1974-03-26 第72回国会 参議院 逓信委員会 第6号
○参考人(三熊文雄君) ただいまお話のありましたとおり、われわれ設計する場合は、いわゆる電気用品取締法の技術基準以上の設計をするわけです。したがって二ミリというものは少なくとも七ミリ以上離すというような設計をしまして、実際におきましても配線がたるみその他で二ミリ以下になるという危険があるので、それがないように線の長さをはっきりきめます。そして常にそれが接触しない方向で配線するわけなんでございます。
○参考人(三熊文雄君) ただいまお話のありましたとおり、われわれ設計する場合は、いわゆる電気用品取締法の技術基準以上の設計をするわけです。したがって二ミリというものは少なくとも七ミリ以上離すというような設計をしまして、実際におきましても配線がたるみその他で二ミリ以下になるという危険があるので、それがないように線の長さをはっきりきめます。そして常にそれが接触しない方向で配線するわけなんでございます。
○参考人(三熊文雄君) われわれの新日本電気におきましては、販売数が三千六百七十人台、したがって在庫のものが三百十三台、こうなっております。
○参考人(三熊文雄君) ただいまの御質問にお答えします。 新日本電気のただいまお話しのありましたCV−20C862A、これは生産は昭和四十八年にかかりまして、昭和四十八年八月までつくったわけです。その台数は三千九百九十一台、それだけつくりまして、そしてその後は二十二インチに変わったものですから生産は中止しました。
○参考人(三熊文雄君) いままでの例を申し上げます。先島につくりましたときに、昨年技術者がこちらに八名参りまして、そうして大体三カ月間私のほうの研修所でいろいろな研修をいたしました。それからそれ以外にアナウンサー及び制作要員、これが十人同じように研修所に参りまして、いろいろなそういう点で研修いたしました。で、まず次のステップとして考えられますのは、やはりNHKのほうに参ってそういうような研修をするということが
○参考人(三熊文雄君) この前も当委員会で一応簡単に御説明いたしましたのですが、重ねて申し上げます。今回は簡単に申し上げます。 送信設備が約四千九百万円です。それから録画、調整装置、これが一億一千六十万円、それからスタジオ設備関係が四千四百八十万円、それから取材、現像、編集設備、これが千六百七十万円、それから電源と、それから工事費、これが一億二千八百九十万円、合わせまして三億五千万円ですが、この工事費
○参考人(三熊文雄君) その送信機その他の中には入っていないけれども、工事費自体の中に全部含まれています。しかも、その工事費は先島の場合内地の二五%を見たのですが、今回は二〇%だけ余分に工事費の中で含ましてあります。
○参考人(三熊文雄君) 金額についてははっきりはわからないんですが、一応概要といたしましては、送信所関係を申し上げますと、那覇市郊外豊見城というところに約四千坪の敷地を買ったそうでございます。そこへ鉄塔が高さ百六十五メーター、海抜二百三十三メーター程度の高さの鉄塔を置いて、空中線をそれへつける、六段一面、いろいろこまかい点もありますが、大体それでチャンネルが日本の第二チャンネルに相当するものをつけたいと
○参考人(三熊文雄君) 御承知のとおりOHK自体でやりまするものがありまして、それは局舎それから鉄塔の設備、空中線、これだけはOHKでやりまして、あとの局舎に入れます機械類は三億五千万円でやる予定でございます。 その内訳を申し上げますと、送信設備で五KWテレビの送信装置一式、四千九百万円、それから録画送像・調整設備といたしまして、VTR一台、静止画送像装置二台、フィルム送像装置一式、テレビ主調整装置一式
○参考人(三熊文雄君) ただいまNHKで計画しておりますのは、その三カ所については考慮しておりません。これはOHKみずからやるということを聞いております。
○参考人(三熊文雄君) まず沖繩の本島のほうを申し上げますと、一応この機械によって本島が九三・六%のカバレージです。しかしながら、それ以外に久米島その他あと三カ所ぐらいつくらないと九九%ぐらいになりません。それから先島につきましては、一応この前できましたものによりまして五つあるわけですが、それで九七・七%というものですから、全体的に申し上げましてあと久米島その他について三カ所つくればほとんど九九%近
○参考人(三熊文雄君) NHKでただいま考えています内容につきましては、一応局舎及び鉄塔その他は沖繩放送協会がつくるものですから、その中に入れます送信設備その他であります。まず、送信設備から申し上げますと、送信設備として五キロワットテレビ放送装置一式、これが四千九百万円。それから録画送像・調整設備、これはVTR一台、静止画像の送像装置が二台、フィルム送像装置が一式、テレビ主調整装置一式、これが一億一千六十万円
○三熊参考人 この中身につきましては、建設費のものばかりでありまして、御承知のとおりNHKにおきましても、工事費も全部建設費でまかなっています。
