1947-10-01 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第22号
從いまして農家が副業に輕車輛運送事業をやりたいという場合におきましても屆出を、場合によりましては郵送でいたしますれば、それでこと足りるものと存じております。但し屆出をするにつきまして、屆出書に記載すべき事項もございますので、こういう點につきましては、一應この點が徹底いたしますまで、あるいはいろいろとまごつかれるようなこともあるかと存じますが、現在小運搬につきましての組合が各地にできております。
從いまして農家が副業に輕車輛運送事業をやりたいという場合におきましても屆出を、場合によりましては郵送でいたしますれば、それでこと足りるものと存じております。但し屆出をするにつきまして、屆出書に記載すべき事項もございますので、こういう點につきましては、一應この點が徹底いたしますまで、あるいはいろいろとまごつかれるようなこともあるかと存じますが、現在小運搬につきましての組合が各地にできております。
政府は外の目的のために、例えば開拓により無計画に木を伐つとり、幼稚木を伐採したり、殊に農業協同組合法案第九条第三項に薪炭生産を農産物と認めるというのがございますが、薪炭生産の八割は副業になつておるのでありまして、薪炭蓄積量は二十億石と称されております。
○小倉説明員 この前のときの御意見は、林業、特に薪炭の生産業でありますとか、あるいは山村のその他の副業、または農村の副業などもこの資産相續特例法の適用があるようにしたらどうかという御意見であつたと思いますけれども、このたびの特例法案におきましては、主として農地、それに關係しますところの農業という部面に限つておりますので、お話のように廣くすることにはなつておらないのでありますけれども、この點につきましては
とあり、その業務が耕作、養畜、養蟲の業務、これに附随する業務と解されるように、別表には出ておりますが、私どもはこの附随する業務というのは、農耕者が副業として行つておる、農耕附随の業務として養魚地であるとか、紙すきであるとか、製絲であるとか、たけのこ、きのこををつくるとか、あるいはきのこでちよつとしたカン詰やびん詰の仕事をするとかいうようなことをも含んで考えたいのでありますが、この業務を含むという中には
それから附随する業務の意味でありますが、付随する業務と申しますのは、副業という意味とは多少観念が違うのであります。從つてたとえば家内工業で紙をすくというふうなものは、はいりかねるのでありますけれども、たとえば水田養鯉するというふうなものは、これは耕作に附随する業務だということができると思います。それからまた農産加工なんかにつきましても、附随する業務ということになろうかと思つております。
山林の入曽權あるいは紙すきの副業とか、かごをつくるとか、その他いろいろの副業状態が、炭燒の副業等を混えまして、俗にいう農業經營という部内の中に加わつて、多角形農業の、世帯としては却つて副業だといわれる部分が主業になつておつて、農耕が從になつている場合が非常に多いのでありまして、やはりこれは離すことのできない。農業經營という、一つの農村部落を現實に形ずくつている状態なのであります。
ところが現在の薪炭、特に木炭の方でありますが、御承知のように副業製炭が全國では約八割程度であります。しかもこれは現在において農業會がやつておるのであります。
本法案に申しますところの共同施設とは、さしあたり開拓者のための副業施設を對象とする所存でありまして、最高限を二十萬圓以内とし、償還の方法等については從来の營農資金、住宅資金と同じく、長期低利の均等年賦償還の方法によることとしたのであります。
する作業經營であり、且つその枠内において從業員の生活も當然保障するというだけの覺悟がなければならないと思うのでありますが、最近見ますところによりますと、先程姫井さんが御發言になりましたように、年齢によるところの條件或いは家族による條件、更に甚だしいのに至りましては、郡部におきましては純勤勞所得によつて生計をするところの者は組合員においても最も強く動くというような見地からいたしまして、成るべくならば副業
それから農村工業の範圍でありまするが、第十條……本來農村工業と申しますれば、固より農産物の加工或いは副業的なもの、或いは全然そういうことには關係なく、寧ろ農村の勞力を利用するという意味における、例えば時計を作つたり、自轉車を作つたり、そういう材料は他から得るところの工業がございます。
この點ははつきり私共の農業協同組合法の立場も御了承下さいまして、山村における農民が副業でやる薪炭についても、これ亦農業とみなす、これは農民の面から見て農業とみなす、こういう思想から出ておるので、この點は御了承を願いたい。
