1948-07-04 第2回国会 衆議院 農林委員会 第34号
鬱蒼たる植林地帯が盛んに地すべりを起して、かえつて木のない所が地すべりがなかつたという実例もあるのでありますから、土地の事情、岩盤と表土との関係等も見て、今後は植林に対しましては、ある程度保安林の規定を相当強化する。
鬱蒼たる植林地帯が盛んに地すべりを起して、かえつて木のない所が地すべりがなかつたという実例もあるのでありますから、土地の事情、岩盤と表土との関係等も見て、今後は植林に対しましては、ある程度保安林の規定を相当強化する。
○田中專門調査員 愛媛縣東宇和郡鳥越峠を源とする肱川は、一朝降雨に際しては氾濫決壊して沿岸地域に大なる被害を與えているから、昭和十九年度より本川の築堤工事を施行したが、現下の物價高騰のため本工事の継続は困難である、ついては本年度の予算を増額するとともに、洪水調節池の築設、堤防の増設、障害岩盤の切取工事、砂防工事並びに河口に推積せる土砂の浚渫工事等を施行されたいというのである。
縣直營として、工事費十萬圓を投じ、岩盤地三千坪を大汐干潮面下二メートルを掘鑿し、海岸に防波堤を築き、理想的船溜となつたのであります。さらに本船溜を中心として、昭和十年には燭光燈の新設、十一年には專用道路の開設、十二年には集荷場の新設、電話の架設等、漸を追うて漁村設備の充實をはかりましたため、次第に機船の増加をきたし、漁業の成績も向上するに至つたのであります。
しかるところ最近飯岡町東端地先が、自然の波動浸蝕により岩盤地帶が蚕喰され、あたかも自然の船溜をなす地形を現出致しました。ついて當町において若干の技術試驗及び詳細調査をいたしましたところ、この地形に工事を施しますれば、十分船溜として築造せられ、九十九里漁民の熱望も果し得らるる見透しを得るに至りました。
○村瀬委員 愛媛縣宇摩郡川瀧村を發しまして、同郡金田村上分町及び金生村を經て川之江町海岸に流入しております金生川は、先年縣費をもつて川之江町内一部流域變更が行われ、多年水害の慘禍をこうむつておりましたものも、このために慘害を免れることになりましたが、その一部流域變更のいわゆる付替えのための新河川工事が未完成でありまして、河中の岩盤の一部掘鑿が完了しておらないために、出水の場合流水を堰き止めて、上流の
その外、下流の狭窄部に相当の岩盤がありますので、この岩盤を取拂う、又浚渫を行うということは、でき得る限り近い機会にこの方面に手を染めたい、と思つておりますし、直轄工事の施行区域をここにあります通り延長いたしますることも、予算と睨み合せまして、でき得る限り期待に副うようにいたしたいと思つております。
(三)下流狭窄地帶障碍岩盤の切取工事を施行せられたい。(四)河口長浜より粟津村八多喜までの浚渫工事を行われたい。 これに対する政府のお考えはいかがでしようか。
外観としては完成しておりまするが、港内に岩盤等がありまする関係上、入港に不適当であるから、これを取除いて水深を深くして、入港を可能にするようにする、こういう工事であります。
ただいまのところ中間的に私ども報告を受けておりますのでは、やはり下流の狹搾部に非常な岩盤がありますので、かような岩盤を取拂つて水の疏通をよくする。また下流の浚渫を行う、さらには大洲町附近の堰堤を下流までもつていくというようないろいろなことを考えております。それからただいまお話がありましたように、上流地點に洪水調節のための堰堤を設けることにつきましても、調査いたしておるのであります。