1958-03-25 第28回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
この現在森林開発公団で取り上げておりますいわゆる熊野、それから剣山の地域におきまして国有林というものはほとんどないわけであります。そこで、国有林の関係というものは、具体的に出ておらないという状況でございますが、まあ一つの考え方といたしますと、従来はこういうことであるわけでございまして、たとえば一本の林道をつけます場合に、その流域に国有林と民有林がとにかく併存しておるという場合がしばしばございます。
この現在森林開発公団で取り上げておりますいわゆる熊野、それから剣山の地域におきまして国有林というものはほとんどないわけであります。そこで、国有林の関係というものは、具体的に出ておらないという状況でございますが、まあ一つの考え方といたしますと、従来はこういうことであるわけでございまして、たとえば一本の林道をつけます場合に、その流域に国有林と民有林がとにかく併存しておるという場合がしばしばございます。
それから、続いてちょちっとお伺いしたいのだが、この公団の帝業地区は現在熊野地区と剣山の地区と二つに決定されているようですが、両地区における事業は、多少当初計画からいいますと延びてはおるようだが、先ほど御説明のように、まあその後は順調にいっておるようで、ほとんど大部分のものは三十三年度に一応予定通り完成の見通しがついておる、それは大へんけっこうなことだと思うのです。
それからいわゆる四国の剣山地区はこの割合が二対八になっておりまして、これは地方的な慣習等も十分考慮いたしまして、まあこういうふうな定めをいたしておるわけであります。
次に、公団の事業に対する将来の見通しでありますが、現在、公団が事業を行なっております熊野、剣山両地域には、なお公団が開発することを必要とする未開発林が存在しますので、三十四年度以降、約八億円の資金をもちまして林道を開設いたすようにいたしたいと考えております。 以上が、現在の公団の事業の概要ならびに将来の見通しでありますが、次に、改正の要点を御説明いたします。
先ほど施設課長から説明いたしましたように具体的に申しますと、従来は剣山という方向に向って撃っておったわけですが、それを若干砲座を北の方へ移動いたしまして馬天嶺の方角に射程を向けますと、ここで四千メートルとれる。
の国庫補助配分適正化等に関する 陳情書 (第三三〇号) 労働組合運動の絶滅等に関する陳情書 (第三四五号) 労働争議の行過ぎ防止に関する陳情書 (第三四六号) 国民健康保険に対する国庫補助金増額等に関す る陳情書(第三 四九号) 肢体不自由児施設設置費に寄附金付年賀はがき 収益金の配分に関する陳情書 (第三五〇号) 結核回復者福祉法制定に関する陳情書 (第三五一号) 剣山及
大臣はあまりお聞きになっていないかもしれませんけれども、四国の剣山、石槌山、九州の霧島とかいう山奥には、一日幾らという請負で、些少な賃金でやっております。これは、昭和二十七年でございましたか、機構改革の際に切り離されて請負制度になっている。その人たちの賃金というものは非常に低いのであります。
十四日午前中は和歌山県下台風十五号の被害につき県当局、農林省和歌山統計調査事務所等の関係者よりその概況及び対策についての要望を聴取いたしたのでありますが、時間その他の事情より現地調査を省略し、午前十一時和歌山港より南海観光汽船の南海丸にて徳島県小松島に向い、剣山地区森林開発事業現地調査に参ったのであります。
それは、たとえば、この間、森林開発公団ですか、というのができて、熊野、剣山の開発をやる、そうして大きな林道をつけるわけですね。その林道というものは、あれでいくと、森林開発公団の方が負担をして森林の方にかけて行くわけですね、償還なり何なりというものを。ところが、あの水というものは一体それだけの効力しかないのかということです。当然あそこで電源開発問題が起きるわけです。
