1989-11-21 第116回国会 衆議院 建設委員会 第1号
そもそもこの構造協議というもの、アメリカの言葉ではSIIトークと言われているそうです。構造的なというのがS、障害をというのがI、最後のIはイニシアチブという意味だそうでございまして、そのイニシアチブという点では日本はどうもおくれをとっているのじゃないかというような指摘が盛んにされているわけでございます。
そもそもこの構造協議というもの、アメリカの言葉ではSIIトークと言われているそうです。構造的なというのがS、障害をというのがI、最後のIはイニシアチブという意味だそうでございまして、そのイニシアチブという点では日本はどうもおくれをとっているのじゃないかというような指摘が盛んにされているわけでございます。
そこでヒルズ通商代表は、今回の第二回の構造協議、SIIの進展についても自分は非常に不満足であるということをはっきりおっしゃっておられました。このままいくと、来年の春までに具体的な成果が得られるかどうか心配である、その場合には議会の対日批判というものが強まって抜き差しならないところへ来ることを非常に恐れる、こういうことをおっしゃっておられました。
SII、これは構造協議でございますけれども、SIIは極めて重要であると、取り扱っている問題には時間を要するものもあるとは承知していると、しかし、計画を策定する旨のコミットメントを早期に行い、来春には計画の方向性を示し、夏には計画が策定されることは可能であろうという、これはまあ率直なアメリカ側の希望なんだろうと思います。