1947-11-08 第1回国会 衆議院 農林委員会 第43号
いまさらこれは私から申し上げるまでもないことでございまするが、この東北地方の農業上における地位の重大性に鑑みまして、積雪地方農村經濟調査所とか、あるいは奥羽試験地だとか、あるいは各地方の冷害試験地、そうした政府の機關に對しまして、もつと總合的に、これを計畫的に配置せられますと同時に、内容を整備擴充せられまして、十二分に所期の目的を達成せしめられよう格段の御配慮を願いたいと思うのでありますが、それに對
いまさらこれは私から申し上げるまでもないことでございまするが、この東北地方の農業上における地位の重大性に鑑みまして、積雪地方農村經濟調査所とか、あるいは奥羽試験地だとか、あるいは各地方の冷害試験地、そうした政府の機關に對しまして、もつと總合的に、これを計畫的に配置せられますと同時に、内容を整備擴充せられまして、十二分に所期の目的を達成せしめられよう格段の御配慮を願いたいと思うのでありますが、それに對
しかしながら明年度の施設といたしまして、特に東北地方のみのためにどういう施設をするという事柄はございませんが、積雪地方經濟調査所のごときは、この機構につきまして若干の考慮を加えて、その機能を發揮するようにいたしたいと考えておりまするし、またあそこの三本木等にできます東北の農事試験場の支場、これはいわば日本では新らしい意味の經營に關する試験場というような意味をもつてやつておるのでありまして、これらも早
こういうことでございますが、列擧主義の中にはそこに大きなものを掲示して、比較的輕微なものは氣象上の原因の中に全部引括めてしまう、こういうお考えのように承るのでありますが、そうといたしますならば農林省みずからが積雪地方農材經濟調査所を設け、あるいは昭和九年の大凶作以後、各地に冷害試験地というものを設けられておる。その御趣旨と相反しないかどうか、その點をお伺いたしたい。
そのほかに、たとえば地理調査所、土木試驗所というようなもの、なお警察學校というようなものがございますが、これは地方の特別官衙とも申されませんので、説明を省略いたしたいと思います。やはり各省と同じように、内務省關係の資材の割當を擔當いたします内務事務官が各都道府縣に駐在しております。
この勞働科學研究所を勞働産業安定調査所のごとくこれを勞働省内の一つの機關に採入れろという意見もあつたのでありますけれども、諸種の事情によつて當分の間これを現在のごとく民間側に置いておつて、これと勞働省とが十分なる連絡を坂つて科學的に勞働者の能率問題その他の施策を研究して参りたい、こういうように考えております。
それにつきましても一氣象臺だけの獨善的な立場に終つてもいけないと思いまして、その方の研究者、地震研究所、あるいは地理調査所、水路部、あるいは全國の大學、そういうものと協同いたしまして、連絡委員會をつくりまして、全國の衆知を結集いたしまして、地震の豫知ということをぜひとも解決してみたいという心組でおります。