1951-01-26 第10回国会 衆議院 水産委員会 第2号
予算の裏づけなくしてぼそつとこういう法案が出されたならば、自分らは翌日から事業ができなくなつて、親や女房、子供を飢え死にさせなければならぬ状態に立ち至る、こういうことをみんな痛切に声明しておられます。
予算の裏づけなくしてぼそつとこういう法案が出されたならば、自分らは翌日から事業ができなくなつて、親や女房、子供を飢え死にさせなければならぬ状態に立ち至る、こういうことをみんな痛切に声明しておられます。
だからそれに対して、お前はすきな通りにやつて飢え死にしようか、失業しようが、かつてにせよという政策なのか、それともこれに対して基本的にどういう対策を持つて、これを他の職に従事せしめるような方針を、たとえば農林省としては転業資金をやるとか、あるいはまたそういうものに対して農業を離れる場合には、離作料をやるとか、その人間がどこかで業務につくためのあつせんをやるとか、いろいろそういうふうな基本的な対策を—
大臣の御答弁が不徹底で何でありましたが、総理大臣は、米國は日本の食糧に向つて責任をもつてくれるというようなことを御答弁になつておるのですが、これはマツカーサー元帥が、前に感謝決議を出したときに、一人も飢え死にはさせないから安心しろと言われたということは聽いておりますが、千四百カロリーの食糧をアメリカが保障するというようなことは、おそらく私は考えていないだろうと思います。
わが國は、今占領治下にありまして、平和克復のときをまたなければ、とうてい世界にこれを提議することもできず、世界もまたこれを容認すないのでありますが、世界は、われわれを飢え死にもさせず、奴隷化もさせぬと誓つておりますから、われわれはその間に、世界各國がわれわれを喜んで迎えてくれるような機運をつくつていかなければならぬと思います。