1961-02-07 第38回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
農産物需要の変化に対応して、有利な商品作物または飼肥料作物の導入による合理的な作付体系を確立するため、新たに水稲早期栽培跡地及び畑地における新作付体系導入のパイロット事業の実施、田畑輪換導入実験集団の設置並びに水田酪農促進のための飼料自給モデル地区の設置のため一千九百万円を計上いたしております。 第二に、農産物の価格流通対策の強化についてであります。
農産物需要の変化に対応して、有利な商品作物または飼肥料作物の導入による合理的な作付体系を確立するため、新たに水稲早期栽培跡地及び畑地における新作付体系導入のパイロット事業の実施、田畑輪換導入実験集団の設置並びに水田酪農促進のための飼料自給モデル地区の設置のため一千九百万円を計上いたしております。 第二に、農産物の価格流通対策の強化についてであります。
のものが全農家の五一%を占めており、耕地面積のうち、水田が八二%、水田の利用率は以前ははなはだ悪く、一毛作田が七〇%を占め、米の反当り収穫も二石弱という状態でありましたが、酪農の進展に伴って今日における土地利用は以前のものとは質的に違った発展の様相を示しており、水田での飼料作物の栽培の普及が迅速に行なわれるようになり、水田裏作の積極的利用や青刈麦類の栽培のみでなく、さらに牧草や飼料作物を取り入れた田畑輪換利用
しかしながら、これまでの土地改良事業を見ましても、立法当初の計画に対しまして、昭和三十五年度予算を含めて五一%の進捗度にすぎず、しかも、残された地域は比較的諸条件が悪く、自己負担力の少ない地域であり、また、営農改善の面におきましても、裏作導入、田畑輪換等、今後に残されたなすべき事業がきわめて多い実情であります。
しかしながら、これまでの土地改良事業を見ましても、立法当初の計画に対しまして、昭和三十五年度予算を含めて五一%の進捗度にすぎず、しかも、残された地域は、比較的諸条件が悪く、自己負担力の少ない地域であり、また営農改善の面におきましても、農家所得増強の見地から、裏作導入、田畑輪換等、積雪寒冷単作地帯独自の営農形態確立のための試験研究等今後に残されたなすべき事業がきわめて多い実情であります。
これが二年間の輪換作をやろうということが一つの大きな目標です。ところが、ここは養蚕地帯なんです。桑畑です。桑畑は、これはとても輪換作はできない。そこで非常に養蚕家が目をつるし上げている場面があるわけです。輪換作でもってやられたのでは、蚕は飼えない。こういうことです。それはその通りなんです。
しかし今日計画をやります場合には、田畑輪換という場合には、桑畑の田畑輪換をやるというようなこと自体、これは無理だと思います。今言われておりますよく行なわれております田畑輪換は、水田に飼料作物を入れまして、そうして酪農をやっていくというのが、石川県でありますとかあるいは茨城県に行なわれている田畑輪換でございます。桑というのは計画の中にも入れてなかったと思います。
田畑輪換とか、そういうことも大いにやる必要がある、それから畑地自体の体質を改善する必要がある、そういうようなことで、土壌線虫の退治だとか、そういうようなことにも大きな力を入れていくわけであります、それから同時に、お話のように、今まで生産を上げていない林野、これにも着目しなければならぬ、そういうようなことで、今度は草地の調査を行なうという施策も打ち出しておるわけであります。
それで、食生活の変化に伴ってその着想が生まれて参りますが、それは結局、湿田を乾田化しておけば、その植付の品種についてはいかようにでも変化ができますので、たとえば、石川県の畑とたんぼの輪換を現在やっておられる地域がございますが、ああいうような形にまでいけば理想ではないか、かように考えまして、食生活の転換というものを頭の中に置きながら、土地改良はやはり従来の形で強力に進めるべきである、こういう考えに現在
土地改良計画につきましては、農業技術の進歩、営農の動向等に即応して水資源の高度利用をはかるため、早期栽培地域水利調査、水資源開発基礎調査、地下水調査、田畑輪換の指導等をさらに積極的に行うこととし、開拓計画につきましては、開拓事業実施要綱に基き、基礎調査、基本計画及び実施計画を実施することといたしております。
土地改良計画につきましては、農業技術の進歩、営農の動向等に即応して水資源の高度利用をはかるため、早期栽培地域水利調査、水資源開発基礎調査、地下水調査、田畑輪換の指導等をさらに積極的に行うこととし、開拓計画につきましては、開拓事業実施要綱に基き、基礎調査、基本計画及び実施計画を実施することといたしております。
三十三年度においては、いろいろ調査をしたい項目があるのでございますが、それは、第一は、河川流量の調査、第二は、用水の反復利用の状況、第三には年間における地下水の変化、第四番目には受益地の土質の調査、第五には早期栽培の導入並びに畑地灌漑または田畑輪換を行うための水の調査、なおこういう調査のためには、さしあたり若干の調査費を来年度計上いたしておるのでございまするが、これはただいまも申しましたように、長期
畑及び原野に対しては田畑輪換あるいは畑地感慨等を行なって、米の増産をはかるとともに、酪農の振興をはかるため、鬼怒川上流になお貯水池を築造いたしまして、五十里、川俣、中禅寺の水と合せまして効率的な水利用をはかって、専用水路を新設いたしまして下流名産水路に連絡したい、こう考えておるのであります。
特に畑地土地改良事業については、畑地の集約度を高めるため畑地灌漑、田畑輪換、排水事業や農地保全事業を積極的に推進して参りたい所存でありま〕。
ここにつきましては昨年度から田畑輪換という形で幾らかの補助をやつておりますが、これはこういう機会にどうしても冷害を相当取扱えるような補助を政府の方としてはやつて参りたい、その他の試験地についても、それぞれそのような試験地についての強化はやりたい、こう考えております。