○塩崎委員長代理 簡潔に願います。
〔委員長退席、塩崎委員長代理着席〕 今回の訪米に関して、総理はみずから効果があったんだと言われるならば、日本側が何を述べて、それに対して米側からどんな反応があったかということについてははっきりさせて、責任の所在というものは明確にすべきではないだろうか、そしてこれを共同声明の形で発表するのが当然ではないか。
〔塩崎委員長代理退席、委員長着席〕 それをほったらかしにしておいて、そしてアメリカが脱退した二五%の拠出金というものの穴埋めを日本がやっている。しかも、そういうことですぐ総会が来るということになりますと、何のことはない、何のためにアメリカは脱退したのかということにもなってしまう。
〔塩崎委員長代理退席、委員長着席〕 これは空からもその監視をしよう、あるいは生産プラットホームにもし何らかの監視用の軍事用の措置を講ずる必要があれば何が必要なのか、かえってそれは弱いではないかというようないろいろな議論があるわけです。大切だという御答弁は、これらについて政府としてやはり野放しにするのでなくて考える、措置をひとつ研究するということですか。
〔塩崎委員長代理退席、三塚委員長代理着席〕 だから、具体的にこの例の場合には、この文部省の事務連絡、指導というのは不適当じゃありませんか。
〔森(喜)委員長代理退席、塩崎委員長代理着席〕 でありますから、やはり特別な学校をつくってあげなければならない。特別な学校をつくる場合に、日本人だけの学校でありますと、やはりまた閉鎖的な人間になってしまうわけであります。その国の子供さんたちと一緒になって学ぶような姿勢でなければならないと思います。そういう学校を日本がつくろうといたしましても、現地の国は認めてくれないのが普通でございます。
○塩崎委員長代理 本日はこれにて散会いたします。 午後四時三分散会
というのはどういう点かというと、 〔塩崎委員長代理退席、委員長着席〕 局長のほうは、筑波大学の場合は筑波大学に特殊な組織として置いた。それは筑波大学が設置される立法過程で、東京教育大学というもののいわば理事会から参与会になり、そして新しい開かれた大学の制度化として要請されたものを受けて法律化した、こういう議論ですね。
〔委員長退席、塩崎委員長代理着席〕 それで、先ほどの調査はしっかりなさるとおっしゃったと思いますけれども、調査をやって、それでもって速急に手を打つということをもう一ぺんはっきり言っておいていただきたいと思うのです。
〔委員長退席、塩崎委員長代理着席〕 一つは大学が聞くんだからそのはずがない。アメリカのコロンビアの場合には、コックスさんを呼んできてやったけれども、だいじょうぶだった。それだけですか。それだけで、そんなことで納得できないと思うのですね。
○塩崎委員長代理 午後三時に再開することとし、この際、休憩いたします。 午後零時十七分休憩 ――――◇――――― 午後三時十一分開議
〔委員長退席、塩崎委員長代理着席〕 そこで教育と研究の一体化を前提とした大学の中に混乱をして、その混乱をどう解決するかというときに筑波大学みたいな混乱をした、教育と研究を分化した、いわゆる大学の機能というものがどこかへ行ってしまうような間違った構想か出ているのではないか。もし整理をするならば、いわゆる教養学部の前期二カ年という、いわゆる教育を主とした高等教育部門を離せばいいのじゃないか。
〔塩崎委員長代理退席、委員長着席〕 しかしこれらの新たな領域を東京教育大学の既存の体制に加えることによって、総合的な教育研究のシステムをつくり上げることができる。これはやはり東京教育大学の発展的充実である、こう考えておる次第でございます。
〔塩崎委員長代理退席、委員長着席〕 こういう点で全学の信望を得た方を選ぶというやり方は、たいへん私なんかは妥当だと思うのですけれども、これも自主改革の一つだと思いますが、こういうものについては文部省もたいへんきびしい態度で臨んでいらっしゃいますね。片方でそういうふうにしていらっしゃる。
〔委員長退席、塩崎委員長代理着席〕 私ども従来の学部制度にこだわらない一般的な許容というものを今回お願いを申し上げたというのは、今後いろいろな大学での御検討と改善の努力というものを期待しながら、それをある意味で受け入れられるような幅広い表現でお願いを申し上げたい、こう考えた次第でございます。
〔塩崎委員長代理退席、委員長着席〕 優等生を、優劣をきめるということは、他よりもよくなるということ、したがって排他的になります。他よりもよくならなければいけない。極端にいえば、他を押しのけてもよくならなければいけない。そのことは逆にいうならば、非集団的になります。非集団的とは非社会的であります。これは社会要員の一員とする人間育成のための教育としては、私はたいへん問題があると思います。
〔委員長退席、塩崎委員長代理着席〕 教育基本法の前文は、「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。」と書かれておる。
〔塩崎委員長代理退席、委員長着席〕 やはり教員を養成するには四年制の大学を卒業して、十分な一般教養から専門知識を身につけて大学生活を送った人が教員になるのが一番望ましいという考えに立っているのだという点では、局長は当然そうだというふうにおっしゃったわけでございます。