1971-12-22 第67回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号
○公述人(一泉知永君) お答えいたします。 私、さきにも触れましたように、実は、基調と節度と申します点につきましては、あらゆる点につきまして重要な点は、日本政府はアメリカ政府に押し切られた、アメリカ政府のおかげで、たとえば沖繩及び本土の中小企業その他一切でありますが、そういうものは、一切アメリカのせいであるという形をとることによって、日本政府は被害者の立場に立った形で自分を免罪していくのが私は一貫
○公述人(一泉知永君) お答えいたします。 私、さきにも触れましたように、実は、基調と節度と申します点につきましては、あらゆる点につきまして重要な点は、日本政府はアメリカ政府に押し切られた、アメリカ政府のおかげで、たとえば沖繩及び本土の中小企業その他一切でありますが、そういうものは、一切アメリカのせいであるという形をとることによって、日本政府は被害者の立場に立った形で自分を免罪していくのが私は一貫
○公述人(一泉知永君) お答えいたします。 給与の問題につきましては、公務員の問題ももちろんでございますが、それも含めまして、一般の所得が、たとえば三百八円で換算をされるのか、あるいは三百六十円で換算されるのかという問題になろうかと思います。と申しますのは、経済学の概念で申しますと、言うなれば、売るべき商品を持っている者には、普通にいう商品の所有者と、労働力の所有者と、二つに分けられるわけですが、
○公述人(一泉知永君) ただいま御紹介にあずかりました明治大学の一泉でございます。この重要なる本委員会において私見を述べさしていただきます機会を得ましたことをたいへん光栄に存じます。 限られた時間でございますので、たくさん申し上げたいことの中で幾らも申し上げかねるかと思いますが、まず、今日の沖繩問題は、基本的にはアメリカの軍事的な破綻とドルの経済的破綻、この二つの破綻がもろに沖繩にしわ寄せをしておるという