1999-02-09 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
という規定があると思うんですが、一つの原発が古くなりまして高齢化といいますか、高経年化と言うようですけれども、高齢化した場合の原発についてはこの三回よりも頻繁に検査を行わないと、今までの三十年、四十年ということでこの試験片についての試験について規定されていたわけですから、それ以上の年齢を経た場合は頻繁に行うべきだと思うんですが、これはいかがですか。
という規定があると思うんですが、一つの原発が古くなりまして高齢化といいますか、高経年化と言うようですけれども、高齢化した場合の原発についてはこの三回よりも頻繁に検査を行わないと、今までの三十年、四十年ということでこの試験片についての試験について規定されていたわけですから、それ以上の年齢を経た場合は頻繁に行うべきだと思うんですが、これはいかがですか。
○稲川政府委員 高経年化した圧力容器の脆化の測定の仕方でございますが、これは、現在、原子炉容器の内部に原子炉圧力容器と同じ材料の試験片を内蔵してございまして、これを定期的に取り出して破壊試験を実施するというやり方をしてございます。
○稲川政府委員 昨日、通産省は、御指摘の原子力発電所の高経年化に関する報告書を取りまとめ、発表いたしました。この内容は、電気事業者の技術評価及び長期的な保全計画を検証、評価をいたしまして、さらに今後の高経年化対策の具体的な取り組みについて取りまとめた内容でございます。
八三%という数字でございますけれども、この高い稼働率が、今後原子力設備が高経年化する中でなお継続し得るものであるかどうか、そういうふうな観点から需給部会での検討が行われておりまして、我々の見通しするところ、この稼働率は今後かなりの期間高い稼働率が期待できるという見込みでございますが、この点が需給部会で議論をされてございまして、これによりますと、原子力の立地基数は十六基とかそういったレベルで四千八百億
そこで、商業用の原子力発電所の高経年化対策については、十分な安全確保を図るため国による指針が必要と考えるが、総理の御見解をお伺いしたい。 これまで、幾つか原子力政策についてお伺いしましたが、今後の原子力政策につきましては、原子力委員会の定める原子力の研究開発及び利用に関する長期計画を基本としているものと理解しております。
次に、原子力発電所の高経年化対策につきましてのお尋ねをいただきました。 通商産業省におきまして、平成八年四月、「高経年化に関する基本的な考え方」に関する報告書を取りまとめ、高経年化した原子力発電所の点検、検査の充実等、安全確保のための具体的な取り組みについて基本的な方針を示したところでありまして、今後も高経年化対策に万全を期してまいりたいと思います。
○太田(信)政府委員 高経年化ということで私どももきちんと勉強しておりまして、高経年化をした原子力発電所に対する対応をどうするか、三十年たっても十分な定検等を行えば大丈夫という結論も出ております。
この点につきましては長い期間をかけまして、原子力委員会の長期計画専門部会、あるいは総合エネルギー調査会の原子力部会におきましても昨年その方向性につきましての答申をいただいたわけでございますけれども、原子力につきましては、やはり地域の住民の方々あるいは国民が広く安心に至るまでの安全に対する念入りな担保が重要であろうということでございまして、特に今後、高経年化対策とかいうような方策も重要になる観点からやはり
確かに、一部の原子炉は相当年をとってきておりますので、そういった原子力発電所の高経年化も踏まえました対策、特にいろいろな事故、トラブルが起こりましたような場合には、それのケースごとに徹底的にそれを究明いたしまして、それに対する万全の再発防止策を講じようというふうなこと、こういった方針で事故、トラブルあるいは老朽化に対する対策をとっております。
○坂内政府委員 先生ただいま御指摘のいわゆる経年変化といいますか、高経年化といいますか、そういったことにつきましては、今回の美浜の事故に関するワーキンググループのレポートの中にもございまして、一口に申しまして定期検査等につきましても、経年変化といったことを考えまして、定期検査の項目のいわば洗い直しといったことも考えた形での見直しについて今後検討していくことが必要であろう、こういうふうな指摘をいただいております