しかして、本法案に基く事業計画の骨子とするところは、全国的に概観して、森林資源がきわめて豊富で、針葉樹用材の割合が高く、跡地造林にも適当な条件を備えている熊野川流域及び剣山周辺地域を対象とし、昭和三十一年度及び三十二年度の二カ年間に、三十億円の資金を借り入れて、奥地幹線林道三十二路線、二百五十五キロメートル余の開設を予定し、三千六百町の造林を行い、林道開設事業の完了によって、開設後十五年間、年平均、
これはいわゆる奥地大幹線林道といったような範疇に属するものでございまして、従いましてこの剣山あるいは熊野、こういった流域の林道に関しましては、いずれも奥地大幹線林道の開設対象に相なる流域でございます。
それから、この内容的にはこの法案は熊野川と剣山地帯の後進地の特定地帯のものを取り上げてやっているのでありますが、第一条の目的に書いてあるような趣旨からいって、私はこの法律が通って円滑な実施をされてその遂行を見た暁は、やがて第二の熊野川あるいは剣山、第三の熊野川、剣山といったような同じこの種似たようなもの、さらにそれが針葉樹のみならず闊葉樹地帯においてもこういった法律をもって逐次おくれている方面を開発
○溝口三郎君 ただいま説明を伺ったのでございますが、熊野川及び剣山地域については、先ごろ国土総合開発の審議会において特別地域としての計画ができまして、その主要な計画は森林の開発で相当大規模なものであったように記憶しているのですが、両地域の森林開発約十年計画だと思いましたが、そのうちの一部分として三カ年計画で今回森林開発公団が設立されて、事業に着手するようになったのでございますが、特定地域の計画は相当大規模
○政府委員(石谷憲男君) 熊野川流域並びに剣山の周辺の地域の総合開発の特定地域の計画につきましては、この参考資料にそのまま掲記いたしてございますが、剣山地域のものにつきましては、四十四ページにございます。路線といたしまして二十九本ございまして、三十一年度以降の事業費の概算が十七億二千四百万円を要するというのが総合開発計画の中の林道事業の関係でございます。
○政府委員(石谷憲男君) 剣山は決定されておるというふうに私どもは承知をしておるわけでございますが、たしか剣山は三月二十三日の閣議で決定をしたように聞いておりますが、熊野地域については昨年の十月に提出はされておるようでございますが、まだ閣議決定はされておるというように聞いておらないのでございますが……。
現在、大規模な未開発林地帯の中で、奈良県、三重県及び和歌山県にわたる熊野川水系の流域並びに徳島県の剣山周辺地区は、千古斧鉞を入れざる地であり、針葉樹用材が多く、また、伐採跡地の造林についても好条件を備えておりますので、特にこれら両地区を対象として、その森林の急速かつ計画的なる開発を行いまして、林業生産の増強と林業経営の改善に資するため、余剰農産物資金融通特別会計等から資金を借り入れ、事業を合理的かつ
○大石(武)政府委員 根本の計画は、この熊野川、剣山周辺に関しましては六ヵ年計画でございます。三年間の一応の基本的な方策を終えまして、その後もいろいろな資金の見通しをつけまして、ぜひとも六ヵ年間にこの完全開発というものを目ざしてやりたい、こう考えておるのでございます。
先日も同僚委員の質問に対しまして、大石政務次官も、この森林開発というのは熊野、剣山に限らず、日本の他の森林区域にも拡張していきたいという抱負を漏らされまして、私はただいまの日本の材木の不足の点から熊野、剣山の開発は、最初の六ヵ年計画よりもっと広く拡張されたいということ、さらに全国に森林開発、治山治水対策とあわせて強力に推進されたいということを要望いたしておきたいと思います。
○田中(幾)委員 この参考資料によりますと、三十一、二年度といたしまして百九十五キロ、熊野地区におきまして二十三線、それから剣山地区におきまして六十キロ、九線、合計して二百五十五キロということで、工事費としては熊野川二十一億八千二百万円、剣山六億六千八百万円、合計二十八億五千万円ということになっているのであります。
ただし、先ほど長官から申し上げましたように、熊野、剣山という地区は非常に優秀な内容を持っておりますので、これは十分に採算が取れるという方針でいたしておりますが、ほかの地区に関しましては、必ずしも現在の見当では簡単に開発できるものではないのであります。
