1952-05-26 第13回国会 参議院 地方行政委員会 第40号
でありますから、暫定的に地方自治財政で立替えろというならば、或いはそれは話合いもできないことはないと思いますが、併し立替えたものについては、国家地方警察の賞恤制度に準拠して立替えたものは特別平衡交付金で必ず責任を以てその尻拭いをいたしますかどうか、これをお尋ねしておきます。
でありますから、暫定的に地方自治財政で立替えろというならば、或いはそれは話合いもできないことはないと思いますが、併し立替えたものについては、国家地方警察の賞恤制度に準拠して立替えたものは特別平衡交付金で必ず責任を以てその尻拭いをいたしますかどうか、これをお尋ねしておきます。
絶対にそういうことがないなんと言つておられるから、こういうふうな尻拭いができていない法案を出されるのではないかと実は考える。これはやはり私がこの前に尋ねた百九十三條の適用に関しては公平の原則が外れておる取扱いだというのは、ここにみずから語るに落ちた結果が現われでおるのではないかということを考えざるを得ない。
ところが我我が反対したのは、一般税収入で以て大衆から財政資金を取上げておいてそうして超均衡予算を作りながら、一方においてはそれに何倍かする尻拭いを日銀の信用追加でやつておるから反対したので、單純な、簡単なことを考えることは許されないのであります。私はこういう財政投資、融資が少くなつて参りまして、而も自由党の一枚看板でありますところの電力開発、造船、石炭等に対しまして国家の投資金は非常に少い。
この両方で、つまり出るほうを三百億円削りまして、預託金を百六十五億円殖やしまして四百六十五億円の資金の引揚超過を作り出す、こういう形で見返資金の撒布超過の尻拭いをしよう、こういうのが財政の考え方だと思うのであります。
この三百億の外国為替資金は、政府の失政の尻拭い予算であることが明白であります。(拍手) 第六点といたしまして、これで最後の反対理由とするわけでありますが、この予算は全体を通じて国民生活の不安を増大する予算であるということであります。
れるならば、通貨はもう少し殖えなければならないはずじやないかということをやかましく申述べたのでありますが、そのときに大蔵大臣はそういう必要はないのだということで飼くまでも突つぱつておられましたが、その後数カ月経た今日においては、大蔵大臣も通貨の発行高六百八十七億の増加を認めなければならないというような状況になつておるのですが、これは一体政府が当初企図された政策を誤つたためにこういう結果になつて、この尻拭い
ところが大蔵省はそうじやなくて逆に管理部門の人数はここへ出しておきまして、それの尻拭いをしてこういう現業部門に押しつけるというのは、政府の方針とはまるで逆に行つておるのです。どう考えても森永官房長はやはり造幣庁とか、印刷庁の味方じやなくて、これは一つやつてやれというような誠にけしからんことだと私は思う。
ところが今お説のようにほかの部面の整理の尻拭いをさせられているようなことになつて来ると、これはまあ我々の今申上げた審議の何から行くと実は非常に困るわけなんですが、大蔵省にはそういうものがほかにありますか。
併し一方においては実は大蔵大臣がお締めになるが、日銀のほうの貸出の増加というものを尻拭いしておることは、この前本会議で申上げました通りでありますが、ともかくもあなたのほうの経済政策というか、総合経済政策、これが計画性を持つて動いて行かなければ、大蔵大臣、幾ら一人財政面で苦労して貯め込みになつたつて、これはもうしようがない、やはり全体の経済についてお立てになつて、そうして国民の生活水準を落さないようにと
(「共産党はどこの言いなりになるのだ」と呼ぶ者あり)日本共産党は、このような尻拭い的な法案に対しまして、絶対にこれに賛成することはできないのである。
これら独占企業が政府政策の失政である自由経済の尻拭いを次々と国民の十分なる理解も得ず、国民生活に転嫁する横暴なる行き方は、国民を塗炭の苦しみに陥れる誠に悲惨なものであります。政府の責任又重大と申さなければなりません。池田大蔵大臣が明言せられました経済の安定、能率、発展の経済三原則は国民欺瞞の看板として恥さらしとなることを申添えまして、反対の意を表するものであります。
