1997-03-03 第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
○参考人(リム・ホァシン君) まず第一点、日本はアジア太平洋地域の経済発展の牽引車になれるかどうかです。私は悲観的です。少なくとも二年間は、技術移転、資本の海外直接投資、国際貿易、いろんな面において日本はアメリカの五〇%ぐらいの牽引車としての役割を果たすことしか期待できないと見ています。 御承知のように、さっきもお話をいたしましたように、アジア地域、NIES、ASEAN諸国は、大きな日本、ああいう
○参考人(リム・ホァシン君) まず第一点、日本はアジア太平洋地域の経済発展の牽引車になれるかどうかです。私は悲観的です。少なくとも二年間は、技術移転、資本の海外直接投資、国際貿易、いろんな面において日本はアメリカの五〇%ぐらいの牽引車としての役割を果たすことしか期待できないと見ています。 御承知のように、さっきもお話をいたしましたように、アジア地域、NIES、ASEAN諸国は、大きな日本、ああいう
○参考人(リム・ホァシン君) 第二点について若干補足させていただきたいと思います。 ASEANとEUとの関係です。それはASEMに象徴されているように、非常に緊密になっていきつつあります。EUから見れば、アジア太平洋地域、とりわけNIES、ASEANの市場それから投資を非常に重要視するようになってきた。ヨーロッパ諸国は、日本の報道ではないですけれども、やっぱり経済が非常に低迷しています。失業率について
○参考人(リム・ホァシン君) ただいま御紹介賜りました中京大学のリムと申します。きょうは参考人としてお招きいただきまして、心からお礼申し上げます。 私に与えられているテーマは、アジア太平洋地域の安定と日本への期待なんですが、きょう私、いろんな統計資料とか論文等々を用意させていただいて、諸先生方の手元に配られていると思いますが、きょうの限られた時間に詳細な紹介は無理だと思いますので、関心のある方は私