○石谷政府委員 お説のように熊野、剣山周辺の地域以外に、さらに相当まとまった規模の未開発が相当多く残されている地域があるわけでございます。資料にも掲示しているのでございますが、大体十七カ所ばかりございます。それでとりあえず熊野並びに剣山周辺というところに問題を集約いたしたのでございますが、これはやはり、何といいましてもこの両地域が内容的に見まして資源の質が非常にいいわけであります。
○石谷政府委員 これは法律によりまして理事長一名、監事一名、理事二名、これが理事者でございますが、大体仕事の中心となります熊野川流域と、それから剣山周辺の地域に一カ所ずつ現地の事務所を開設いたさなければならぬものと考えております。その場合において、ただいま申し上げました理事者以外の職員は大体事業費支弁の現場担当者を含めまして百名くらいでやって参りたい、またやり得るものだ、かように考えております。
○石谷政府委員 この開発についてでございますが、御承知のように林道事業の場合におきましては、現在公共事業費によりまして毎年の仕事を実施しておるのでございますが、その場合におきまして、このような今回の開発の対象にあります熊野川でありますとか、あるいは剣山周辺の民有林でありますとか、こういった比較的大規模な開発対象を開発いたします場合の林道に関しましては、現在国の負担が公共事業の場合におきましては六割、
かかる観点から全国の森林を概観いたしまするに、残されている未開発林地の中で、熊野川水系の流域及び剣山周辺地域は、森林資源がきわめて豊富であり、針葉樹用材の割合が高く、跡地造林に対しても適当な条件を備えているにもかかわらず、その開発が著しくおくれている現状でありますので、特にこれらの地域を対象としてその森林の急速かつ計画的な開発を行うことといたしたものでありまして、この事業に必要な資金といたしましては
かかる観点から全国の森林を概観いたしまするに、残されている未開発林地の中で、熊野川水系の流域及び剣山周辺地域は、森林資源がきわめて豊富であり、針葉樹用材の割合が高く、跡地造林に対しても適当な条件を備えているにもかかわらず、その開発が著しくおくれている現状でありますので、特にこれらの地域を対象としてその森林の急速かつ計画的な開発を行うことといたしたものでありまして、この事業に必要な資金といたしましては
また最近は聞くところによれば、非常に内地としては後進地である熊野あるいは剣山といったような方面を対象として、造林事業も含めた森林開発をやられるということは、私どもは非常に何と申しますか、感激しているのですが、それに関連しまして、私かつてお聞きしたことがありますが、北海道の風倒木の跡地の造林の問題であります。
○小西英雄君 それでは第二班の剣山地域の森林開発事業施行予定地の現地視察の概要を御報告申し上げます。第二班は三橋委員と小西が参加いたしたのでありまして、二月三日東京を出発、四日夕刻徳島市に着き、まず徳島県知事並びに県当局、地元関係者の説明を聞き、徳島市に一泊、翌五日ジープで那賀川下流平島の製材工場を視察しました。
先般御足労をいただきました熊野川及び剣山地域の山林開発事業施行予定地の実情調査について、本日は第二班剣山地区の御報告を伺うことにいたします。御出張の小西及び三橋両委員におかれましては、寒さの折から遠路御足労をいただき、まことにありがとうございました。では御報告をお願いいたします。
森林開発の熊野、剣山あるいは漁港、テンサイ糖、紙袋、麻袋、セメント、いろいろなものがうわさに上っております。一月十日の農相の記者会見の談話によると、米の俵をやめて麻袋を協同組合にやらせることを今考えておるというようなことを漏らしておられますが、そのものはこの対象になっておるのでありますか。一体その他の四十一億の見返り円使用の分類、内訳はどういうものに重点を置いていくのか。
先般熊野川及び剣山地域の山林開発事業施行予定地の実情調査をわずらわしたのでありまして、御出張の各位におかせられましては、寒さの折から遠路御足労をいただき、まことにありがとうございました。ではただいまから順次調査の結果について御報告願うことにいたします。第一班、三浦委員お願いいたします。