1959-03-24 第31回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第2号
3、その他の林業関係の主要経費につきましては、まず、林木品種改良事業に千三百万円を計上し、林木の新品種育成のため年次計画に従って都道府県に対する必要経費の助成を行いますほか、林木育種場の運営費を一括国有林野事業特別会計に計上し、林木育種場支場ニカ所の新設を含めて育種事業の推進をはかることといたしました。
3、その他の林業関係の主要経費につきましては、まず、林木品種改良事業に千三百万円を計上し、林木の新品種育成のため年次計画に従って都道府県に対する必要経費の助成を行いますほか、林木育種場の運営費を一括国有林野事業特別会計に計上し、林木育種場支場ニカ所の新設を含めて育種事業の推進をはかることといたしました。
従って、農業の方で申しますと、原々種圃五カ所を今度新たに設立いたします林木育種場に作る。そうして、それを営林署、それから県にそこで作った原々種を流しまして、そこで今度は原種圃で苗を作りまして、さらにそれを造林する人、あるいは苗木業者というようなものに配布する、こういう仕組みに考えているわけであります。
従いまして今回の農林省の設置法改正に当りましても、新しく、たとえば農地事務局を作りますとか、林木育種場を作るとかいうふうな改正をいたしましたけれども、同時に一方において、たとえば統計調査事務において相当の員数を減員いたしまして、それらの人を新しい方面に振り向けることによって、より行政能率の向上を期しておる次第でございます。
まことにけっこうなことだと思うわけですが、ただこのことは、今までは林業試験場が一手に引き受けてやっておったわけですが、ところが、今度林木育種場の新設によって、これを措置しよう、そういう意味だと思うのですけれども、今最初申し上げた行政機構の簡素化とかあるいはまた改組活用によって云々の二項の点から照らして、従来もこの面でできたものだから、わざわざ機構を拡大してまでも林木育種場を作る必要はないじゃないか、
第三点は、林野庁の附属機関といたしまして林木育種場を設置しようとするものであります。近年、わが国の木材需要の増加の趨勢は、特に顕著なものがございまして、毎年の伐採量は、森林の生長量をはるかに趨遍している現状にあります。従いまして造林事業の拡充には特に努力いたしているところでありますが、極力短期間に森林資源の造成をはかるためには、林木の素質を改良して、その生長量を高めることが根本であります。
第二に、森林資源の造成をはかるため、林木の種苗の生産と配布を行う林木育種場を林野庁の付属機関として設置することとし、これを北海道、岩手、茨城、岡山、熊本の各県に一カ所ずつ設けること。第三に、農林大臣は所要の地に林業講習所の支所を設けることができるとすることであります。 右二法案は、一月二十九日本委員会に付託されたのであります。
3、その他の林業関係の主要経費につきましては、まず、林木品種改良事業に千三百万円を計上し、林木の新品種育成のため年次計画に従って都道府県に対する必要経費の助成を行いますほか、林木育種場の運営費を一括国有林野事業特別会計に計上し、林木育種場支場二カ所の新設を含めて育種事業の推進をはかることといたしました。
従いまして、その一つの基礎的仕事として、今回御審議を願っておるように林野庁に林業試験場、林木育種場両方を設置することになったのでありますが、ここで原々種を作りましてその苗を一面営林局を通して国有林に配付する、また他面都道府県を通しまして民有林に配付するという建前をとっておるのであります。
それと同時に、次に今度の設置法案に出てくるところの林木育種場の問題でございますが、この育種場の問題になるとかなりに問題が違つてくると私は思うのです。たとえば北海道、岩手、茨城、岡山、熊本の五カ所、こうしでそれぞれ苗をお作りになるわけですね。
林木育種場との関係は、従来三十二年と三十三年は試験場で三カ所、それから特別会計の方の予算でもって二カ所、計五カ所をやつておりましてそして特別会計の方の二カ所も、その試験については実は林業試験場のその方面を担当しております職員が、実際上は委託を受けたような格好で行なっておりました。
そこで最も早い生長の種子を手つとり早く配ることを考えなければならぬというので、今度は今の制度とは別に、恒久的な制度として考えたのが林木育種場で、そこで精英樹を選定しまして、これは大体三十三年度までに実施完了します。その精英樹による木からりつぱに短期間で生長し得るような、その地方々々に合つたような種苗を生産する。
これらのほか、国有林野事業特別会計の民有林協力の事業といたしましては、林木育種事業の拡充強化及び国有林に隣接する地元農山漁村のために、放牧採草共用林野や、薪炭林共用林野の改良事業等を拡充して参りたいと考えております。
3、その他の林業関係の主要経費につきましては、まず、林木品種改良事業に一千三百万円を計上いたしまして、林木の新品種育成のため年次計画に従った計画的実施を期して都道府県に対する必要経費の助成を行いますほか、国有林野事業特別会計の民有林政協力の一環といたしまして、林木育種場の運営費を一括国有林野事業特別会計に計上し、林木育種場支場二カ所の新設を含めて強力に育種事業の推進をはかることといたしました。
これらのほか、国有林野事業特別会計の民有林協力の事業といたしましては、林木育種事業の拡充強化及び国有林に隣接する地元農山漁村のために、放牧採草共用林野や、薪炭林共用林野の改良事業等を拡充して参りたいと考えております。
