1961-05-25 第38回国会 衆議院 農林水産委員会 第41号
○山本説明員 ノリの輸入ワクの決定にあたりましては、従来から、生産者団体、問屋団体、輸入業者団体の三者の代表をもって構成しております需給調整協議会の意見を徴して決定するということにいたしておるのでありますが、本年度は特に六月一日から関税が引き上げになるという時間的な制約がございます。従いまして、需給調整協議会の最終的な結論を待っておりますとその時期に間に合わなくなるおそれがございましたので、急遽、その
○山本説明員 ノリの輸入ワクの決定にあたりましては、従来から、生産者団体、問屋団体、輸入業者団体の三者の代表をもって構成しております需給調整協議会の意見を徴して決定するということにいたしておるのでありますが、本年度は特に六月一日から関税が引き上げになるという時間的な制約がございます。従いまして、需給調整協議会の最終的な結論を待っておりますとその時期に間に合わなくなるおそれがございましたので、急遽、その
○山本説明員 私の関知いたします範囲におきましては、特に特別な圧力というような事実は何ら存じておりません。輸入の数量を決定いたします場合には、官庁内部では関係各省、すなわち、生産者側を代表いたします農林省、水産庁、それから、本件につきましては特に韓国側との外交問題との関係がございますので外務省にも参加してもらいまして、それぞれの立場からの御意見をよく出し合って、その協議の結果決定をしておるわけであります
○山本説明員 韓国ノリの輸入の手続でございますが、まずそれぞれの年度に総ワク幾ら入れるかということが決定されまして、それに基づきまして輸入の手続が始まるわけであります。ただいま韓国側の方が輸出組合を作っておりまして事実上一本化しております。日本側の方も、それに対抗する関係上、便宜商社の間で申し合わせをいたしましてその年ごとに交代で当番商社を作って、そこに一括外貨割当をする、それによって具体的な輸入の
○説明員(山本重信君) 韓国側の方から相当多量のノリが事実上日本の港に入っておるという情報を私たちも実は聞いておるのであります。しかし、これは事実そういうことが行なわれておるということでありまして、通産省といたしましては、その事実をもとにしてどう措置をするというようなことを何ら考えておりません。逆に言えばそういうことによって今の一億枚のワク云々を判断する場合の一つの根拠といいますか、そういうものとして
○説明員(山本重信君) ただいま私が申し上げましたのは、現在のこのノリの輸入をめぐる環境といいますか、考慮すべき問題点というような感じで申し上げたのでありまして今後の研究問題というふうに御了解をいただきたいと思います。もちろん諸般の情勢を検討いたしまして、将来この一億枚を更改した方がいいという、こういうような結論がかりに出るようなことがありますれば、もちろんこれをいよいよ実施するという段階では当委員会
○説明員(山本重信君) 本年度の韓国ノリの輸入につきましては、かねて数年前に当委員会でノリの輸入問題についてお話し合いがございましてその方針を路襲いたしまして現在まで行なっておるのでありますが、特にその中でノリの輸入の数量、方式その他につきましては、韓国ノリの需給調整協議会に諮問をしてその意見を徴してやる、こういうことになっておるのでありまして、本年度におきましても、そのような措置をとったわけであります
○説明員(山本重信君) 石炭につきましては、一応協定の見積もりでは、一九六〇年にコークス用炭、ガス用炭、いわゆる原料炭としてソ連から約五十万トンの買付を予定しているのでありますが、今日までの成約状況では、五十万トンちょっとオーバーする程度の成約ができております。 それから小麦につきましては、協定上は特に数量を計算しておりませんです。現在までの成約状況では、約四万トン程度の話が契約としてはできております
○説明員(山本重信君) 小麦につきましては、お話のように片方では余剰農産物処理の問題が出てくるような問題がございます。日本といたしましては、年々相当数量の小麦を今後も買うことになっておりますので、対ソ貿易に関しまして、いわゆるコマーシャル・ベースによりまして、世界各国を見まして一番有利な条件のものを買いつけるという感覚で処理して参る、その場合に最近のソ連の小麦の条件がかなり日本にとってもコマーシャル・ベース
○説明員(山本重信君) 日ソ間の貿易につきましては、先ほど大臣からもちょっと申し上げておりますように、ことしの三月、三カ年の貿易支払い協定ができまして、その協定の中に付属書というのがございまして、そこにソ連が日本から買うことを希望する品目、それから日本がソ連から買うことを希望する品目を計上いたしてございます。一九六〇年から六二年まで三年間にわたりまして、品目とそれからごく大ざっぱな数量を掲げてございます
○説明員(山本重信君) 栗山委員から御要求がございました西欧の通貨交換性に関連いたします資料をお手元に配付してございますので、ごく簡単に御説明を申し上げたいと思います。 資料を御要求の趣旨は、昨年の暮れ、西欧で大幅の通貨交換性が実施されたのでございますが、その後の動きがどういうふうになっているか、こういうことでございます。 この資料の第一ページには、「従来の経緯」というので、通貨交換性が実施されるに
○説明員(山本重信君) その点は賠償実施計画の問題でございますが、先方ではなかなか簡単に日本側に全部まかせるというような態度ではございませんので、現在でも賠償実施計画の中の優先順位と申しますかプライオリティにつきましては、あくまでもビルマ側が主専権を持って折衝しているという実情でございます。
○説明員(山本重信君) 賠償協定が成立しましたのが四月十六日でございまして、賠償の実施が開始されましたのが十二月に入ってからという状況でございまして、大へんに実施がおくれましたのでございます。その間の事情を申し上げたいと存じます。 ビルマと日本とが賠償協定を作りましたときに、その賠償の実施の方法につきましては実は協定の中には何もうたってなかったのでございます。今まで賠償ということは日本としても全然
○説明員(山本重信君) 私から簡単に現在までの賠償の実施の状況を申し上げます。 ビルマ賠償の実施が開始されましたのは、昨年の暮れからでございます。協定が効力を発生しましたのは、四月でございましたが、その後実施の方式、その手続等につきまして、ビルマ政府との間の話し合いが案外に手間取ったのでございますが、ようやくに妥結をしまして、年末からその業務に入っておるわけであります。その後はきわめて順調に進行をしておりまして
○説明員(山本重信君) 只今お尋ねがありました海外展示会の補助金の問題でございますが、本年度通産省といたしましてそうした用途に六百六十万円の予算を組んであるのであります。ところが海外へ持つて行つて展示をしなければならないケースが非常に沢山に話があるのであります。現在分つておりますだけでもパキスタンがこの九月にカラチで展覧会をやりたい、それからアメリカのシカゴ、ニユーヨークでやはり展覧会があるのでございます
○説明員(山本重信君) 私通産省の農林民生機械課長の山本であります。簡單に今回の展示会が実施されるまでの経過を御報告申上げたいと思います。か今回の展示会は国際連合の食糧農業機構が主催でございまして、丁度ビルマのラングーンにおきまして食糧農業機構の米穀委員会が開催される機会を利用いたしまして、今回の展示会が行われることになつたのであります。特に国際連合の方から日本にも参加させたらどうかという申出が、司令部