがほうとして国が賠償するという形で現実には処理いたしております。これは法律的にいえば、あるいは無過失損害賠償責任
○上田政府委員 ただいま政府委員からお答えしましたように、賠償の性質を持っておりますので、賠償規則ということで従来やっておりますが、御承知のように、これは御当人との話し合いで一種の示談の形で解決するという形になっております。形は賠償ということで、従来の規則は賠償規則という名前でやっております。
○政府委員(上田克郎君) 少し補足いたしますと、御承知のように、施設庁のほうは自衛隊の賠償規則を引用しておりますので、ただいま施設庁長官が申されました三十一年の五月と申しますのは、陸上自衛隊の損害賠償規則の達が出た日付でございます。海上、航空それぞれの自衛隊は、海上は陸上と同時に出ておりますが、航空自衛隊は発足がおくれました関係だと思いますが、三十二年の十月に達を出しおります。この三者は内容は同じでございます
○政府委員(上田克郎君) 牧場の規模そのものは、私いまここに資料を持っておりませんが、かつて補償したときのことでございますので、なお詳細はあとで御報告させていただければと思いますが……。
○政府委員(上田克郎君) 地図を見ますと一番はっきりするわけでございますが、野崎氏の牧場は島松の演習場の東南のほうで、境界線から約一キロ余り離れたところにございます。
○政府委員(上田克郎君) この演習場は、戦争中は日本の陸軍の演習場であったわけでございますが、終戦後米市が接収いたしまして、三十四年に米軍のあれが解除になりまして、それから陸上自衛隊の演習場といたしまして使用中のものでございます。 御承知のように、向こうには、第十一師団と第七師団の普通科の師団と、それから特科と戦車の集団、その部隊がここを使用しておりますが、きわめて大きな大演習場でございまして、大体
○政府委員(上田克郎君) いま鬼木委員のおっしゃいましたように、毎年更新いたしまして、一時使用を続けておりますが、将来とも、あの場所は補給処あるいは武器の整備をするために必要だと考えておりますので、今後は普通財産から行政財産への転換を求めたい、そういう考え方でおります。
○政府委員(上田克郎君) 米軍からの返還がありましたあとでは、主として陸上自衛隊が武器の整備、補給関係でこの土地を使っています。
○政府委員(上田克郎君) 予算につきましては、三十六年度、三十七年度まで大蔵省に計上いたしておりますので、大蔵省の担当官にお願いいたしたいと思います。
○政府委員(上田克郎君) 軍事顧問団の人員は、ときによりまして若干の異同がございますが、現在、軍人で約百二十名前後、軍属で三十名前後、合わせて百五十名程度おるわけでございます。
○政府委員(上田克郎君) 内部監査の実施状況でございますが、実地監査を、各調達関係の各部隊につきまして、年に一回ないし二回実施いたしておりますが、と同時に、会計検査院から御指摘を受けました指摘事項につきまして、従来、ともすれば、陸上自衛隊に指摘されたものは海空については徹底を欠くというような現象もございましたので、指摘事項については直ちにこれを各部隊の経理関係者に配付いたしまして、十分御指摘の要素を
○上田政府委員 昔あったようでございます。昔あったようでございますが、すでに昭和十二年以来閉鎖されておりまして、そのかわりに実はアメリカ軍がいなくなったあとでは、基地内の一部周辺でございますが、西南のほうにつけかえ道路と申しますか、道路を新装いたしまして御便宜をはかっておる。今後ともそういうようなことで、その道路を整備することによってなるべく御不便をかけないようにいたしたい、そういうような考えでおりまして
○上田政府委員 四十年度の予算のことでございますので、私がここで必ず予算として要求できるということは申し上げかねるのでございますが、私どもの全般的な見通しから申しますと、防衛庁としては大蔵省にそれはぜひ要求して実現に努力いたしたい、そういうことは言えると思います。 なお、岐阜の各務原の飛行場のトンネルの問題、道の問題でございますが、現在の段階といたしまして、私たちは結論的に申しますとごかんべん願いたい
○上田政府委員 東海病院のことにつきまして、少しこまかくお話し申し上げたいと思いますが、実は、先生も御指摘なさいましたとおりに、前々から御要望がございまして、われわれもその予算の成立に努力をこの二、三年やってきたのであります。ただ、何と申しましても、予算が、三十八年度は御承知のように約四十億、米軍関係と自衛隊関係で合わせて防音工事の補助金が約四十億ございました。二十九年度では、それに若干加えて四十一億
