1971-05-18 第65回国会 参議院 外務委員会 第14号
○国務大臣(愛知揆一君) あらゆる場合を想定し、そしてどれが国益に沿うゆえんであるかということは、真剣の上にも真剣に検討いたしております。
○国務大臣(愛知揆一君) あらゆる場合を想定し、そしてどれが国益に沿うゆえんであるかということは、真剣の上にも真剣に検討いたしております。
○国務大臣(愛知揆一君) これはまだどういう姿になりますかお答えできません。
○国務大臣(愛知揆一君) 私としても十分承知をいたしておる次第でございます。この干潟は、特にこの沖縄の特殊な地形からまいりますところの特殊な大きな問題でございますから、提供すべき施設・区域、返還を期待している施設・区域の問題とあわせまして十分に考慮いたしてまいります。
○国務大臣(愛知揆一君) あらためて申し上げるまでもなく、ただいまの喜屋武委員のお気持ちを十二分に体して大いに努力を新たにいたします。
○国務大臣(愛知揆一君) 全く意外なことを承る次第でございまして、さようなことは全然ございません。
(拍手) 〔国務大臣愛知揆一君登壇〕
○国務大臣(愛知揆一君) お答え申し上げます。 領海の問題でございますが、従来からの政府の考え方は、領海三海里説をとってまいりました。これを一方的に拡張したり、また、その外側に漁業水域を設定するというようなことは、それが何国でありましても公海自由の原則に反するものである、かような立場をとってまいりましたことは御指摘のとおりでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) 書面でなくても、口でお答えいたします。
○国務大臣(愛知揆一君) 大体は掌握いたしております。
○国務大臣(愛知揆一君) あわせて次にお答えいたします。
○国務大臣(愛知揆一君) できるだけよく調べまして御報告いたします。
○国務大臣(愛知揆一君) そうでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) 法律上あるいは条約上の権利義務の関係として言うことではないかと思いますけれども、できるだけ配慮をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(愛知揆一君) その御意見は御意見といたしまして、その事実、現在のところわかっておりますところをアメリカ局長から御報告させます。
○国務大臣(愛知揆一君) これはまことにごもっともな御質問であり御要求でございますから、今後とも誠意を尽くして勉強さしていただきます。
○国務大臣(愛知揆一君) これは岩間委員からも再々お尋ねのありましたように、たとえば、日本の国内としましては、電波法や放送法から申しましても、外国の施設が波を出すということは禁ぜられておるわけでございます。その国内の放送に対するかまえ方から申しましても、なじまない存在であろうかと考えられます。そういう点から考えて、望ましくない施設であると、こう言える。
○国務大臣(愛知揆一君) お答えいたします。 いま念のためにアジア局長にも確かめましたが、その記事はどういうことであるのかということを尋ねた事実はございますけれども、その記事を押えるとか、何とか、そういうことではございませんでした。
○国務大臣(愛知揆一君) 失礼しました。そういうことは考えておりません。アメリカの大統領に何か声明を出してもらうようなことをやっているのではないかと、そういうことは、現在そういうふうな話し合いはやっておりません。
○国務大臣(愛知揆一君) 返還につきましては、もう一昨年の十一月の総理と大統領との間の確約が内外にはっきりされておりますから、その合意されたものが条約的にもかっちり押えられるようにいたすつもりでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) いまもお話がありましたとおり、返還になりますれば、これは絶対にだいじょうぶ、本土と同様になるという基本線で合意をすでにしておりますから。なお実行上これが守られるように今後とも十分政府としても念を押してまいりたいと思っております。
○国務大臣(愛知揆一君) VOAについては、ちょうどだだいま岩間さんお見えですけれども、昨日もずいぶん強烈な御質問をいただきました。
○国務大臣(愛知揆一君) 沖繩返還ということと安保条約の関係は、何らの変更なしに沖繩に適用されるわけでございますから、そういう点からいいましても、一切、ただいまや尋ねになりましたような点も何らの変更はございません。沖繩返還とかかわりはなく本土並みに適用されるわけでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) それでは具体的にお答えをいたします。
○国務大臣(愛知揆一君) 一々その事柄をあげてお尋ねで、私はそういう点におきまして、冒頭から申し上げておるように、たいへん私どものやり方といいますか、言動が適当でなかったということについてはひたすら遺憾に思っている次第であります。
○国務大臣(愛知揆一君) この点もかねがね私もたいへん心を配っておるつもりですが、率直に言いまして、なかなかうまく動かない、これをぜひ改善したいと思っておりますが、御承知のように外務省においては、通称のことばですが、国会班というものを置きまして。官房の総務参事官がこれを統括いたしているわけでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) まず最初に私からひとつおわびを申し上げたいと思うんですけれども、昨日夕刻からと承知いたしておりますが、たいへん申しわけない行き違いと申しますか、外務省のほうの至らざる言動等によりまして、たいへん御迷惑をかけましたことがございましたことを私として心からおわびを申し上げます。
○国務大臣(愛知揆一君) 先ほど申し上げましたような考え方、姿勢でございまして、いまお話しのように、直接の航空路あるいは直接の船舶の航路というとこまでは含めて考えるところまでにはまだいっておりません。
