1982-04-14 第96回国会 参議院 決算委員会 第5号
○参考人(上前行孝君) お答え申し上げます。 その前に、私、技術者として担当している者でございますが、このような工事の積算に当たりまして、単純とは言いながら、重大なミスを犯しましたことを深く反省いたしております。 先ほど来、都市局長のお話がございましたが、本件はどのようにして誤りが発見されるかということでございます。確かにこの誤りは、検査院の御指摘により発覚したという事実がございますが、一般に契約
○参考人(上前行孝君) お答え申し上げます。 その前に、私、技術者として担当している者でございますが、このような工事の積算に当たりまして、単純とは言いながら、重大なミスを犯しましたことを深く反省いたしております。 先ほど来、都市局長のお話がございましたが、本件はどのようにして誤りが発見されるかということでございます。確かにこの誤りは、検査院の御指摘により発覚したという事実がございますが、一般に契約
○参考人(上前行孝君) この補償額算定に当たりまして、専門的に信頼をおける業者が四社ございます。名前を申し上げますと、東京都建設事業協会、新都建設事務所、東測工業、それから建成社、この四社でございます。この四社は東京都の事業に基づいていろいろ工事をやった際の工事損害等について従来から非常に経験を持っておりますので、当公団といたしましてもこの四社に依頼いたしまして補償額を算定してもらうわけであります。
○参考人(上前行孝君) 補償の算定についてまずお答え申し上げたいと思います。 補償費の算定は、被害を受けた物件の実損につきまして原状の回復を図ることを原則にしております。その算定に当たりましては、まず第三者の専門家にその見積もりを依頼いたしまして、その内容を公団側が当公団の工事設計積算基準に照らし合わせましてチェックを行い、そして補償の額を決定いたしております。