第二点は、林野庁の付属機関といたしまして林木育種場を設置しようとするものであります。近年わが国の木材需要の増加の趨勢は特に顕著なものがございまして、毎年の伐採量は森林の生長量をはるかに超過している現状であります。従いまして造林事業の拡充には特に努力いたしているところでありますが、極力短期間に森林資源の造成をはかるためには、林木の素質を改良してその生長量を高めることが根本であります。
従いまして、その対策といたしまして、林木育種事業というものを積極的に進めまして、従来よりも短かい伐採の年数で伐採できる、しかも現在利用している程度の大きさになるというふうな優良な品種を見つけまして、それを積極的に造林していくという仕事をあわせて行わなければならぬと考えまして、昨年度から本年度にかけまして、全国に五カ所の林木育種所を作りまして、この品種改良の仕事に乗り出したという現状にあるのであります
次に、林業振興に要する経費につきましては、十億七千四百万円を計上し、従前の諸施策を強化することといたしておりますが、このうち、林業普及事業につきましては、地区制の整備と機動力の強化をはかることとし、林木品種改良事業につきましては、都道府県の事業に対する助成の強化並びに国有林野事業との協力による林木育種場の増設を予定いたしましたほか、新たに、木炭生産指導の強化をはかることといたしております。
なお、九州に三十二年度に林木育種場を作りましたが、三十三年度は関西に林木育種場を作り、そのための予算を計上いたしているのでございます。
なお、この経費の内容といたしましては、暫定的に採種林の選定調査を行い、母樹及び母樹林を整備しながら恒久的な措置といたしまして精英樹の選抜調査、精英樹クローンの養成並びに三十三年度よりは新たに採穂園及び採種園の造成等の都道府県の行う事業に対しまして助成費を計上いたしますとともに、国設の林木育種場の設置につきましても所要の経費を計上いたしておるような次第でございます。
次に林業振興に要する経費につきましては、十億七千四百万円を計上し、従前の諸施策を強化することといたしておりますが、このうち、林業普及事業につきましては、地区制の整備と機動力の強化をはかることとし、林木品種改良事業につきましては都道府県の事業に対する助成の強化並びに国有林野事業との協力による林木育種場の増設を予定いたしましたほか、新たに、木炭生産指導の強化をはかることといたしております。
次に、林業振興に要する経費につきましては、十億七千四百万円を計上し、森林経営の集約化並びに合理化につき、従前の諸施策を強化することといたしておりますが、このうち、特に林業普及事業につきましては、三億六千百万円を計上し、地区制の整備と機動力の強化により、本事業の拡充をはかることとし、林木品種改良事業につきましては、都道府県の採穂園及び採種園の新規造成に対する助成、並びに国有林野事業との協力により、林木育種場二
次に林業振興に要する経費につきましては十億七千四百万円を計上し、森林経営の集約化並びに合理化につき従前の諸施策を強化することといたしておりますが、このうち特に、林業普及事業につきましては、三億六千百万円を計上し、地区制の整備と機動力の強化により、本事業の拡充をはかることとし、林木品種改良事業につきましては都道府県の採穂園及び採種園の新規造成に対する助成並びに国有林野事業との協力による林木育種場二カ所
特に最近におきまして、林木育種の問題、あるいは林地肥培の問題、そういういろいろな問題が起りましたのも、そういうところに私は問題の深い根源があるのではないかというふうに考えておるわけであります。
ところで林木育種については、わが国ではきわめて最近まで研究の範囲を出ておらなかったのでありますが、国有林におきましては最近これを実行の段階に取り上げまして、林木育種所を設置いたしまして、ここで優良品種の栽培を実行して参ることになったのでございます。
このために来年度から予算上の新規事業といたしまして、林木品種改良事業を実施することといたしたいのでありますが、その事業の内容は、まず採種林につきましては、新しく林木育種の見地から検討いたしまして、その選定調査を行いまするほか、精英樹の選抜及び精英樹クローンの養成事業を国と都道府県が協力いたしまして、組織的にかつ計画的に実施しようとするものでございます。
でき上っておるという実情に相なっておるわけでありますが、これらの問題を取り上げますると同時に、ただいま御説明を申し上げましたように、全国の森林の中で現に優秀な生長を示しておりまするものを精英樹として取り上げまして、これらのものを親木といたしまして増植をはかって参りたいということを、もうすでに昭和二十九年から取り上げておりますが、これらの問題を三十二年度からは全国一齊に計画的に取り上げまして、国営の林木育種場
本年度予算要求といたしましては、特に一般会計におきまして、採種林の指定及び優良な杉品種の指定、こういうことによって暫定的な、措置を進めますと同時に、さらに今後の恒久的な措置の第一歩といたしまして、先ほど申し上げました精英、樹の選抜、林木育種場の設置、こういったことを取り上げておるようなわけでございまして、これらに対しまする予算の要求は、一億一千三百万円ほどになっておるわけでございます。
先ほど御説明いたしました千八百万円の林業試験関係の予算要求を三十二年度に特にこの林木育種の問題についてやっておりますが、これについては外国樹種の導入をいたします場合の適地調査というようなものの予算が相当の部分を占めております。いずれもこれらは導入を積極的にやって参ります場合の問題といたしましては、今後の問題に属するわけであります。