1952-03-25 第13回国会 衆議院 厚生委員会公聴会 第1号
しかも、それはおおむね特攻戦術とか、その他これに類するような、絶対死ぬ境地に陥れられて、野蛮きわまる方法を強制された殺人行為であつて、人命の尊厳を蹂躪した鬼畜の行為を、国家の名において行つたものであります。かくのごとくして二百万人に上る有為の青年を殺し、そしてその陰に幾百万人の父を奪われた遺児、夫を奪われた妻、子を奪われた老父母を血涙に泣かしめておるのでございます。
しかも、それはおおむね特攻戦術とか、その他これに類するような、絶対死ぬ境地に陥れられて、野蛮きわまる方法を強制された殺人行為であつて、人命の尊厳を蹂躪した鬼畜の行為を、国家の名において行つたものであります。かくのごとくして二百万人に上る有為の青年を殺し、そしてその陰に幾百万人の父を奪われた遺児、夫を奪われた妻、子を奪われた老父母を血涙に泣かしめておるのでございます。
最後にもう一つわれわれが申し上げたいことは、政府は戰争の犠牲者だけを苦しめているけれども、しかしかつての大将、中将、こういう戰争の大きな責任者は、自分の戰争責任を明らかにすることもなくして、またがつて鬼畜米英(発言する者あり)鬼畜米英ととなえて、若い者の命を捨てさしたこの大将、中将、高級将校たちが司令部と晩餐をともにして、再び日本の軍隊の復興のために協力することを誓つているのであります。
(「ソヴイエトのためだろう」と呼ぶ者あり)米英を鬼畜と呼んだ人々が、今日、日本の運命をアメリカの手に委ねようとしているのではありませんか。(拍手)、「そういう人々じやない」「あなたは中国のためだろう、ソヴイエトのためだろう」「議長、木村をつまみ出せよ」「やめ給え」「よく聞け」「酔つばらいみたいだ」「うるさいぞ」と呼ぶ者あり)
戰争初期から末期にかけまして日本軍がしでかしました残虐行為が、如何に鬼畜的であつたかを知りましたならば、数字的問題は別といたしまして、彼らが賠償を要求して来ることの如何に当然であるかを知ることができるのであります。この意味におきまして我々が過去になした罪悪の償いは当然これを果さなければなりません。このことはすでに総理大臣がサンフランシスコにおきまして列国代表の前に声明されたことと同様でございます。
しかもそれを百パーセントとるというのでございますから、これはまことに何と申しますか、鬼畜にもひとしい税金だと思うのですが、そういうふうなものが源泉徴收でどしどしとられていく。それをそういうふうにやらざるを得ないように追い込んでおるのが、この平衡交付金の基準率の引上げである。
われわれを称して彼らは強盗戰争と言いますが、もちろんわれわれ以上の鬼畜の行為であつたと思うのです。われわれ満州事変ではそうい鬼畜の行為をやりません。やつた覚えはありません。はたして支那事変その他でそういうことをやつたか知れませんが、われわれに與えられたものは何であつたかというと、まさに鬼畜そのものです。
そういう事案はほんとうの人民の声——何のために苦しんでおるかということや、どうわれわれは希望しているかということが法廷で明らかになるときに、当然それは社会の世論の支持も得るでありましようし、社会の一部の相当な感興もそそり、関心もたくさん出て来るというときに、これはまさしく悪法といえども行う、それを適用するに何の妨げかあらんというような、昔の悪代官、鬼畜検事というようなやり方が、この規定によつて合理化
鬼畜●●の叫びが起きた。鬼とは鬼、畜とは畜生である。●●と來ますというと、あたな方はよく覚えておられるでしよう。けもの偏にイギリスの英という字を書く、となると、けもの偏に米の字を書いた。けもののようなものだと宣傳された、そういう時代がある。みんな、あれに対してはどうでありましたか、これは怪しからんことであると言いなさつたかどうだか、活字までできたということである。
実に鬼畜にもひとしきような待遇を與えなければならぬ状態であります。私も就任早々そのことを聞きまして、非常に憂慮をいたしておるのであります。当局者も一同心配をいたしております。そこでまず刑務所の増築を考えまして——それは前年度の予算で相当程度の増築を認められておりまして、今現に建築をやつております。しかしながらこれも不十分であります。