○上田政府委員 こまかい計算をいまやっておりますが、とりあえず御報告申し上げます。 これは御承知だと思いますが、いろいろなプリズムを取りかえるようになっているようでございますので、その中のプリズムの一つ、七万四千二百三十一円分が欠品になっておる、そういうことでございます。
○上田政府委員 先ほど会計検査院から御説明ございましたように、実際に金を渡しますときは物の大部分は入っております。ごく一部が入らなかったということはございます。
○政府委員(上田克郎君) 先生御指摘のとおり、二千四百ぐらいの滑走路で既設の飛行場がある場合に、三百メートルの延長をいたしますにつきましては、新しい用地の買収という問題が常に出てくるわけでございます。用地の買収につきましては、一般の基地問題の例にも漏れませず、その際になかなか円滑に用地の買収は不可能でございます。しかし、その現地の所有者の反対あるいは賛成という方と両方ございますが、賛成の方は当然でございますけれども
○政府委員(上田克郎君) ただいま防衛局長から申し上げましたように、望ましい形としては、二千四百メートルを三百メートル延長いたしまして二千七百メートルにするということは望ましいということで、104の生産に見合いながら延長を考えているわけでございますが、御指摘の千歳はすでに二千七百四十メートルでございます。そのほか現在延長を考えておりますところは、104の第二の配置を考えております新田原で、二千四百のものを
○政府委員(上田克郎君) ただいま相澤先生の申されました「か払い」という意味は、仮払いという意味でございましょうか。そうでございますと、前払いと申しますか、一応払っておきまして、あとになって精算するという意味では、そのとおりでございます。
○政府委員(上田克郎君) 御承知のように、104の生産契約は、五カ年間の契約が一本になっておるわけでございますが、現在までのところ支払いは、たとえば三菱の例をとって申し上げますと、三十六年の五月に四十三億七百四十五万一千円、三十七年の四月の終わりかたに百三億四千六十万二千円、それから今年になりまして、四月二十五日でございますが、百三十七億九百六十八万七千円、合計いたしまして二百八十三億五千七百七十四万円
○政府委員(上田克郎君) 輸入に二つ種類が御承知のとおりございまして、一般輸入とそれからMSMSの輸入とございますが、海の関係では歳出予算で三億六千八百万円、これが一般輸入でございます。それからMSMSで十五億二千八百万円、これがMSMSであります。合わせまして十八億九千六百万円というものを三十八年度で予定いたしております。これは歳出分でございます。そのほかに今年度負担の国庫負担行為で一般輸入が八億三千九百万円
○政府委員(上田克郎君) たいへん申しわけございませんが、対潜関係で整備した数字は今持ち合わせがないので、あとで調査して御報告申し上げることにいたします。
○政府委員(上田克郎君) 海上自衛隊の三十八年度の器材費の総額は十五億九千二百万円——切り上げまして十五億九千二百万円になっております。そのうちの一番大きなものと申しますか、金額の大きいのは、修理保管用備品費が四億三千六百万円でございます。そのほか順次申し上げますと、航空備品費が一億四千二百万円、艦船の備品費が三億七千百万円、みんな端数を切り捨てております。それから武器備品費が三億二千八百万円、車両及
○政府委員(上田克郎君) ただいま防衛長官からお答えがございましたが、補足いたします。第七師団のことだと考えまして、その詳細を申し上げたいと思います。 第七師団の装備はマップを期待しておりませんで、原則として国産で装備いたす予定になっております。その総額は約百三十億円でございます。その内訳を申し上げますと、戦車五十九両、装甲車二百三両、百六ミリの自走無反動砲四十五両、四・二インチの自走迫撃砲十八両
○上田政府委員 昭和三十八年度防衛庁予算につきまして、その概要を御説明いたします。 昭和三十八年度の防衛庁の歳出予算の総額は、二千二百九十二億五千七百六十五万二千円でありまして、これを昭和三十七年度の歳出予算額二千四十億四千七百二十三万四千円(補正予算を含む。)に比べますと、二百五十二億千四十一万八千円の増加となっております。 このほか、国庫債務負担行為として、航空機の購入について二十六億七千七百五十六万五千円
○上田政府委員 本年度と明年度の防音対策のふえ方を申し上げますと、自衛隊関係では本年度は十四億余でございました。三十八年度は二十億と若干でございます。こまかい計数は申し上げません。