○國務大臣(平野力三君) 御質問の御趣意は非常に御尤もであると思う點が多いのでありますが、やはりこの協同組合法の考え方といたしましては、極く山村に在住いたします農民は、副業として當然薪炭を燒いているのでありますので、この部分はやはり農業とみなす、かような解釋をいたしましたのは、實行に即しましてこれは當然である、かように考えるのであります。
只今の御答辯によりましても、例えばこの薪炭の生産業は山林に對して副業であると仰つしやつたのでありますが、山林というものは畑が非常に少いので、大抵家族が一段歩、二段歩の仕事をしておつて、主人その他の家族の大部分が山に行つて、即ち製炭をしているということを考えましても、木炭の生産が主業であつて農業の方が副業なのであります。ですからこれは私と大臣との見解は全然反對であります。
それから薪炭生産の業務はこれは自家用のものに限るかどうか、これは省内で打合せがあつたという前提で、林野局の方からお答えがあつたというのでありますれば、どうもぐあいの惡い點があるのですが、しかし私の考えておりますのは副業生産、こういうものを含めまして、ひとり自家用のもののみではない、そういう趣旨で規定をいたしております。
主婦の役目を考えてみますと、今後の婦人の職業の指導なり補導は副業的なもの、あるいは家内工業式なもの、家庭において主婦が簡單に仕事をなし得る機會を與え、またそういう方面の指導をする職を與えることが非常に重要になつて來るのではなかろうかと思うわけであります。
○政府委員(山添利作君) この第九條の二項によりまして、薪炭生産の業務、これを農民が行いますときには、農業のカテゴリーの中に入れるという規定でございますが、これは農業協同組合は、その農業という字が附けてありますが、言い換えて見れば、農民協同組合で、これは山村を取つて見ますれば、そこの農民はは副業的に必ず薪炭生産をやつておりますのが通常の業務でございます。
それは大體事務費に止まつておりますが、別の角度において先刻申上げましたように、機械であるとか或いは家畜の導入であるとか、或いはその協同組合が副業的の施設をするというような、いわゆる施設に國が補助をする、こういうものを相當擴充して行きたい。現在その豫算の一部は取つておるものもありますが、將來は協同組合の發展と共に、相當計畫的なる豫算を持つて指導するようにして行きたい。援助して行きたいと思います。
○政府委員(山添利作君) これは農民が副業として行う薪炭生産の業務がこの協同合事業の對象になるといことを規定したのでありまして、實際問題としましてこの副業生産の占めます割合は、現在六割くらいにはなつておるかと思うのであります。この規定が設けられますことによつて、現在の薪炭行政等に特別の變化を加えようとか、或いは來すであろうということは考えていないのであります。
これによつて資力に乏しい開拓者に、或いは農具でありますとか、家畜でありますとか、又住宅を入手する機会を與え、勿論十分ではございませんが、開拓者の営農並びに生活安定の基盤を築くために努めておるのでございますが、今回更に一歩を進め、一般の要望にも應えまして、以上の資金の外に開拓者の共同施設に対しても資金融通の途を開かんとするものでございまして、これによつて開拓地の自然的立地的條件に即應して、適当なる、例えば副業施設
本案に申しまするところの共同施設とは、差當り開拓者のための副業施設を對象とする所存でありまして、昭和二十二年度において總價二千萬圓を貸付けその償還の方法につきましては、從來の營農資金、住宅資金と同じく長期低利の均等年賦償還の方法によることとしたのであります。
それから只今寺尾委員からお尋ねになりました點でございますが、開拓地には御承知のように一昨年の暮から研究開拓が始まりましたので、まだあちらこちらで、そう副業も發達しておるのではございませんが、ぼつぼつやつておるところがございます。それで今度私共の方でこの共同施設に對しまして資金を融通いたします。
○寺尾博君 開拓地共同施設という只今大臣から御説明になつた、すなわち副業的なもの、これは非常に開拓地としては重要な意義を持つておるもので、見方によりますとそういう開拓地の特殊の天然環況を利用して、そこに他の平坦部なり他の地方でできない獨得の副業の成立に成功し得た開拓地は、他のものに先立つて優れて繁榮し存續する力を持ち得るようになるのであろう、こう想像それます。
更に第十三條においては、これらの役人になる者にはいろいろこれは關係する賣買業、製造、保管、輸送等、これらに關聯する會社の株式を一株も持ついはいかんというような工合に、殆んど副業その他、他の收入を得られる途を禁じておるのであります。
そうしてやむを得ず出るところの失業者は、職業補導所等の制度を設けて、人員の配置替をするという話でありましたが、かつて副業指導所とか、あるいは職業補導所というものは、しばしば設けられたる事實はありますが、その成果はあまり期待することができなかつたのであります。しかも今日におきましては、全國八十餘の都市は惨澹たる爆撃の被害を受け、四百萬戸あまりの住宅、工場は灰燼に歸しておる。