1955-05-09 第22回国会 衆議院 予算委員会 第8号
ところが本日の新聞を見ますると「米軍飛行場の拡張——ジェット機用滑走路の延長を、政府は予算の成立を見越して早くも実施する準備にかかっている。そして、その衝に当る調達庁では、三十年度予算案に計上された飛行場拡張のための経費だけでは不足だとして、その資金をねん出するため、今後米軍に対し、提供施設の返還、国有建物への移転促進などを交渉することになった。こう言われております。
ところが本日の新聞を見ますると「米軍飛行場の拡張——ジェット機用滑走路の延長を、政府は予算の成立を見越して早くも実施する準備にかかっている。そして、その衝に当る調達庁では、三十年度予算案に計上された飛行場拡張のための経費だけでは不足だとして、その資金をねん出するため、今後米軍に対し、提供施設の返還、国有建物への移転促進などを交渉することになった。こう言われております。
また、防衛庁関係費のうち、さらに施設費等の経費は、前年度より二十七億円増額して八十億円足らずとなりまして、その大部分がアメリカ軍飛行場の拡張になるんだと聞いておるのであります。この問題は、土地の補償問題等、国民生活にも非常な影響がございますので、まず、その具体的な内容、すなわち、どの飛行場とどの飛行場をどのように拡張するかを明らかにされたいのであります。防衛庁長官に要求します。
先ず、基地周辺の教育についてでありますが、視察地は、豊中市、伊丹市、岩国市、小倉市、福岡市等、米軍飛行場若くはR・R・センターの所在地でありますが、これらの地は、それぞれ教育問題としても相当厄介な問題を持つており、その解決には、大いに努力しているものの未だよい結果を生んでいない面が多々あるように見受けられました。
立川市においては、昭和二十三年ごろから、一部の井戸水に悪臭汚濁あることを発見したのでありますが、昨年ごろから駐留軍飛行場周辺の一部地域は、特にこれがはなはだしくなり、その範囲も逐次拡大して参りましたので、本年五月九日から十九日までの十一日間に、一千五百四十の井戸について調査しましたところによりますと、悪臭のあつたものは五百三十九、極端に赤さびがあつて悪臭があるもの百六十七でありまして、これを合せますと
○楠本政府委員 これは調査する場所が、アメリカ軍飛行場の中にも及ぶことでありますので、当然緊密な連絡をとつて調査をしております。
○水谷政府委員 月隈小学校は、連合軍飛行場近辺にありますために、離着陸及び飛行による騒音のために授業に支障がありますので、他の地域に校舎を移転ずるに要する経費を要求されたのでありますが、これは福岡県の補助わく内で考慮される予定になつておるのであります。ただいまのところ、移転先が決定いたしておりませんので、あるいはこのわく内の補助も来年度になるのではないかと考えております。
それから三百四十八でありますが、これは旧陸海軍飛行場施設の所に、広い土地を塩田として特に安く低価に貸付けたのでありますが、資金難とか、その他採算がうまくいかんというような事情によりまして、その土地のうち約四十万坪、建物三千坪、こういう大きなものが土地を使用されないで放置されている。又土地の二十四万坪、建物の六千五百坪、これが最初の貸付け目的である製塩に使われないで、ほかの目的に使用させた。