○三熊参考人 内容について御説明いたします。 NHKは受け持ちがありまして、OHK自体が持ちます放送所の家及び鉄塔を除きまして、その中身でありますものをNHKが受け持つ予定になっています。 申し上げますと、送信機設備、これが三キロワットの送信機でありまして、価格が四千九百万円。それから録画送像及び調整設備、この中にはVTRが一台、それから静止画像の送像装置が二台、それからフィルムの送像装置が一式
○三熊参考人 これは理論的には可能と思います。
○三熊参考人 私は知りません。
○三熊参考人 五百世帯以上、こう考えています。四十二年度が七百世帯以上というつもりだったのが、四十三年度は五百世帯以上、こう考えております。
○三熊参考人 まずもってテレビジョンについてお答え申し上げます。テレビジョンは、大体四十三年から五カ年くらいの見当におきましてカバレージを九八%にしたい、こう思っています。先ほどお答えいたしましたとおり、四十三年度が九六%ですから、それから九八%まで上げていきたい、こう考えております。それには四十三年から四十七年度の間までに約一千八十局つくらないと九八%にならないわけでございます。 それから第二放送
○三熊参考人 お答え申し上げます。 テレビジョンとラジオとそれからFMにつきまして逐次申し上げます。 テレビジョンにおきましては、四十三年度は百四十局完成いたしまして、百二十局着手したい、こう考えております。これを四十二年度に比べますと、テレビジョンの完成局は四十二年度は百二十でしたから、二十ふえるかっこうになっております。それから着手のほうは、四十二年度は五十局の予定でありましたから、結局七十局
○三熊参考人 UHFにつきましては、われわれとしてできるだけ普及したいという意味でコンバーターの低廉化につきましていろいろ研究いたしました。その結果普通一万円程度のものを技術研究所でつくりますと約七千五百円以下というようなものまで出たわけです。しかしながら受ける場所にいろいろと問題がありまして、できるだけ普及をねらったわけなんですが、われわれの思うほどには普及しなかったという点があります。したがって
○三熊参考人 ただいま個人負担というお話しだったのですが、そうでなしにいわゆる民放の必要とされる部分については民放でお出しになるし、それからNHKの必要とする部分についてはNHKが出すというので分担の公平ははかってあります。民放の分までNHKが負担するというたてまえではございません。(森本委員「共同徴収について聞いているんだ、何も建設のことを言っておりゃしない」と呼ぶ)私、申し上げましたのは、同じように
○三熊参考人 ただいま民放の新設その他についてもNHKは協力すべきではないかという御意見、われわれといたしましてもできる限り協力したいと思っております。現に民放と同一地区に建設する場合には共同建設ということをやっていまして、たとえば同じ局舎をつくる場合に両方がおのおのの必要な部分を共同でいわゆる分担を適当にしましてやるとか、鉄塔をお互いに協力するとかいうような方法を現にとっています。したがって近畿地区
○三熊参考人 送信機は、先ほどお話のありましたとおり、一億七千万くらいの送信機の値段が実験局でありますためにかかってまいります。同時に中の家、建築その他を改修いたしましたので、約一千万円ほどそれにかかっていますから一億八千万ちょっとがいわゆる徳島に実際にかかった経費でございます。
○三熊参考人 Uの実験局をつくる場合に、いろいろな場所を考えたわけです。先ほどお話のありましたとおり、都市におきます減衰及び山陰その他の回折の問題、その両方の試験をするのにいい場所はないかという点も十分考慮し、同時に先ほどの教育テレビの問題も一緒にあわせたわけですが、徳島をとりました場合に、いわゆる都市の減衰その他は、吉野川に沿うた流域でもっていわゆる平たんの部分がある程度できる。一方NHKの砧にあります
○三熊参考人 ただいまおっしゃいますとおり、現在のところでは日電もつくってはいないのですが、われわれがこの三十キロをやります場合にいろいろ検討しまして、その結果におきましては、日電においてつくる能力が十分あるという段階であったわけです。しかしながら、現実につくっていたのは、東芝がつくっていたものですから、われわれは現実につくっておるものをまず採用した。しかしながら、能力とすれば、日電は十分つくる能力
○三熊参考人 対策といたしましては、まず考えられることは周波数の変更それから増力、FM放送というふうに三通り考えられるわけでありますが、周波数の変更と申すのは言うべくしてなかなか困難であります。一カ所がよくなれば、もらった周波数の他の場所が必ず悪くなるというぐあいで、周波数による改善はなかなかむずかしいと思われます。したがって次に増力という問題があるわけなんですが、どちらにいたしましてもわれわれといたしましては
