1947-10-08 第1回国会 参議院 決算・労働連合委員会 第7号
それから人事記録にどういうことを書くのか、それには本人が發言することを認めるか、これは實際問題として、本人に聽いて書いた方が正しいものが書けるというようなものにつきましては、もちろん聽くと思いますが、七十二條を御覽頂きますと、成績評定、いわゆる能率を評定する、この人間は勤勉であつたとか、或いはこういう事務は非常によくできた、能率の問題に關しまして問題がやかましくなるだろうと思います。
それから人事記録にどういうことを書くのか、それには本人が發言することを認めるか、これは實際問題として、本人に聽いて書いた方が正しいものが書けるというようなものにつきましては、もちろん聽くと思いますが、七十二條を御覽頂きますと、成績評定、いわゆる能率を評定する、この人間は勤勉であつたとか、或いはこういう事務は非常によくできた、能率の問題に關しまして問題がやかましくなるだろうと思います。
さらに等級の十二から十三へあるいは十三から十四へ上つていくのがこの法律で言つているところの昇任でありますが、その昇任の際にもそれぞれの地位に對してどういう能力があるかということを、この法律の中にあります能率評定によりまして、綿密に調べます。これによつて昇進が行われることになりますから能力主義というものがはつきり確立せられると思うのであります。
又勤務成績につきましても、從來官僚等の中においては、課長その他上級者の顎の鬚を拂う、そういつた式の者が出世し、考課表にはそういうものがよく採点されるのでありまして、こういうような独善的な考課成績というようなものを改めるためにも、この勤務成績についての評定というものに民主的な方法をとらなければならん。そのままやればなんらかの形において労働組合の監視ということが必要であろうと思うのであります。
○受田委員 七十二條、職員の執務に關する項でありますが、この勤務成績の評定は、だれが、どんな方法でしようとするのであるか。民主的な委員會制度のようなものをもつべきではないか。任命權者とか上司だけで獨斷でやるというようにならないか。その點をお伺いいたします。
従ってこれがためには、能率の評定表というものを作りまして、常時その官職を能率的にやつているかどうかということを科学的に考査をいたしまして、これを資料といたしまして、昇任或いは降任等の基礎とするわけであります。
能率の増進は公務員としては一應の大きな問題でありますので、本法においてもこれを取上げて勤務成績の評定、從來考課表と呼ばれていましたが、それに似たような一つの制度をとる。もう一は積極的の施設として能率の増進計畫を樹立し、これを實施する。たとえば職員の再教育、訓練あるいはまた保健の施設、安全施設というものについての計畫樹立實施の義務等を、この法律で規定しておる次第であります。
第五節は職員の能率に関しましてこれが十分に発揮され、且つその増進が図られなければならないという根本基準を明らかにし、これがために勤務成績の評定並びに能率増進計画の樹立及び実施等について規定いたしているのであります。
これがために勤務成績の評定、竝びに能率増進計畫の樹立及び實施等について規定いたしております。從來職員の能率増進に關する科學的ないし計畫的な措置は、遺憾ながらきわめて不十分でありましたので、この缺點を是正いたしまするために、本案におきましては、まず人事院の定めるところに則つて、所轄の行政廳の長はその職員の執務について、定期的に勤務成績の評定を行う。
ただこの機會に一言希望を申上げて置きたいのは、この障害は除去しましたけれども、尚この金融機關再建整備促進の上におきましては、或いは評價基準を速かに確定し、且つこれを評定いたしますと、いろいろの措置を講ずる必要があるのでありまして、政府におきましては速かにこういう處置を講ぜられまして、金融機關の再建整備を促進されんことを希望いたして置く次第であります。
そういうふうな状態であつたのでありますが終戰を迎えまして、これではならぬということとなりまして、會計檢査院では大評定をいたしまして、どういうふうに終戰後の檢査をやつていくかということを評定いたしたのであります。先ほども院長から話があつたのでありますが、まず實地を見て來ようというので、初め警察名義で軍その他一般官廳に、おしなべて警察名義で全國に人を派したのであります。