○国務大臣(愛知揆一君) ただいま私が申し上げましたのは、日本側としての姿勢でございまして、現実に実務者間の話し合いが現在は行なわれておりません。
○国務大臣(愛知揆一君) まず、お尋ねの第一点のアメリカの対中国の旅行の制限緩和の問題でございますが、これは、アメリカのとった措置というものは、お尋ねのように、中国向けの希望のある場合には米国国民に対して旅券の発給をすると、その制限を解いたというふうに報ぜられております。そのとおりであると思います。
○国務大臣(愛知揆一君) ただいまも申しましたように、私は、その吉田委員のお考えやお尋ね、まことにごもっともだと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) これも私はごもっともと思うのでありまして、私、まじめに考えて、日中関係というものが将来長きにわたってよき関係をつくり上げるためにはいまが大事なときで、へたに迎合し過ぎたりその他をいたしますことは、かえって両国の永遠の相互信頼、親善関係をつくり上げることにならないのではないか。
○国務大臣(愛知揆一君) いまこれはアカデミックな問題として取り上げれば、そういう前提からいえば、私の頭の中には八つどころではございません。その倍も倍もあり得ると思います。したがって、この八つの、私も読んでおりますが、そのいずれというようなことは、いま私としては申すべき段階ではございません。
○国務大臣(愛知揆一君) 日米繊維の問題についてはただいまお話しのような経過に相なりまして、政府間の交渉というものはまとまらなかったことはたいへん残念に思っておりますが、日本側の自主規制の態勢に対しまして、アメリカ側がこれからどういうふうになるだろうかというお尋ねでございますが、これは大統領の声明その他にあらわれたところからうかがいますと、いわゆる立法措置によって日本からの輸出を阻止する、あるいはその
○国務大臣(愛知揆一君) 香港には宗主国というものはイギリスというところがございますから、そういう点から言いましても、他のところとは違って考えてしかるべきであると思います。本来宗主国がお世話をすべきところであると、こういう考え方も確かに成り立つと思いますし、そういう点からも問題を考えなければならないと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) 八日の日に日本繊維連盟としては態度を表明されました。その内容を韓国、台湾等に私のほうからも通知をいたしております。そして昨日も詳しく私申し上げたんでございますけれども、日本側としては、連盟としてたいへん大所高所に立った私はほんとうに敬服すべきりっぱな態度をおとりになったと思います。そして今後が非常に大事なところでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) 実は私どももその新聞の記事を読んだわけなんですけれども、日台共同で台湾沖の石油資源を開発する云々という趣旨でございますね。事実そういうことがないんです。
○国務大臣(愛知揆一君) いろいろの角度から御注意をいただきまして、私といたしましても、十分矢山委員の御意見を伺って大いに益するところがございました。今後とも十分配慮してまいりたいと、かように考えておる次第でございます。
○国務大臣(愛知揆一君) 政府としては、少なくともいままでのところそういう情報も十分には持っておらなかったわけでございますから、今後十分慎重な配慮を加えてまいりたいと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) 「中華人民共和国」という名前を使ったことについて、日本政府に何ら国民政府側からそういった苦情のようなものを申し入れた事実はないと承知しております。
○国務大臣(愛知揆一君) 大使級会談ということをまず言っておりましたのは、また現にそう言っておりますのは、どういうふうなかっこうで政府間の対話を始めるかということのスタートとしては、外交の常道として、いままで国交がない、しかも、それが長い間不幸にして続いている状況においては、一番妥当であり現実的なやり方である、こう考えておるわけであります。
○国務大臣(愛知揆一君) これは、現在の政府の立場として、私はやはりその立場をとっていることが非常に大切なことであると、まあ、こういうふうに思います。
○国務大臣(愛知揆一君) まことにこれもごもっともな御発言でございます。政府といたしましては、こうした国々がこの問題について非常に大きな関心を持っております。よくそのことは承知しております。そこで、三月八日に日本の業界が一方的宣言をせられまして、このことはそれぞれ通報はいたしておきました、とりあえず。
○国務大臣(愛知揆一君) この関係の吉田書簡についてはもうしばしば申し上げておりますように、これは本来私文書でございますし、私どももこれは承知しておりません。したがって、政府の立場でこれを廃棄するとか、これが続いているんだとかいうコメントをすべき立場にないわけでございます。その点は御了承いただきたいと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) お答えいたします。 政府といたしましては、三月八日以来事態を静観をすることが最も適当であると考えておりますので、その状態を続けておるわけでございます。その後特にどうこうという動きは先方からもございません。
○国務大臣(愛知揆一君) やはりこれは第二の原則と全く密接な関係があるのではないかと思いますから、自分のほうを唯一の合法政権として認めろと、そういう意味のいわゆる正常化でなければ、これは正常化を妨害するものである、こういうふうな趣旨ではなかろうかと思われます。
○国務大臣(愛知揆一君) 現実的抑止の……。
○国務大臣(愛知揆一君) ちょっとお待ちください。