1951-11-27 第12回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 第10号
一方発電県でありながら県外に送電をする、而も水源涵養、河川改修等の費用を全部負担している、こういうことであります。(「採択」と呼ぶ者あり)
一方発電県でありながら県外に送電をする、而も水源涵養、河川改修等の費用を全部負担している、こういうことであります。(「採択」と呼ぶ者あり)
結局いつかは勧告があつた場合に明らかになることでありまするから、私は勧告を待ちたいと思うのでありまするが、併し現在の地方自治というものが地方の税収、或いは起債、或いは平衡交付金等、財政的にも国と地方が持ち寄つて地方の自治というものが行われておるこういう現行の制度においては、同じ河川であつても、これは地方自治体だけの利害に関する河川でなく、国家的な見地に立つような河川であつても、その河川改修等の施行を
現在河川改修等の工事を施行しているいわゆる直轄河川が全国に何河川あるか。それからその直轄河川の二十六年度の予算要求は幾ばくと相なつているか。それから河川別に二十六年度の工事費のおのおのの各河川の予算別はどうなつているか。
本年の計画として、治山治水計画についてどれだけ盛つたかということは、こまかい数字は私今持つておりませんが、これは河川砂防、山腹砂防、植林、河川改修等、各般にわたりまして、大体去年の五割増し、あるいは三割増しということに、公共事業費は予算を増額いたしております。その点は御了承を願いたいと思います。
それから公企業の方に対しましては、百十億円が、農業水利とか、結核病院あるいは河川改修等に予定されておりまして、今司令部とせつかく計画案を立てつつあるわけであります。農業水利の方の十六億は、一部は少し怪しいという段階ですが、日本政府としてはそれを押し通すことにいたしまして、見返り資金の解除申請を司令部に持ち込んでおります。
なおまた河川改修等が、非常に原始河川のままの状態にあるために、この災害をより以上深刻にせしめておる。また山林の濫伐等のため、非常な土砂の流出等によつて川底をだんだん上げて來ておりますために、雨量以上に災害が非常に深刻になつて來ておるわけであります。それで建設大臣に、過般の國会におきましても、日本にはここ数年來の災害は必ずあるのだ。
本日の議事は公報に掲げてあります通り、災害復旧並びに河川改修等に関する二十三年度予算について、建設院当局より説明を聽取することにいたします。
――――――――――――― 本日の会議に付した事件 災害復旧並びに河川改修等に関する 二十三年度予算に関する件 ―――――――――――――
本日は災害復旧並びに河川改修等に関する二十三年度予算について、当局より説明を聽取する予定であります。まず建設院当局よりの説明を求めます。