1948-06-18 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第7号
○政府委員(大久保武雄君) 只今御提案になりました港則法、港域法並びに水先法の一部を改正する法律案に関しまして、提案の理由を御説明申上げます。右三件の中、港則法並びに港域法は一体的関係を持ちます法律でございます。この法律は、先般本國会において御審議を頂きました海上保安廰法と不可分の関係にある次第であります。
○政府委員(大久保武雄君) 只今御提案になりました港則法、港域法並びに水先法の一部を改正する法律案に関しまして、提案の理由を御説明申上げます。右三件の中、港則法並びに港域法は一体的関係を持ちます法律でございます。この法律は、先般本國会において御審議を頂きました海上保安廰法と不可分の関係にある次第であります。
港の地域の法律案、この港域法案はその施行期日が港則法案の施行と同時というような規定がありまして、港則法案と非常に密接な關連を持つておるのでありますが港域法を一應離して考えますと、港の範囲で全國のあらゆる港の地域を全部指定しでおりますので、國土委員會にむしろ適切なんであります。事前に國土計畫委員會の委員長と御相談したのですが、港域法一本であれば明らかに國土委員會の方に貰いたい。
この点は速やかに港域法を作案いたしまして、本國会に至急提案いたしまして、五月一日の本保安廰法律案実施までにはぜひ御審議を経たい、かように存じておる次第であります 次にお尋ねの船舶のトン数並びに速力について、はたしてこれをもつて満足なりや否やというお尋ねでありますが、現在の日本の國際情勢のもとにおきましては、この速力制限等は、よほど從來の船舶に対する関係方面の速力制限を緩和せられ、相当拡張せられておるわけであります
そこでこの面につきましては、目下私どもの方で港域法という法律を作案いたしております。五月一日までに本國会に提案をいたしまして、この保安廰のスタートまでには港域法を間に合わせたい、こう考えておりますから、よろしくお願いいたします。
大体従來も開港につきましては、この開港港則で港域がすでに定まつておるのであります、それからただ開港でない港におきましても、府縣等で大凡大体港則というものは定まつておりますのでございますが、それらの定め方が港々でメートルでやつておる所もあれば日本流の里や間でやつておる所もありまして、非常にまちまちで不体裁で困るということでございますので、これを整理いたしまして港域法というものを近く議会に御提出御審議を
と書いてありますが、これは大体陸上の警察と海の警察というものは波打際でわかれることになるわけでありますが、大体河川の口にある港につきましては、どこが境かわからないのでありまして、近く港域法という法律が出まして、港というものの境界をきめることになつております。