○三熊参考人 お答え申し上げます。NHKに関しまして申し上げますと、第一放送で約十局、第二放送で約九局ほど非常に混信で困っておる場所があります。そのおもなところを申し上げますと、たとえば北見放送局ではウラジオストックの電波で混信を起こしておる。それから旭川では牡丹江その他平壌、そのように大体ソビエトそれから中共そういうような場所からの強い電波がありまして混信を起こしておるという実情でございます。
○三熊参考人 UHFの普及は三十九年度なかなか思わしくなかったわけですが、その後逐次少しずつは増加をいたしております。その原因は意見書に述べられておるとおりなんで、コンバーターが高いというところが大きな問題になるのですが、それにつきましてはNHKといたしまして技術研究所でできるだけ安くできるコンバーターというものを考案いたしまして、それらについてできるだけそれを普及させるような方策をとっております。
○参考人(三熊文雄君) 技術のほうを申し上げます。ただいまお話のありましたとおり、コロンボプランと中南米技術援助計画、この二つによりまして、三十九年度は総員十八名出ています。そのうち、一例をあげますと、シンガポールにおきましては、このシンガポールのテレビジョン放送局の建設のためのいろいろの施策につきまして出ていったわけです。それの機材その他についてのアドバイスをいたしまして、現在それが運用されています
○参考人(三熊文雄君) ただいまおっしゃるとおり、われわれといたしましては、できる限りの努力をいたしまして、オールチャンネルの受信機の性能につきましても、十分検討しておりますので、したがって、普及の方向へ向けたいと、こう考えております。
○参考人(三熊文雄君) 御承知のとおり、コンバーターが非常に値段が高いので、われわれといたしましては、できるだけ安いコンバーターをつくるように製造業者にいろいろ話しかけております。と同時に、研究所におきまして、いかにすれば安いコンバーターができるかという研究もいたしまして、それを業者にも公開する、こういう方法をとれば、いままでより、より安いものができますよということで十分説明して、それを取り入れるように
○参考人(三熊文雄君) 機材関係につきまして申し上げます。 機材関係はもともと五カ年計画で地方に配付すべきもので、それは考えていたわけなんですが、それをできるだけ早い機会に、オリンピックを目ざしましてつくりまして、まず、それをオリンピックに利用して、あとでそれを地方局へ回すという初めからの予定があったわけでございます。 たとえて例を申し上げますと、テレビジョンの中継車、オリンピック時に十九台使ったわけですが
○参考人(三熊文雄君) いまのお話の十地区になるかどうか、まだここではっきりいたしませんのですが、でき得る限り十地区程度考えてみたいというつもりでおります。それは、いまお話しになりましたとおり、値段がどの程度になるかわからないのですが、でき得る限り、機械とすれば安くできる、そして、いろんな点で効率的なものにしたいと、こう思うのですが、ただ問題になります全体的な費用は、その機械の値段もさることなんですが
○参考人(三熊文雄君) お答えいたします。 いまお話しになりましたとおり、百二十局来年度やる予定なんですが、それでは九五・五%。それを、数としては非常に少ないのですが、何とかして、たとえば九八%まで上げると仮定いたしますと、いまの計算によりますと千地区、一地区で場合によりますと二ないし三の放送局を置くという場所も相当あるので、千二百程度置かないと九八%にならないわけです。いわゆる来年以降におきまして
○参考人(三熊文雄君) いまのオールチャンネルの受信機につきましてお答えいたします。 NHKでつくりました二百台は、十二社でつくっております。しかも、大きさが大体十九インチのものを大多数つくったものですから、値段としまして、会社によって違うのですが、大体のところ、六万円から七万円見当というところでございます。そのうち、一番問題になります、いわゆるオールチャンネルにしたために、いままでのものよりどれだけ
○参考人(三熊文雄君) 申し上げます。 衛星は、われわれ考えております放送衛星は上に上げまして、そうして、先ほど会長が申し上げましたとおり、初めのときは一応分配衛星という考え方ですから、上に上がったものから受けて、それをまたリレーするという方法です。もう一つは、先の問題ですが、将来の問題ですが、いま光村先生からお話しになりましたとおり、上に上がったものから直接家庭に受けるという直接衛星というものも
○参考人(三熊文雄君) ただいまの受像機の画質及び技術的な寿命その他につきましてお答えいたします。 いままでのカラーの受像機は御承知のとおり、あまり質はよくなかったのですが、だんだん普及してまいりまして、一応われわれ技術のほうから見ましても、現在のカラーの受像機であれば、まあ白黒のものに比較しましてそう劣らないという感じはしております。同時に、寿命の点につきましては、まだ十分なデータがないものですから
○三熊参考人 この第二放送の大阪の超大電の目的は、いわゆる大阪をカバーするというのが目的でなくて、九州その他のところをカバーするという目的で出すものですから、おっしゃるとおり超大電の周辺のローカル放送はむずかしい、こう考えております。