○上田政府委員 二つ統合されまして、いわゆる基準の鉄筋化に該当しない木造の小学校二つが合併されましてコンクリートの小学校にお直しになるというふうに私承知いたしておりますが、その際のいわゆる防音工事部分でございますが、その点はわれわれの方で御援助申し上げる、補助申し上げる、そういうことになっております。
○上田政府委員 ただいま長官からかなり詳細にお話しいただきましたが、御承知のように、私たちも防音工事につきましては全力をあげて——民生安定でまずやれるのは防音工事ではなかろうかという気持で、防音工事に全力を注いでいるわけであります。御承知のように、昨年度防衛庁の自衛隊関係だけで十四億だった予算を、本年度の予算といたしましては二十億余の要求をいたしておる、そういうような次第でございまして、施設庁も合わせますと
○政府委員(上田克郎君) 本艦の建造につきましては、三十五年で継続費として二十九億六千万円余の国会の御承認を得たのでございますが、その後、モデルにいたしましたアメリカでのターター搭載の船の調査をいたしました結果、従来考えておりましたトン数では足りない約四百トンほどでございますが、足りないということがわかりまして、その調査団が帰って参りましたのが三十五年の十月でございます。したがいまして、三十六年度の
○上田政府委員 経理局長でございます。ただいまの御説明の十八日見てあると申しますのは、十八日ぐらいは例年欠食があるということで、予算に初めからその分は削除して減額してございますけれども、本年度は、その十八日のほかに若干、現在の段階で約一・五%ぐらいでございますが、欠食率がそれよりもふえているということになっております。
○上田説明員 経理局長からお答えいたします。 まず、隊舎の問題でございますが、先生御指摘のように、あれじゃいけないのだ、もっと改善してやらなければならぬというところは多いようでございます。ただ、予算の使い方といたしまして、なかなかそこまで手が回らないというのが実情でございまして、極力それに努力いたしております。たとえば今年度は約七億とちょっとを隊舎の改築に使ったわけでありますが、三十八年度の予算要求
○上田説明員 先ほど若干変えたと申し上げましたことに少し追加したいのであります。若干ふれましたと同時に、弾着地を五百メートルほど小さくいたしまして、危害をできるだけないようにするという方向にいたしております。長官にはまだその報告は私はいたしておりません。
○上田説明員 私の報告を受けておりますところでは、方向を変えてくれという現地の強い要望がございまして、われわれも変えるようにというつもりで、いろいろ技術的に検討してもらいました。若干変えたように聞いておりますが、主方向はそれほど変っていないように聞いております。
○上田説明員 自衛隊になりましてからは、発生した件数は少ないように聞いておりますが、それにつきましては、防衛庁の自衛隊が撃ちました場合はほとんど被害はないように聞いておりますが、ありましたものにつきましては補償いたしております。
○上田説明員 ただいまの御指摘の通りに、矢臼別第三地区と別寒辺台地区を結びますと、まん中がくびれて参ります。そうしますと、御指摘のミマッカ地区も、射撃演習の関係からいいますと、必要ではないかと考えております。しかし、具体的なことにつきましては、農林省並びに北海道開発庁の方に交渉をお願いしているところでございます。
○上田説明員 お答えいたします。 現在、この演習場を、北海道にあります四個師団のほか、でき得るならば内地の師団もそこで自衛隊が演習できるように、師団の対抗演習ができるように使用したい、そういう希望を所管の関係省庁、特に農林省と北海道開発庁の方にお願いいたしておりまして、現在その取得のために協議を実行いたしている段階でございます。
○説明員(上田克郎君) まだ新米でございまして、答弁がおくれまして、たいへん申し訳ありません。今のような場合には、その二両だけが使えて、あと一両はくず鉄のようなものにしなければならないような事態になりましたら、防衛庁長官から総理大臣に上申いたしまして、その御許可を受けて廃棄処分にすると承知しております。
○説明員(上田克郎君) 大蔵省によく連絡いたして変更したように承知しておりますが、法規上承認を要するという事項ではないように承知しております。
○説明員(上田克郎君) 私まだ着任して日が浅いものですから、具体的なこの問題の妥当性につきましては、まだ研究が不十分でございます。たいへん申しわけございませんが、後日研究いたしまして、妥当性のことについてはお答えいたしたいと思います。お許し願います。