1986-05-09 第104回国会 参議院 本会議 第15号
日本の現在の経済状況というものは、例えていえば、糖尿病患者が異常にダイエットしてきたのだけれども、風邪を引いて風邪薬を与えなければならぬ、一口にいえばそういう感じではないかと思います。つまり、輸出問題で円高になったということは値引き販売ということでございますから、そんなに値引きしたのでは採算が合わないというところで問題が起きておるわけでございます。
日本の現在の経済状況というものは、例えていえば、糖尿病患者が異常にダイエットしてきたのだけれども、風邪を引いて風邪薬を与えなければならぬ、一口にいえばそういう感じではないかと思います。つまり、輸出問題で円高になったということは値引き販売ということでございますから、そんなに値引きしたのでは採算が合わないというところで問題が起きておるわけでございます。
あなたが風邪を引いたときに、私が風邪薬を飲んでもあなたの風邪は治らない、そういうものだ。どうもそこの点が、だんだん密着の度が行き過ぎてくるのではないか、こういうふうに思うのですが、その心配はありませんか。近々、あなたはアメリカへ行かれるそうですが、そのときにそのような要請を受けたらば、あなたはどういうふうにお答えになりますか。そういう点についてお答えをいただきたい。
昔から風邪薬を発明すればノーベル賞は間違いないということが言われておりますけれども、一つの病気に効く薬の発明は人類に対する偉大な貢献であります。それと同じようにマルチを押さえ込んだことは、私をして率直に言わしめれば、一年おくれたという感じがいたしますけれども、その点を別にすれば、訪問販売法の偉大な功績であったと評価すべきではなかろうかと思います。
そして風邪薬というのは、まあ六割ぐらいは余しておるということが言われています。胃の薬も同じである。外科、内科、どの科にかかりましても胃の薬というものはついて回りますから、過剰な胃の薬を飲むということになってまいりまして、病気を治すはずの薬が、むしろ薬害というような作用をなしておるということが言えるかというふうに思います。
そうは申しましても、人工飼育でありますとか代替物の開発ということにつきましてはもう少し時間がかかるものですから、当面の対策としましては、風邪薬でございますとか滋養強壮薬というように、必須成分ということではなくて従たる成分に使われている分は、これはもう即刻やめましょうということで、本年中には必要な手続をすべて終えて中止にさせるということで、業界とも今準備を進めておるわけでございます。
そして、例えばちょっとした風邪薬なんか見ますと、副作用、アレルギー等注意しなさいとか、やや服薬指導的な言葉が出てまいります。これが家庭に配られて、注文を受けて配達をする。
大企業の風邪薬ですね、三共ルルゴールド、大正パブロン、武田ペンザ、幾つかの種類がありますけれども、ここではこの三つに絞って出しました。大体売薬で治すということで一番多いのは風邪なんですね。さっきもちょっと御紹介しましたけれども、三三%の人が売薬で治す、こう言っています。
片一方では、はい、何百億買え買え、こう言って、一生懸命売り込んでおいて――薬でも見てごらんなさいよ、風邪薬だって、成分はこういうものであって、こういうような効能があるといって効能書きがちゃんと入っている。この三百六十億の大商いについて、今度の故障の原因というのは、心臓部に当たると新聞はみんな言っている。心筋梗塞を起こしたのか、狭心症を起こしたのか、わからぬ。
「結婚後、多忙だったり、初めての妊娠でよくわからなかったりで、風邪薬を二回程飲んでしまいました。この障害の原因は、多々議論されていますように、単一のものではないようですが、あのときの薬が原因ではないのかしらと、今でも一人頑固におもい続けている愚かな母親です。」と、こういう文章なんですが、さあいかがでしょうか。
○神田委員 この新聞の報道によりますと、「現在、保険が適用されているビタミン剤や総合感冒剤(風邪薬)、漢方薬などを薬価基準から削除する」というような書き方がされておりますが、こういうふうな報道については、したがってそれは真意を伝えてないというようなことでありますか。
そして軽い風邪だと診断して、全員に余り強くない風邪薬を処方する。これでは、三十八度の病人の熱は下がらないし、四十度の重態の人は、手遅れになってしまうかもしれない。健康な八人にとっては、薬などは迷惑な話で、有害無益なだけである。結局、平均値を相手にした対策は、いずれに対しても意味がない。平均値には実体がないからである。
風邪をひいて今日は一つ薬を飲んで寝たいと言つて寝ますと、すぐ風邪をひいたから風邪薬下さい。こつちはぶるぶる震えて四十度ぐらい熱が上つております。そこで三時間も話し込んで行く。(笑声)それも職業上三時間が五時間間でも、まる一日でも薬剤師に用があることなら徹夜でもいいです。御飯も食べんでやる覚悟です。その点はどうぞお含み下さいますよう。