1984-02-23 第101回国会 参議院 予算委員会 第2号
○政府委員(長谷川慧重君) お答え申し上げます。 五十九年の一月末現在の三県一市におきます未処介者の申請状況につきまして申し上げます。昭和四十七年度申請者の方々は八人いらっしゃいまして、うち熊本県は八人でございます。昭和四十八年度の申請の方は二百八十八人でございまして、うち熊本県が二百八十四人。昭和四十九年度におきましては二百七十二人いらっしゃいまして、うち熊本県が二百四十一人。昭和五十年度におきましては
○政府委員(長谷川慧重君) お答え申し上げます。 五十九年の一月末現在の三県一市におきます未処介者の申請状況につきまして申し上げます。昭和四十七年度申請者の方々は八人いらっしゃいまして、うち熊本県は八人でございます。昭和四十八年度の申請の方は二百八十八人でございまして、うち熊本県が二百八十四人。昭和四十九年度におきましては二百七十二人いらっしゃいまして、うち熊本県が二百四十一人。昭和五十年度におきましては
○政府委員(長谷川慧重君) お答え申し上げます。 熊本県におきます認定業務の現状でございますが、申請いたしました後におきまして取り下げる方がいらっしゃるわけでございますが、取り下げの方を除きますと申請者の総件数は九千九百十九件でございます。このうち、すでに処分の終わりました方は四千九百七十九件でございまして、このうち認定者の方々は千六百十二件、この中で亡くなられた方は五百三十一件でございますが、棄却者
○政府委員(長谷川慧重君) お答え申し上げます。 ただいま御指摘の研究報告書は、昨年の十一月に報告なされたものでございまして、その内容といたしましては、メチル水銀の慢性微量汚染が御所浦住民の健康状態に影響している可能性が強く疑われるというものであるというぐあいに承知いたしております。メチル水銀のいわゆる慢性微量汚染の健康影響につきましては、研究者の間でもいろいろの御意見があるところでございますので
○長谷川説明員 お答え申し上げます。 一般論といたしまして、伝染病の感染経路といたしましては、先生御案内のとおり、たとえば赤痢とか腸チフス、ポリオというようなものにつきましては、汚染されたもの、たとえば食品なり水なりを口から摂取することによりまして、すなわち経口感染によって感染が起こる。それからインフルエンザのような疾病につきましては、呼吸器系を通じて感染する場合、あるいはそれ以外にたとえば痘瘡のように
○説明員(長谷川慧重君) 紙巻きたばこの人体への影響につきましては、ただいま御説明があったわけでございますけれども、私どもは一九七〇年にWHOの事務局長からの報告、あるいは七四年の専門委員会報告が出されておるわけでございまして、そういうWHO関係の報告あるいはただいま先生からお話ございましたように、厚生省のがん研究助成金によって行っております研究の結果をいただいておるわけでございます。 その研究の
○説明員(長谷川慧重君) 従来から食品の検疫につきましては、コレラ汚染地域から輸入されます生鮮魚介類につきましては、輸出国の公的機関による衛生証明書の添付を要求しておったわけでございますが、先ほど申し上げましたような、昨年の池之端文化センターにおきます集団発生の事件に際しまして、その時点の途中の段階でございましたけれども、輸入生鮮魚介類によります感染の可能性も否定できないというようなことで、コレラ汚染地域
○説明員(長谷川慧重君) お答えいたします。 先生からただいま御指摘のございましたように、昨年の十一月の四日に端を発しました池之端文化センターのコレラにつきましては、先生の御指摘のとおり四十九人の患者、保菌者、それから一都九県にわたります患者、保菌者が結果的に発見されまして、それぞれ防疫措置を行ったところでございます。 いま先生からお話がございましたように、最終的な結論ということでございますが、
○長谷川説明員 現在わが国に設置されております検疫所は全国で九十六カ所、職員数は七百八十一名という形態でやっているわけでございますが、この七百八十一名のうち、いわゆる検疫官と称される者が四百六十七名、衛生検査技術者が百四十五名で検査業務に従事しているわけでございます。したがいまして、今般行われます輸入生鮮魚介類につきます検体採取におきましても、そういう検疫官あるいは衛生検査技術者等の方々が検体を採取
