1947-11-17 第1回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
この部分を港に使うにおきましては、いくばくかのものがあれば、あるいは岸壁の棧橋くらいつくれば使えますが、河口の問題についてただちに手をつけるのは、まだ無謀のように見えますので、二十二年度の豫算につきましては、それらの點をいろいろ研究しておつたのであります。
この部分を港に使うにおきましては、いくばくかのものがあれば、あるいは岸壁の棧橋くらいつくれば使えますが、河口の問題についてただちに手をつけるのは、まだ無謀のように見えますので、二十二年度の豫算につきましては、それらの點をいろいろ研究しておつたのであります。
焼津の地は太平洋岸で、かつお漁業の根拠地として極めて重要なるところであり、昭和十五年度の生産高は、鮮魚、生節、鰹節、蒲鉾、塩辛、塩「さば」を合せて一万四千五十六トンを算し、東京、大阪、名古屋に出荷され、又漁船のごときも大型船八十余隻を有しておりますが、岸壁がないため、天候のいいときにおいても資材の積込み、漁獲物の陸揚げに多大の時間と労力を空費し、その損失は年間四千余万円に達し、時化の時には遠く清水港
よつて時の福井縣知事白男川讓介氏は、縣下にわたりまして避難港と漁港に関し調査を進められ、その結果小濱湾の西方和田港は大島半島に囲まれ、風波の恐れも少く、加うるに半島の根基にありて内海と外海との距離は僅かに二百八十間に過ぎず、この地を開穿するときは、東方は小濱湾口より西方は和田外海よりするいわゆる東西両面に入口を有するを以て、漁船の避難には最好適地にして、又内海面には岸壁近く小濱線が走りまして停車場があり
その上に昨年末の震災によりまして、岸壁、物揚場護岸に約一メートルの沈下を來しておりますために、全長六百メートルに及びますところのこれらの設備は、その機能の大半を喪失しておるという現状であります。
なお岸壁の問題でありますが、先ほど私が附け加えましたように、基地司令部の首腦部の意向といたしまして、早くやつてもらえれば、それだけ便宜を十分に與えられる。たとえば浚渫いたします場合の設備にいたしましても、または岸壁の資材にいたしましても、十分の便宜を與え得る。これが時期が遲れるに從いまして、その便宜を與えることもできなくなるかもしれない。
○後藤政府委員 横須賀港の設備は軍港としての築造でありましたために、商港として今請願にありましたような岸壁の設備がないのであります。從つて今後の經濟的荷役という點におきまして非常に缺くるところがありますので、政府といたしましてはぜひ九メートル程度の水深をもつ岸壁をつくりたい、こういうように考えておるのであります。
由來増毛漁港は年々風浪による漁獲物の放棄、ときには人命喪失の悲惨事をみるに忍びず、昭和三年町獨自の費用をもつて、外廓たる現在の防波堤を構築し、その後小型發動機船による沖合漁業への伸展を見るに及び、内港施設の完成を渇望いたしましたのに、さいわいにも政府はその重要性を認め、昭和十四年以降國費をもつて工事に著手し、爾來町費補助、關係團體の寄附行為により船入澗、岸壁、埠頭工事、浚渫工事を施行し、昭和二十三年度
港灣における状態は、岸壁は大岸壁、小岸壁、荷揚場等が完備しておりますし、倉庫方面におきましても現在使われております、役立つ倉庫が八棟六千六百平方米の面積をもつております。戰災に遭いまして、やや修理すれば使えるものが五棟四千平方米、野積場といたしまして十五萬平方米の面積をもつております。そのほか給水施設、給油施設、浮標、荷揚積卸し等の機關、鐡道の引込線等すべて完備いたしておるのであります。
而して船は皆滯船をして岸壁に着いておる。而も小樽においては百何十万円或いは九月に七百万円とか滯船料を拂つたという話であります。而も石炭は來ないのであります。いかに農林当局が運輸省に頼み或いは運営会に物を言いましても、運営会は運営会で働いておつてさうして運営会の役員又は從業員は、いくら滯船しようが計画の通りにただ配般しておるだけであります。そこには何らの機動性がないのであります。
今囘御當局の御明察により、戰災による上屋、岸壁等、被害個所の復舊工事を初めとして荷揚設備の改良や、折戸灣口の浚渫工事に著手せられましたことは、感激にたえないのであります。
荷役業者が本船から荷物を沖取りしまして、岸壁につけ、今までの状態ですとトラツク業者に連絡をとつて、トラツクを岸壁まで派遣を請う。河岸へすぐ荷物をあげずに、上屋に入れ、あるいは倉庫に入れますと、庫出し運賃もかさむし、あるいは保管料もかさむ。ここに荷役業者がトラツクの兼營ができるというならば、河岸からただちに荷物をあげて、輸送ができる。
○石原(圓)委員 もう少し局長さんに申し上げておきたいのは、最近にかつお節のできの惡いということは、結局船が岸壁に著いたときに鮮度が落ちておる。そうしてそれをまた運搬するのには非常に不便を感ずる。そこで生鮮漁というものに渡さなければリンクの油は何ももらえない。
その目標といたしますところは、現在あります三千トン岸壁を有效に利用すること、大型船の避難にあてること、それから相當の高に登るところの漁獲の荷役を便にする、それから年々相當起りますところの漁船その他の難破等の被害を輕減するという意味をもちまして、今後鋭意努力してみたいというふうに考えております。いずれこちらの方へ御審議願うようになると思いますから、よろしくお願いいたします。
學校の施設の足りないところには、機雷で焼けて動かない船を岸壁に繋ぎまして、その船舶を學校に充てるということまでいたしまして、現在養成を續けております。この再教育問題は、一遍職場に出た人が一般の學生生徒と一緒になつて教育を受けるということについては、非常に危惧の念を抱いたのであります。
この點は先ほど申しましたように、船を岸壁に繋ぎまして、これをもつて學校に充てる、こういうような工作をして再教育をやつております。それから甲板部、機關部の方へまわしまする船員は、お話のように無線の關係はこれはできるだけ技術を温存したい。かように考えております。できれば事務關係に若い船員を充てる。こう考えております。