一方におきましては大蔵大臣は、自由主義経済の下においても厖大な国家資金を自分で非常に厳格な統制の下に置かれておるのでありますが、この尻拭いを誰がしておるかというと、日本銀行がしておる。日本銀行の貸出増加は八月において二千四百億円でありまして、朝鮮動乱前の二倍、乙種ユーザンスを加えた実質貸出は三千六百億円で、三倍となつております。
場合によつてはそれもいいですけれども、又場合によつては油脂の原料のような盲目貿易と申しますか、この年の初めあたりに自由に輸入できた当時におけるユーザンスの尻拭いというようなことができなくて業界が困つておる。而もそれは正常に輸入されて、ルートもはつきりきまつて決して見込輸入ではないような分までに対して資金の抑圧によるところの影響は徒らにその混乱を来すというようなこともあるのです。
併し多少のまずいことがあつても尻拭いは司令部がするということが今の仕組であります。その委任状をそろそろ撤回したいという申入れを各銀行に対していたしました。その申入れに私どもは今後司令部の保証なしに仕事をする取きめが立派に成立して、今後の日本の貿易が滞りなく行くという見定めが付いたならば自分のほうの保証状を撤回する。
勿論高水位を上げたことによりまして当然この問題は起きるのでありますが、実際工事を竣工せしむるということは昭和三十五年度、六年度、七年度、三カ年計画を以てこれを行うわけでありますが、当時の状況からいいますと、少くともこの蒿上げ工事は三十六年度には着工しなければならない状態にあつたのでありますが、二十五年度の見返資金が打切られた現状においては、公共事業費においてこれをやつて、尻拭いをして行かなければならん
日本の大資本家は、約一千四百億にも余るところの復金融資でさんざん甘い汁を吸つたあげくに、これによつて生じたいわゆる復金インフレの尻拭いはすべて国民の税金で行われた。でそれらに貸付けられた金は回収して資本になつている。
而もこれによつて生じたいわゆる復金インフレの尻拭いはすべて国民の税金で行われたのであります。おまけに貸付けられた金はなかなか返されない。漸く返されたと思えば、それはもう国民のふところには戻つて来ないで、再びこの開発銀行を通じまして大資本の利益のために奉仕することになるのであります。これでは全く踏んだり蹴つたりでありまして、いつも犠牲にさらされるのは大衆と言わなければならないのであります。
現に只今又問題になつておりますところの、この日程第九の鉱工品貿易公団の損失金補てんのための交付金に関する法律案、この法律案は何とか言いますと、こはれ簡單に言いますと、つまりこれはこの前、問題になりました早船が女を連れて逃げたと、これは新聞で騒がれた問題でありますが、八千万円の公団の金を使つたあのつまみ食い、これらの尻拭いとか、それから政府のいわゆる盲貿易によつて大変な損失が起つた、これらの損失を、いわゆる
○江田三郎君 ちよつとお尋ねしたいのですが、先ほど大蔵大臣の御答弁の中に、不始末をしたものをまるで尻拭いをした試しがないというようにおつしやつたわけでして、成るほどそう言われるとそうかもわかりませんが、ただ農協のこういう赤字というものを農協の不始末とだけお考えになつておられるかどうかということなんでして、我々の考えるところによりますと、必ずしも農協だけの不始末とは考えられないのでありまして、旧農業会
従つて別個の問題で、政府が尻拭いをするということにつきましては、別に農協がやつておるということではなしに、今までも信用組合等が不始末をいたしまして、そうしてあと尻拭いをした例はない、こういうのであります。而しでこれは経済界の変動、或いは認、許可の遅れたために赤字の大きくなつたものもありましよう。併し一万一千という農業協同組合は大体同じ條件の下にやつたわけです。
そうして今年七百億円の撒超によつて生じました、この二十五年度の通貨膨脹ということの尻拭いが殆んど行われないままに、二十六年度も約百五十億円ほどの日銀の信用膨脹が見込まれざるを得ないという資金計画は、やはり成る程度、非常に私にとつては不安な感じがするのであります。
或いは吉田総理の常々言つていることから言つても、こういう点は例えば文部省が二億五千万要求するならば、それを承認したに違いないと考えるが故に、初めからの計算が杜撰であつたがために、その尻拭いのために、教科書をほんの一部配給というような結果になつて来たのじやないかということを我々は非常に遺憾とするわけなんです。