○長谷川説明員 現在、コレラの汚染地に旅行されておる方は年間約百万人と言われておりますけれども、この方々は海外からそういうコレラ菌を持ち込まれる、あるいは持ち込んでこられる可能性があるわけでございますので、現在、全国の検疫所において、そういう海外渡航者について、特にコレラ汚染地を旅行してこられる方々に対しては、検疫の段階でいろいろな状況調査あるいは視診、問診等による疾病の早期発見ということに努めているわけでございます
○長谷川説明員 厚生省といたしましては、今般の文化センター絡みのコレラの集団発生につきましては、現在、東京都及び各都道府県と緊密な連携のもとに感染経路あるいは感染源の調査を行っているところでございます。一部新聞にそのような報道がされているわけでございますけれども、厚生省としましては、今後ともさらに感染源、感染経路の究明について万全の努力をいたしたい、かように考えているわけでございます。 ただ、コレラ
○長谷川説明員 今回の池之端文化センターをめぐりますコレラの集団発生につきましては、厚生省といたしましては、事務次官を本部長とする厚生省内の対策本部を設けまして総合的な対策を進めておるわけでございますが、その中におきましては、患者の発見、治療という面で医師会等の協力のもとに、あるいは各都道府県との密接な連携のもとに、患者さんあるいは保菌者の方々の早期発見、早期治療を行うこととあわせまして、先生から御指摘
○長谷川説明員 文化センターの営業に関しましては、現在までの時点におきまして、文化センターで使われておりますもの百三十一件の検査におきまして、全部コレラ菌が陰性であるということと、それから調理従業員及びその他の職員につきましては、二回ないし三回にわたる検便の結果陰性であるということ、それからそこに使われております水につきましてはコレラ菌は検出されないというようなことを踏まえまして、現時点においてはその
○長谷川説明員 ただいま先生から御指摘ございました池之端文化センターをめぐるコレラの集団発生の件でございますが、先年のお話にございましたように、十一月の四日に、千葉県に住んでおられます方が真性のコレラ患者ということが確認されたことに始まりまして、池之端文化センターにおきます結婚披露宴等をめぐっての集団発生でございますが、四日以降十四日までの間に十都県にわたりまして患者十七名、保菌者三十一名、計四十八名
○長谷川説明員 昨年の有田の事例におきましても、まず患者さんが見つかりましてから防疫活動を行っておるわけでございますが、今回の場合は、先ほど申しましたように患者さんが見つかっておらない、それから海水から見つかったということから菌の検索をしているわけでございますので、そういう面では排出源に近づくためには非常に時間を要したという実態があったというぐあいに考えております。
○長谷川説明員 今回のコレラの事件に関しましては、患者さんが見つかっておりませんで、海水なり河川の中から菌が見つかっておるという非常に異常な事態でございますので、そういう点に関しましては、従来の疫学的な方法論が使えないというような戸惑いの点があったわけでございます。当初の菌の発見と申しますのが、検疫港が三月の二十二日に検疫法二十七条に基づきます政令区域内の海水の調査をやりました時点におきまして、五ヵ
○長谷川説明員 コレラの汚染につきましては、当初鶴見川が汚染されておったわけでございますので、その時点におきましては海からの汚染、海外汚染諸国から参りました船舶からの屎尿が海洋を汚染しましてそれが原因となっている海からの汚染という考え方と、汚染諸国を海外渡航されました方が国内へ持ち帰りまして、それが上流、陸の方から排せつされましたのが河川を汚染するという陸上説と、二通りの方法を考えておったわけでございますが
○長谷川説明員 福岡空港につきましては、地元の福岡県及び福岡市の方から、日曜日における航空機の検疫について認めてほしいという旨の要請がありますことは、先生御指摘のとおりでございます。 厚生省におきましては、福岡空港には現在三名、それから鹿児島空港におきましては二名の職員を配置して検疫業務をやっているわけでございますので、日曜日における検疫の即時実施というのは非常にむずかしい問題でございます。しかしながら