1949-12-01 第6回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
〔福原説明員朗読〕 理由 従前大陸特に満州方面における医師の不足に応ずるため設立された興亜医学館、東洋医学院等、医学の教授を目的とする学校の卒業生は、内地における医師としての資格を与えられていなかつたが、これらの者に医師国家予備試験を受験する資格を与え、医師となる道を開く必要がある。これがこの法律案を提出する理由である。
〔福原説明員朗読〕 理由 従前大陸特に満州方面における医師の不足に応ずるため設立された興亜医学館、東洋医学院等、医学の教授を目的とする学校の卒業生は、内地における医師としての資格を与えられていなかつたが、これらの者に医師国家予備試験を受験する資格を与え、医師となる道を開く必要がある。これがこの法律案を提出する理由である。
さらにもう一つの東洋医学院という、やはりこれは外地向けの医者という、やはりこれは外地向けの医者を養成した学校でありますが、われわれはこの法律に含めたいと存じております。その東洋医学院につきましては、法制局第一部長よりお話いたしたいと思います。
○青柳委員 ちよつと伺いたいのですが、興亜医学館と東洋医学学院、その他にこういう程度の学校はあるのかないのか。そういう点御存じなければ、医務局長からでもお話を承りたいと思います。
内地において医師たるの資格に関しては、医師法第二章及び第三章に規定するところでありますが、従前大陸、特に満州方面向けの医師の養成を目的としていた興亜医学館、東洋医学院等の卒業生は、内地において医師たるの資格を與えられていないので、これらの者に将来医師たり得る道を開くため、医師国家試験予備試験を受ける機会を與えようとするのが、本法案の提案理由であります。