1960-02-10 第34回国会 衆議院 建設委員会 第2号
第二の都市計画事業の確立推進に必要な経費は、大都市の土地の高度利用によりまして都市機能の整備をはかるために、市街地の高度利用形態及び容積構成等に関する調査の結果に基づきまして、市街地の高度利用形態の実現方策といたしまして、緊急に都市改造を要する代表的地区につきまして権利関係の実態の調査を行なわんとするものであります。
第二の都市計画事業の確立推進に必要な経費は、大都市の土地の高度利用によりまして都市機能の整備をはかるために、市街地の高度利用形態及び容積構成等に関する調査の結果に基づきまして、市街地の高度利用形態の実現方策といたしまして、緊急に都市改造を要する代表的地区につきまして権利関係の実態の調査を行なわんとするものであります。
御承知のように、東京を中心とする首都圏の既成市街地に対するところの人口過度の集中は、年々とどまるところを知らず、このために、東京の都市機能は麻痺寸前にあるといっても過言ではないと思うのであります。これが対策については、首都圏整備法に基き、首都圏整備計画が立てられ、種々の事業が行われておるのでございますが、根本的には、人口集中の根源を抜本的に取り除くことが必要であると思うのであります。
新設許可の基準について、都知事の裁量の余地が多く、実効はきわめて少いのではないか」との質問に対しては、「抜本的方策は今後研究を続けてゆくが、当面実施できる可能な措置としては、数歩の全身をなすものであり、これを拠点として人口抑制の行政指導ができることの意義は大きい」との答弁があり、また「都心における商業、事務所用ビルなど、人口を集中させる施設の建設を放置しておいて、工場、大学のみを制限する方策では、都市機能
東京都区部におきましては、人口増加がきわめて著しく、最近においても、年間二十数万人の増加が見られるのでありますが、このうち約七割は他の地域から流入してくる人口でありまして、このまま推移すれば昭和五十年において、その人口は千二百万人に達し、その結果市街地の無計画な膨張発展、居住環境の悪化、公共施設の不備、交通条件の悪化等幾多の過大都市としての弊害が深刻となり都市機能の混乱を招くおそれがあるのであります
第一の理由は、従来なされた多くの大都市研究から明らかなごとく、都市機能の分散こそ、近代都市の最も自然な生態であると考えるからであります。何となれば、電話、交通機関の発達進歩により、都市空間のあり方というものが変って参りました。世界的に、近代都市というものは、集中から分散の生態的な過程をたどりつつあります。
また集まってきた勉強をしようという学生たちは、産業等の従業者の増加とは違いまして良識も持っておりますし、また学園の秩序の中に育てられていくものでありますからして、いわゆる居住環境を悪化させるとかあるいは都市機能を妨げる、というようなことについても同列には考えられないのではないか。そういうような理由も入れまして、全体といたしまして、こういうように煩瑣な法律で縛られないでもいいのじゃないか。
えておりましたよりは寛大であるというふうに承わっておりますけれども、そのときに感じましたことは、先ほど申し上げましたように、その制限効果というものについてのお見込みがわれわれが漏れ承わっているような程度であるならば、これはもう制限は取り除いていただいても年々三万人くらいの学生の都市集中は、産業等の就業者の増加とは違いまして、比較的秩序を持った良識のある人口層の増加でございまして、従って居住環境がどうであるとか、都市機能
東京都区部におきましては人口増加がきわめて著しく、最近においても年間二十数万人の増加がみられるのでありますが、このうち約七割は他の地域から流入して来る人口でありまして、このまま推移すれば近い将来においてその人口は千二百万人に達し、その結果市街地の無計画な膨張発展、居住環境の悪化、公共施設の不備、交通条件の悪化等幾多の過大都市としての弊害が深刻となり、都市機能の混乱を招くおそれがあるのであります。
東京都区部におきましては人口増加がきわめて著しく、最近においても、年間三十数万人の増加が見られるのでありますが、このうち約七割は他の地域から流入してくる人口でありまして、このまま推移すれば、近い将来において、その人口は千二百万人に達し、その結果、市街地の無計画な膨張発展、居住環境の悪化、公共施設の不備、交通条件の悪化等、幾多の過大都市としての弊害が深刻となり、都市機能の混乱を招くおそれがあるのであります
これをこのまま放置いたしますことは、その地方公共団体自体の財政負担というような現実の問題を離れましても、社会的にも或いは都市機能の上におきましてもいろいろの問題を起すわけでございまして、さような点からいたしまして、これに対する何とか対策を考えて行かなければならないのではないかというようなことが各方面から言われておるのでございまして、それに対する考え方の一つとしてかような構想を試みておるような状況でございます