1969-08-01 第61回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号
○三森参考人 ただいま年内に処理できるかどうかという御質問でありますが、私どもとしては、ひとつ株の無理のない処理につとめてまいりたいと存ずるのでございますが、ただ、いま申しましたように、市況が非常に激変しますし、また、先ほど申しました機関投資家の状況もございまして、はっきりどうも、いつまでということはなかなか申し上げにくいのでございまするが、場合によっては、どうも年を越すということもあり得る。しかし
○三森参考人 ただいま年内に処理できるかどうかという御質問でありますが、私どもとしては、ひとつ株の無理のない処理につとめてまいりたいと存ずるのでございますが、ただ、いま申しましたように、市況が非常に激変しますし、また、先ほど申しました機関投資家の状況もございまして、はっきりどうも、いつまでということはなかなか申し上げにくいのでございまするが、場合によっては、どうも年を越すということもあり得る。しかし
○三森参考人 ただいまの御質問は、証券市場としてもそうですが、しかも私のほうにも相当利益が出ておるにもかかわらず、なお株式を早急にひとつ処分して解散ができないのは何ゆえか、こういうふうな御質問と伺ったのでございます。 私どもの数字を若干申し上げますると、市場が盛況を呈するようになりましてから極力売却も促進してまいりました。七月三十日までの売却を見ますると、二千七十五億の売却を実施いたしておる次第でございます
○三森参考人 ただいま只松委員から御質問がありました。何か一般的な御説明をいたしましょうか、いまの御質問についての回答をいたしましょうか、どちらがよろしゅうございますか。
○三森参考人 ただいまの問題についてお答えをいたします。 何か、私どもが株の放出を最近いろいろ考えておる場合に、証券業者の免許制に備えて、株価つり上げということに反するようなことになってはいかぬという考慮があるのじゃなかろうか、どうもこういうふうな御質問のように伺うのでございまするが、私どもといたしましては、証券業者——私のほうも証券業者でございますけれども、私のほうは別にいたしまして、一般の証券業者
○三森参考人 ただいま私のほう並びに保有組合のほうに、株の買い入れ、また将来売却をする場合、相当大きな利益が出る、それをどういうふうに処理するつもりか、こういうふうな御質問と存じますが、なるほど、最近の株価から見ますると、私どものほうにも相当の評価益が出てくることは確かでございます。おそらく保有組合さんも同じだと思うのでありますが、ただ、私自身としまして、株価というものは非常に変動の激しいもので、現在
○三森参考人 ただいま御指名をいただきました三森でございます。ただいまの御指示に基づきまして、若干の御説明を申し上げたいと存じます。 御承知のとおりに、証券界をめぐる諸情勢にはいろいろな問題はございますけれども、まあ、市場は漸次底固めの情勢になってまいりました。こうした情勢に対応しまして、私どもとしましては、百十億足らずの株をすでに放出いたしましたことは前回御説明申し上げたとおりでございますが、その
○三森参考人 この問題につきましては、いろいろ御意見があるように思っております。もうすでに今日は設立の目的をほぼ達成したから、今後は逐次解散の方向に進んでいいのじゃないか、こういう御意見もあるようでございます。また、これから日本の資本市場の育成強化ということはきわめて大事でありますので、なお今後に当社としてお手伝いすることがあるのじゃないかというような議論もあるやに聞いておるのであります。まあ、この
○三森参考人 お答えいたします。 当初、私のほうの会社ができましたときには、もちろん証券市場の育成強化に資するということが目的でございますし、その目的はもちろん変わりはございませんが、ただ先ほどもちょっと御説明申し上げましたように、当時流通市場が、一言で言えば非常に萎靡沈滞の極に達しておるという状況で、これをほったらかしておいたならばどういう事態になるかというふうなことも非常に心配されておったわけです
○三森参考人 ただいま御指名ございました私、日本共同証券の三森でございます。 御指示によりまして、これから設立の経過並びにその後の運営の状況につきまして、簡単に御報告申し上げたいと存じます。 すでに皆さま御承知のとおり、わが国の株価は、昭和三十六年の七月に天井を打ちましてから以来部分的な波動は見受けられましたけれども、大勢といたしましては、二年有余にわたりまして下げ調のままに続き、三十九年を迎えるように
○参考人(三森良二郎君) ただいまお尋ねの点につきまして答弁いたします。 先ほど冒頭陳述においてもちょっと申し上げましたが、最近の市場の情勢からして、株式の需給関係が非常にアンバランスになっている、いま非常に過剰株が多くなった、こういう情勢でございます。この過剰株を吸収して需給のバランスがとれるようにならぬと、やっぱりほんとうの市場の活動が十分に行なわれぬ、こういうことが共同証券がちょうどできたときの
○参考人(三森良二郎君) ただいま阿部参考人からいろいろお話がございました。私は、将来のあるべき姿として考えれば、時価発行というものがよろしいんじゃないかと考えます。しかしながら、やはりこの株式を、何と申しましても、やはりこれを実際利用する人がなくちゃいけません。その点からいきますと、投資家がこれをどう考えるかという問題が一番重要な問題になってくると思います。現在のような状況におきまして、私はすぐにそこまでいくのははたして
○参考人(三森良二郎君) ただいま御指名の三森でございます。本日は証券取引法の一部改正に関する法律案につき、若干私見を申し上げたいと存ずる次第でございます。 御承知のように、わが国の経済はいわゆる開放経済体制を迎えまして、企業の自己資本の充実ということは一そう重要な命題となってまいりました。これがため、かねてから資本市場の育成が非常にやかましく叫ばれていて、広く国民大衆の参加がこれに期待されておった
○三森参考人 ただいまの問題につきましては、皆様のお手元にあるいはお配りしたか私いまはっきり記憶いたしませんが、業務運営基準というものがございまして、やはり株式会社である以上は、買い入れる銘柄につきましてあまり大きな損失が起こるようなことでは困る。そこで銘柄はいつでも換金しょうとすれば換金できる市場性のあるもの並びに収益の安定性のあるもの、しかも一業種に偏向しないように、特にこれは公共的な見地からして
○三森参考人 お答えいたします。 いまおっしゃいましたように、私のほうの買い入れ銘柄につきましては、先ほど申しましたように大体現在のところ二百二十種、全銘柄のうちから見ますとそのほか買わぬ銘柄が相当多いことは確かに指摘されるとおりと思います。しかしながら、いまおっしゃったような価格の差が起こった原因には、会社の業績の差によって相当起こっておる分も多いのではなかろうかと考える次第でございます。 私
○三森参考人 私は日本共同証券株式会社の三森でございます。簡喜に設立以来のわが社の状況につきまして御説明を申し上げたいと存じます。 御承知のように、証券市場はここ数年来非常な沈滞の度を深めてまいりまして、もしこれを放置いたしまするならば、開放経済体制を迎えてその健全な育成がいよいよ重要性を加えつつある資本市場はもとより、ひいてはわが国経済全般に与える悪影響も少なからざることが憂慮される事態に立ち至