○三熊参考人 はなはだ申しわけないのですが、昨年からずっとかかっていました土地の問題がなかなか解決しなかったのですが、二月の終わりに一応土地問題も解決いたしまして、したがって、これから着手いたしまして、いまの予定では四十三年度一ぱいと少し四十四年にかかると思いますが、四十三年の五月か六月くらいになるかと思いますが、早く完成したい、こう考えております。
○三熊参考人 NHK側からお答え申し上げます。 ただいま電波監理局長のお答えのとおりでありまして、われわれといたしましても非常に困っておる次第でございます。解決策の希望といたしましては、ことしの秋に再免許の時期がきますので、NHKとしましてはでき得る限りそういった機会に周波数の変更をお願いし、また増力できるものは増力をお願いしたい、こう考えております。 同時に第二放送につきましては、御承知のとおり
○三熊参考人 技術的の問題から申し上げますと、飛行機その他、たとえば新幹線の汽車等が通っても起きる場合もあるわけですが、映像自体のそういう瞬間的なものをすぐさま普通状態にするというのは、技術的に非常にむずかしいと思います。できる限り強い電波をもってそういう度合いを少しでも少なくするということは考え得ると思います。 それからもう一つは、先ほどの話のように、そういう影響のわりに少ないところに、共同受信用
○三熊参考人 ただいま申し上げましたとおり、予算は総合におきまして五十五局であったのが、九十局というぐあいに増加いたしたわけでございます。それから教育におきましては六十二が九十二局というように増加いたしております。合計六十五の局だけがふえています。
○三熊参考人 ただいまの御質問にお答えいたします。 特にテレビジョンに関しましてお答えいたしますが、御承知のとおり、三十九年度当委員会で御承認を得ました五十五カ所を総合テレビでは置局する予定であったわけですが、それにただいまのオリンピック時に皆さんに見ていただくという面もありまして、三十五余分に追加いたしまして、合計九十総合テレビジョンをつくることにいたしました。それで三十八年度末百六十二局であったものが
○参考人(三熊文雄君) お答え申し上げます。 先に、テレビジョンとラジオと両方分けまして、テレビジョン関係から申し上げますと、御承知のとおり、たとえてみますと、四十年度につきましては、百二十カ所テレビの置局をいたしまして九三%にしたいという状況で現在やっておるわけですが、その百二十を百五十近くに、現在より三十くらい余分にやっていく予定で進めています。それは、研究所の機械のほうのいろいろな研究が進みまして
○参考人(三熊文雄君) 現在は百キロワットの放送機が二台、第一放送と第二放送とあるわけなんですが、今度は三百キロのが一つと百キロが一つというように増力されます。したがって、アンテナ敷地その他に対しましても、現在の大きさでは間に合わないので、全体の今後の見通しも考えまして、われわれとすれば約三万坪程度を必要とするという条件を出しております。しかも、その中にはいわゆるかんがい用の池、そういうものがあってもけっこうですというような
○参考人(三熊文雄君) いまあとで仰せられましたごとく、大阪の住宅協会自体が、現在の場所につきまして、いわゆる堺の発展のためにベッドタウンとしたいという向こうの要請で、できるだけ早い機会にNHKが立ちのいてくれ、こういう希望なわけでございます。したがいまして、われわれ立ちのくといたしましても、毎日の放送を続けているわけですから、いわゆる新しい場所に新しく放送局をつくってそうして切りかえなければならぬ
○参考人(三熊文雄君) お答えいたします。大阪の第二放送三百キロというと、ちょうど東京で現在第二放送が三百キロになっておりますが、その目的といたしますのは、夜間のいわゆる外国混信、それをできるだけ救済したい、それからもう一つは、夜間に雑音が相当あります。それも救済したいというので大電力にするわけなんですが、その目的の地域は、大阪地区でなしに、いわゆる夜間電波が遠くへ飛ぶというのを利用いたしまして九州地方
○参考人(三熊文雄君) 第二期工事は御承知のとおり、第一期工事が終わりまして、前からの計画にのっとりまして現在つくりつつあるわけなんですが、現在は昨年の十二月に土工事を始めまして、現在設計を行ないつつあります。したがって、設計の終わるのがいまの見通しでは四月の終わりの予定です。それから企業体とのネゴシエーションに入りまして大体六月から工事にかかって、四十三年の三月には工事を終えたいと、こう考えております
○参考人(三熊文雄君) 技術的な面から御説明いたします。 まず、マイクロ回線の問題ですが、御承知のとおり、いままで使っていました白黒のマイクロ回線そのままではカラーに向かないというので、その白黒に使いましたマイクロ回線の機械を直しまして、そしてカラーに使う。したがって、マイクロ回線自体は、カラーでない時間には白黒を使っています。そういう意味から言いますと、遊休施設でなしに、常にずっと使っておる、特性