1952-12-10 第15回国会 衆議院 人事委員会公聴会 第1号
人事院が今回算定の基準にしましたところの二級三号、つまり新制中学を卒業されましたもので勤務一箇年のものが結局四千七百円、これは税込みでございますが、税を引けば四千五百円、それから新制大学を出ました者で六級一号が八千二百五十円、こういうふうな状態でございまして、結局最高と最低との差が従来よりもさらに倍化された。
人事院が今回算定の基準にしましたところの二級三号、つまり新制中学を卒業されましたもので勤務一箇年のものが結局四千七百円、これは税込みでございますが、税を引けば四千五百円、それから新制大学を出ました者で六級一号が八千二百五十円、こういうふうな状態でございまして、結局最高と最低との差が従来よりもさらに倍化された。
なぜならば、価格の高騰はやがて倍化されて自分の上に物価高を招来し、恐るべき重税の形ではね返つて来るということは、今まで日本の農民は、長い間の体験を通じてよく記憶しておるからであります。農民が統制をきらつておるといわれますけれども、それ統制方式を問題にしておるのでありまして、統制自体を問題にしておるとは考えられないのであります。
そういたしますると、今会計検査院から、あなたもお聞きになつておつたでありましようが、この四分の一強に当るところの実地検査の実情を倍化したならば一体是正されるものがどれだけできて来るか、又最近やかましく言われておるところの国費の濫費というものがどれだけ防げるかということを考えてみますときに、あなたの言われるように人員を削減し、或いは予算を削減するというような理論的根拠は出て参らないかと私は考えるのでありますが
なお御指摘になりましたように、税務吏員の汚職という問題につきましては、私どもも最も痛心しておる点でございまして、そのために昭和二十五年度から新しく監察官の制度を設けまして、監察官に警察権を持たせまして、税務官吏の監督に当らせておるのでありますが、今年の春さらにこの定員を倍化いたしまして、今日百二十名の監察官をフルに活動せしめまして、これが監督に当つておるのであります。
共に公然行われたる違反漁業(電気、毒物、爆発物)に依り小河川に至るまで密漁濫獲の結果は魚族根絶の状態に陥り、荒廃其の極に達せる河川に対し吾々漁民は復興の一日も早からん事を念願しつつありし処、水産団体法施行と共に逐次漁業会の改組に当り、ボス的努力を一掃し一大改革が断行せられ民主主義の下漁民自らの力を結集し漁業秩序の擁立を呼び天然孵化を強化し、人工孵化場を増設して魚類の繁殖保護を拡大し各種魚族の放流を倍化
二千九百二十円の鬪爭のときに、私はこの給與体系を審議する委員会に入つて、今井さんと二千九百二十円のたるみでさえけしからぬと言つて鬪かつたのでありますが、それを何倍化したたるみ、すなわちそれを何倍化した職階制を強化しようというものが、ここにはつきりと出ておるのであります。
早池嶺山は一千町歩以上の山林が崩壊し、また附近の山にも崩落し、ために各河川の洪水量が倍化したのであります。これらに対しては砂防工事と河川改修を大規模に着工することが現下の急務であります。なお今災害により海岸部と内陸部との交通路はまつたく杜絶いたしました。これらを継ぐ宮古、盛岡間の道路及び鉄道の速やかなる復旧と釜石線の貫通は資源開発の上からもきわめて重要であります。
何故ならば、当面の物價改訂は独占利潤の二重化、二倍化を実現する物價体系の樹立を根本目標としておるからであります。というのは、当面の物價改訂は外ならん外資導入の止めの物價体系であるからであります。 計画されておる外資導入とは、單なる資本輸入一般ではなく、独占資本を通じての資本輸入であります。
ただ民営保險事業の監督は大蔵省銀行局保險課で行つておりまして、今回業法の改正案が通過いたしますれば、保險課の取扱う事務の分量というものは数倍化する見込でありまして、また保險行政は一般の金融機関のそれとは、いろいろの点において性質が違つておりますので、保險局というようなものを設けた方がいいのではないかということで、目下検討いたしておるようなわけであります。
以上申し述べましたところと、これに委員各自の若干の意見を附加いたしまして、主要なる論點を摘出してみますれば、 イ、河川の水源より河口まで一単位としての、治山治水行政の樹立(山林河川、港灣行政の統一) ロ、河川改修工事中における砂防工事の優位(砂防の工費と資材の比率の三倍化) ハ、山腹砂防行政(農林)と渓流砂防行政(内務)との統一(行政機構改革) ニ、山野緑化計畫の強行(造林五箇年計畫) ホ、既設保安林